
支援総額
目標金額 3,100,000円
- 支援者
- 145人
- 募集終了日
- 2025年7月31日
「どんなことがあっても、学ぶことをあきらめないで」~1人の少女の人生を変えた高校生~
こんにちは、事務局長の小島です。
PLASをご支援・応援くださるみなさま、ありがとうございます。
2024年6月、私はケニアにいました。
首都ナイロビから国内線を乗り継ぎ、さらに車で3時間、そしてバイクで砂利道を走り、たどり着いたのは、現地の学校。
ここには、2023年から始まったPLASの「性に関する教育事業」でピアエデュケーターとして活動する高校生たちが通っています。
出張最後の時間に、望まない妊娠を防ぐプログラムに参加する高校生たちにインタビューする機会がありました。
そこで、1人の男の子、ブラックストーンさんが語ってくれた言葉が忘れられません。
「近くに住んでいた女の子が、12歳で妊娠してしまいました。中絶が許されず、出産したのですが、学校に戻った彼女は周りから心ない言葉をかけられて退学しようとしていたのです」と。
人口100万人のホマベイ郡では、3人に1人の女の子が10代で妊娠・出産をしています。その多くが、望まない妊娠。
PLASでは、ブラックストーンさんのように高校生のピアエデュケーター(女の子も男の子もいます)を育成し、正しい性の知識を伝え、自分や大切な人の身体を守り、自分の人生を自分で選ぶために必要なことを伝え続けています。
「学校を辞めようとしていた女の子は、その後どうなったのですか?」と彼に聞いたとき、私の頭には、泣く泣く退学を選んだ小さな女の子の姿が浮かんでいました。
けれども、彼が語ってくれたことは、全く逆でした。
「僕は、彼女の話を聴きながら、『どんなことがあっても絶対に学校をあきらめないで』と何度も伝えました。いま、その女の子は学校に通い続けています。」
望まない妊娠によって、家族にも理解されず、友達からも蔑まされていた女の子が、ひとりのピアエデュケーターに出会ったことで、退学を思いとどまり、今でも教育を受け続けているー。
その姿に胸がいっぱいになりました。
PLASの「性に関する教育事業」でピアエデュケーターたちが同世代に伝えることは、妊娠のメカニズムや避妊方法だけではありません。
人生を自ら選ぶことができること、教育を受けつづけることの大切さも伝えています。
いま、ピアエデュケーターの活動を通して正しい性の知識を届けた10代の子どもたちは、980名を超えています。
1人の女の子が教育を受け続けることで、貧困の連鎖から抜け出し、次の世代の選択肢も広がっていきます。
誰かの人生が前向きに変化していくことは、その人の周りの大切な人たちの未来にも、まるで波紋のように希望が生まれていく。そう私は信じています。
貧困ではなく、「Positive Livingの連鎖」を
この波紋は、女の子たちや「性に関する教育事業」に限りません。
「PLASの親子支援事業」では、取り残された家庭と子どもたちへ、経済的自立と相談・カウンセリングを届け、人生を自ら選択できるよう後押ししています。
これまでわたしたちが支援を届けた子どもたちは、8,500名以上。
※緊急支援した子どもたちを含む
この数字の向こうには、子どもたちの周りのきょうだいや、将来生まれてくる子どもたちの未来があります。
PLASの事業に参加する前、「将来に希望を持てる」と答えた子どもたちが1割ほどだったのが、事業への参加後に7割以上の子どもたちが「将来に希望を持てる」と答えていることは、私たちにとっても大きな希望です。

もうすぐ20周年を迎えるPLASでは、より多くの家庭、子どもたちに支援を届けるため事業モデルの変革にチャレンジしています。
具体的には、各地域の農業グループや学校との連携を通して、1対1の支援からコミュニティ単位での支援へと、より広範な支援を届けられるモデルへ広げています。
絶対的な貧困下で暮らす子どもたちは、サハラ以南に2億3,700万人も残されています。
一人でも多くの子どもたちが、自分の人生を自分で描けるように。
ピアエデュケーターの高校生、ブラックストーンさんが一人の少女の将来を変えたように、このページを訪れたみなさんの一歩も、ウガンダとケニアの子どもたちの未来をそっと支えていくと信じています。
どうかわたしたちに力を貸してください。
ご支援のほど、よろしくお願いいたします。
リターン
3,000円+システム利用料

3千円|お気持ちコース
<返礼品が不要な方向け>
特別な返礼品がない代わりに、いただいたご支援をより多く活動へ充てさせていただきます。
●サンクスメール
●2025年度 年次報告書(PDF)
- 申込数
- 78
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2026年2月
10,000円+システム利用料

1万円|ステッカーコース
●PLASロゴステッカー
PLASのロゴ「プラッシー」のロゴステッカーをお届けします。
=====
●サンクスメール
●2025年度 年次報告書(PDF)
●メールニュース
月2回の活動報告やイベント案内をメールでご連絡します。
- 申込数
- 9
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2026年2月
3,000円+システム利用料

3千円|お気持ちコース
<返礼品が不要な方向け>
特別な返礼品がない代わりに、いただいたご支援をより多く活動へ充てさせていただきます。
●サンクスメール
●2025年度 年次報告書(PDF)
- 申込数
- 78
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2026年2月
10,000円+システム利用料

1万円|ステッカーコース
●PLASロゴステッカー
PLASのロゴ「プラッシー」のロゴステッカーをお届けします。
=====
●サンクスメール
●2025年度 年次報告書(PDF)
●メールニュース
月2回の活動報告やイベント案内をメールでご連絡します。
- 申込数
- 9
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2026年2月

物価高でごはん食べられない若者に今すぐ食糧を|緊急支援2025冬
- 現在
- 11,859,000円
- 寄付者
- 319人
- 残り
- 28日

貧困・虐待などで親を頼れない若者に伴走支援を|若者おうえん基金
- 現在
- 7,221,000円
- 支援者
- 339人
- 残り
- 5日

夜の世界で孤立・困窮している女性たちに、必要な支援を届けたい
- 総計
- 162人

児童労働をゼロに!都市へ働きに出される子どもを地方部で防ぐ
- 現在
- 2,834,000円
- 支援者
- 209人
- 残り
- 1日

新たな命を守る1分がここにある。新生児専用救急車の更新にご支援を
- 現在
- 55,293,659円
- 寄付者
- 1,369人
- 残り
- 7日

#みんなで届ける介助犬|介助犬と共に笑顔で暮らせる人を増やしたい。
- 現在
- 1,244,000円
- 寄付者
- 76人
- 残り
- 33日

夜の世界で孤立している人たちに、AIの力で「明日の選択肢」を届ける
- 現在
- 4,130,000円
- 支援者
- 109人
- 残り
- 28日

第二回!保護犬活動も応援できる”命をつなぐ”平飼い養鶏場の規模拡大
- 支援総額
- 2,367,000円
- 支援者
- 297人
- 終了日
- 7/15

山形庄内で東北初「東電テレビ会議49時間の記録」を上映します
- 支援総額
- 295,000円
- 支援者
- 34人
- 終了日
- 2/7
北海道・十勝の幸”おうちレシピ”を冊子にして、200円で売りたい
- 支援総額
- 513,000円
- 支援者
- 80人
- 終了日
- 5/12
雷神降臨!立花山城城督 立花道雪「第二回道雪公まつり」開催!
- 支援総額
- 721,000円
- 支援者
- 57人
- 終了日
- 8/31
旭川勝て菌プロジェクト|患者さん・医療従事者へ笑顔を贈りたい
- 支援総額
- 1,190,000円
- 支援者
- 140人
- 終了日
- 1/12

成功者の経験談から、若者が人生のヒントを見つけられる場をつくりたい
- 支援総額
- 675,000円
- 支援者
- 40人
- 終了日
- 12/14
ミツバチと人が住めるまちづくりをしたい!
- 支援総額
- 369,000円
- 支援者
- 42人
- 終了日
- 1/4









