いよいよ、プロジェクトの実施にむけ大詰めを迎えています。

私事ながら、1月末に祖母の体調が急変したため一人日本に飛びました。到着した翌日に他界した祖母を見送り、帰路のスーツケースに日本でしか手に入らない絵本を30冊余り送料をかけることなく持参してくることが出来ました。

目標金額を達成してから、ある日校長先生と話をしていると、実は学校には教科書が足りていないとのこと。セカンドゴールも達成し、初めに予定していた最低金額を大幅に上回ってご寄付を頂いたので、足りていない教科書代やフリップチャートの教材にも予算を割くことに決めました。

教科書を出版している出版会社を数社回って歩くと、ルワンダの教育事情が少しずつ明らかになってきます。

詳しくは知らなかったのですが、教育省が昨年からカリキュラムを変えており、母国語であるルワンダ語(キニヤルワンダ)を子どもたちにしっかり定着させた上で公用語である英語、または私立ではフランス語を教えるところもありますが、第二外国語を教えることになったそうです。

そのため、小学校1年生から6年生までの6年間のうち低学年の3年生までは、科目として英語を習う時間はあっても、その他の授業は全てキニヤルワンダでの授業になるとのこと。

ところが、教育省が認めている教科書の出版及び印刷が間に合っていない状況であるらしいのです。教科書の改訂については、小学校低学年1年生と高学年4年生から終了、随時2年生・5年生、3年生・6年生という順番で改訂されて印刷を行っていくといいながらそれが終了するまでにも半年前後かかると言われました。学校教育のカリキュラムを変えておいて教科書が間に合っていない。なんとも、アフリカらしい。

教科書がなくては授業もままならないだろうと思いましたので、改定後の1年生4年生の教科書は生徒たちの数を購入。また、改訂前のであっても新しい教科書が来るまでは、1年生と4年生以外の教科書も今あるものを揃えることになりました。

 

このような状況で、結局絵本以外に英英辞書を2冊と英語⇔キニヤルワンダの辞書を10冊ずつ、それから教科書を幼稚園3クラス、小学校1年生から6年生までそれぞれ購入にあたり2月は奔走。

 

ナマケモノのように一つの仕事がゆっくりゆっくりなアフリカ。キガリ市内ではあれど5カ所の出版社や書店をぐるぐる回りながら見積もり、お金の両替、注文、支払い、納品の工程に目まぐるしく日々が過ぎて行きました。在庫の数がなかったり、先払いしないとオーダーしてくれなかったり。納品できると言われた時間に行っても準備が全くできていないのはもう当たり前でした。実際足を運び、紙に書いて説明をし、電話で確認を何回も行い数人で確認しているにもかかわらず、なんでこんなに複雑になるのかー!!!と毎日イライラしても仕方がないので一つ一つ作業を進めています。

 

一方、ヨーロッパからと日本からと12月にキガリ市内で購入しておいた絵本は揃っているので、(ヨーロッパから届いた絵本についてはまた書きます)そちらは安心です。

 

新着情報一覧へ