子ども達が演じる知られざる水上機特攻隊のドラマを成功させたい

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支援総額

1,300,000

目標金額 800,000円

支援者
120人
募集終了日
2020年11月30日

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2020年11月12日 19:15

空襲

 今回の「海色のインクに恋して」にも空襲シーンがあります。香川県と言えば、高松大空襲が有名で、今回の詫間海軍航空隊を調べるうちに、詫間にも空襲があったこと知りました。高松大空襲のようにB29の焼夷弾による空襲ではなく、グラマン機ヘルキャットによる機銃掃射です。

 教員の先輩からグラマンに狙われた体験を聴いたことがあります。パイロットの顔がはっきりと見えるぐらいの低飛行で狙われたそうです。詫間への空襲はまさにそんな様子だったのではないかと思われます。空から爆弾が降ってくるの恐ろしいですが、人が顔が見える状態で銃を撃つということの怖さは人間の尊厳に関わることです。

 いろいろご意見もあると思われますが、私は、eスポーツという名のシューティングゲームに危惧をいだきます。無人攻撃機の問題ですが、やがてゲームのような感覚で、自分は安全な部屋にいて、人を攻撃する戦争が起りはしないかと思うのです。

 いくつかのメディアに取材をいただきましたが、この空襲シーンをご覧になって、「本当に怖かった」とご感想をいただきました。現実の空襲はどんな場合でも生き地獄です。その中でもやはり、相手の顔が見える状態で撃つ、撃たなければ自分がやられる状態ではなく、一方的な優位のもと人を撃つ行為は人として許されません。普通の人間が戦争下で、やってしまうのです。そこが戦争の恐ろしいところです。子どもたちには、例えゲームの中であったとしても撃つことを躊躇う気持ちを持ってもらいたいと考えます。勝手な言い分で申し訳ございません。

 戦争を描いた音楽作品の中で、オネゲルが第二次世界大戦後1945年に書いた交響曲第3番典礼風の第一楽章「怒りの日」を聴くと、空襲で逃げ纏う人たちの様子を思い浮かべてしまいます。音楽の力で、戦争に対する憎悪を人の心に焼き付けようとしたのではないかと感じます。音楽は人を心地よくさせるだけのものではなく、憎しみをも表現します。今回の空襲シーンはそんな気持ちで書きました。怖いですが、ぜひ知ってもらいたい現実です。

 

リターン

3,000


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お気持ちコース

■お礼の手紙

申込数
30
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年3月

5,000


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【参加して応援!】公演ペアチケット1枚(12月)

■レクザム公演ペアチケット1枚 12月に発送します。

・日時:2020年12月27日(日曜日)
・場所:レクザムホール大ホール(香川県県民ホール)

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・日時:2020年12月27日(日曜日)
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