出前実験「光で楽しむ化学」シリーズ第２回、DNA検出の実験を行いました！

こんにちは、若林です。

福岡舞鶴高等学校での出前実験シリーズ「光で楽しむ化学」、第二回は光を使ったDNA検出の実験を行いました。

昨年度に引き続き、PCRの原理や光化学を使った検出法について解説し、DNAの電気泳動実験を行いました。ちょうど高校1年生の生物基礎の授業でDNAの複製について学んだ直後というタイミングで、DNAの性質について学び実験を行ってもらうことができました。実験では、PCR条件（DNA濃度）の違いで光り方が異なることや、DNAの分子量で泳動度が異なることを体験してもらいました。予備実験よりもきれいな泳動結果に、正直驚きました。また、PCR以外でも医療に関わる様々な場面で光化学が活用されていることを紹介しました。

生徒の皆さんからは、「初めて使う器具もあり楽しく実験できた」、「PCRの原理や、医療に光がどう利用されているか理解できた」、「化学に興味がわいた」、「光が生化学でも役立っているとわかった」、「今（授業で）やっている生物基礎の内容も、応用でここまで面白くなることが知れて良かった」など、嬉しい感想をたくさんいただきました。

このような経験が（光）化学に興味を持つきっかけになってくれることが、ピカリかがくの願いです。これからも化学の面白さを伝えていけるようにチーム一同で頑張っていきたいと思います！