ゆっくりなことは悪いことなのか

おはようございます。

 

巷は受験シーズン真っ盛りですね。

ここ数年、受験戦争の低年齢化が進んでいるようで、私立中学などへの進学率が50％を超える自治体もあるとか。これには、いろいろな背景があると思いますが、その話は横に置いておいて、今日は、ゆっくり型のお子さま・ご家族への応援メッセージです。

 

ご自身またはお子さまが、小・中学受験を経験された皆さまはご存知のことと思いますが、低年齢での受験においては、子供自身の成長の度合いが、準備の過程および結果に大きな影響を及ぼします。平たい言葉で言ってしまえば、早熟さんが優位ということです。特に12歳くらいまでは、成長の個人差が激しい時期ですので、ゆっくり型のお子さんの場合、大人がかなり介入しないと結果は出しにくいというのが実情です。そんな現実を目の当たりにして、ゆっくり型のお子様を持たれたご両親が焦られるのは無理もないと思います。またお子さま自身も、早いお子さまと比較され（あるいは自分を比較して）、自信を失い、自尊心が低くなってしまったり。。。

 

でも、人間は一人一人成長速が違います。伸び時も違います。幼稚園で伸びる子、小学校で伸びる子、中学校で伸びる子、高校で伸びる子、大学で伸びる子、大学院で伸びる子、学校を卒業したあとで伸びる子。。。

本当に百人百様ですし、何がきっかけとなって、ポンっと伸びてくるかもわかりません。

 

 

 

 

 

人生は長いです。焦らず、慌てず、諦めず、前向きに、地に足をつけて努力を重ねていきましょう’。いつかびっくりするような美しい花が咲が咲くかもしれません。

 

早期教育プロジェクトも良いですが、長期教育プロジェクトもぜひ作っていただきたいですね。