~ウムチョムイーザ学園・図書室の今~最終報告として。

この度、夫の任期が終了したことにより、家族で9月下旬にルワンダから日本に帰国いたしました。

 

帰国を3日後に控えた日に、ウムチョムイーザ学園の校長に呼ばれました。優子は、学校の子どもたちと2年余り関わってきてくれた。最後に子どもたちと一緒に写真を撮ったり、挨拶をしに学校に来てくれますか、と。

 

 

 

一同に1年生から6年生まで全校生徒が集まり、マリー・ルイズさんからの一言、校長先生・理事長からの一言を頂き、そして私からも生徒の皆さんに一言。それから、最後の最後の読み聞かせをさせてもらいました。みんなが一番好きだった紙芝居を読むと、大きな声でリアクションしてくれました。何度も読んでいるはずなのに、最後までこんなに楽しんでくれたことはとても嬉しい反応でした。

 

 

 

今までありがとう、とひと段落したところで6年生の生徒が前に出てきて、理事長がこう言いました。「優子と日本の方たちの寄付によって残して頂いた図書室をどう活用しているのか私たちは現在の達成度を示したいと思います。」とのこと。

 

 

 

黙って座っていると、その6年生の生徒は自分の読んだ本の要約を全校生徒の前で発表してくれました。そしてもう一人の生徒も。

 

 

これまで、各クラスになんでもいいので絵本の感想、絵、何でも描いてみてねと呼びかけてきましたが、それぞれの先生には提出していたのかもしれませんが、私には直接のアプローチが無かったのでちゃんとストーリーを読めていて、その内容をまとめて発表することができるようになっている生徒が出てきていることを目の前で確認できたことは、最後の大きな成果でした。

 

図書室の掃除を始めたときは、埃だらけになって、この人は何をしているんだろうと思っていたであろう生徒たち。そこに手伝ってくれる先生が出てきて、挨拶しに来てくれる生徒が出てきて、先生でもないのにTeacher Yuko!と抱き着いてきてくれる子たち。その子たちが大好きな絵本を今では家に持って帰って借りられるようになりました。これは、今図書室を管理しながら図書の時間を全学年担当してくれているGloria先生が貸し借りを管理してくれているお陰です。日本のシステムをきちんと取り入れて貸借カードを作って、ということをしているわけではないのにノートのメモだけで機能している様です。Gloriaは、長年事務を担当しているため各生徒のことをよく把握しているためこれができたのだと思います。

 

 

 

このような利用が続き、更に子どもたちが図書を有効活用してくれること、また絵本及び各学年に必要な図書が整っていくことを願い、Umuco Mwiza学園図書室での私の役目を終えました。

皆さまに支えて頂いて立ち上げが実現した図書室、2年経った今もちゃんと運用されています。

また、帰国間際に大学の夏休みを利用して図書室の読み聞かせに来てくれた学生さんと会いました。今後も何らかの形で図書室への支援も入っていくのかもしれません。昨年にもベルギーから校長先生の知り合いが尋ねて図書室を見学し、図書の寄付を約束してくれたそうです。

 

直接図書室を見て皆さまにご報告できるのはこれが最後になるかもしれませんが、また現地からの報告がありましたらこのメッセージを使ってお知らせしたいと思います。

 

このプロジェクトに関わってくださったこと、子どもたちに絵本を読む喜びを共に伝えて頂いた皆様に改めて再度御礼申し上げます。ありがとうございました。 

 

 

 望月優子

 

 

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