やえ&はなみのためのプロジェクト
「保健所から来た下顎の折れた捨て犬の治療をしてあげたい!」

 

プロジェクトが29日に公開になって、今日で2日目。
みなさま、早速プロジェクトにご賛同くださり、2人を応援、ご支援頂き本当にありがとうございます!m(__)m

 

今日は、ホームの方ではあまり詳しく触れていない、2人のこれまでの経緯をお伝えしたいと思います。

 

昨年12月10日、保健所からレスキューした、2人の女の子。
「やえ」と「はなみ」

 

↑下顎が折れている「やえ」ちゃんです。

 

お口の菌が回って顎の骨がほとんど溶けてしまい、下顎が折れています。

(折れている箇所から歪んでしまっています)

保護された時には既に折れていて、獣医さんの話によれば、とても痛かったようです。ちょっとの刺激でもお口の中が出血してしまい、鼻腔を通って鼻から血を流していました。

 

↑腐ってしまったお口の膿が鼻から出続けている「はなみ」ちゃんです。

 

歯石が歯よりも大きく人の親指ほどもあります。

上下の歯石同士がくっついていて口を完全に閉じることも、噛み合せようとしてもカチカチ当たってしまうため食べ物を噛むことすらできません。

(右側のほっぺが膨らむぐらいの大きさです。)

 

2人の健康状態はとてもひどく・・・。

お腹に帝王切開の手術の跡や、大小いくつかの乳腺腫瘍、白内障や心臓弁膜症。

なによりお口の病気が深刻でした。

2人とも口鼻瘻管(口腔と鼻腔が貫通した状態)で、何本か抜けた歯のポケットや歯肉の間には膿がたくさん溜まっています。鼻や時には涙がでる場所からも膿が出ていて、ご飯も満足に食べられません。

 

「やえ」は、下顎がちょうど真ん中あたりで折れてます。

(レントゲン写真、印のところで折れてます。)

細菌で顎の骨が溶けもろくなっていたため、軽い衝撃だけで折れたのではないかとのこと。レントゲンを撮ってもらいましたが、もう骨が溶けすぎててプレートを入れることもできず、折れて日にちがたちすぎているため、くっつく可能性もないとの見解。

 

 

イメージしてみてください。割り箸を折ると、折った箇所はトゲトゲしていますよね。これが顎の骨だとしたら、日にちが経つとその折れた箇所の骨が吸収されたり磨耗して丸くなるそうです。折れてすぐは本人もすごく痛いけど、もう痛がってもいないし、処置のしようがないということでした。

 

何とか希望はないものかと、大きな病院にセカンドオピニオンにも行きましたが同じ見解でした。

 

くっつけるための手術はもう出来ない・・・

手術をするんだとしたら下顎の折れた箇所での切除というお言葉。

 

だけど、ご飯が食べられて、日常生活に支障がないのであれば、現状維持がベストかもしれないとのアドバイスで様子見になりました。

レスキュー当初、些細な刺激で、お口の折れた箇所からの出血が、鼻から出ていたことが時々ありました。食事は、人間の赤ちゃん用の、やわらかいスプーンで、子犬用のやわらかくふやかしたご飯を上手に食べてたやえちゃん。

 

 

レスキューしてから1ヶ月。固いご飯は食べられませんが、やはりドクターが仰っていたように、やえは折れた下顎に慣れているようで、切除をすると余計に日常生活が不自由になる気がしています。

 

しかしながら、お口の手術のとき、状態によっては切除になる可能性もあります。不自由になるかもしれませんが、命にはかえられません。

 

 

↑これは「はなみ」のお口の写真です。

はなみは、お鼻からクシャミで膿を出しています。お口からの膿です。

ちょうど写真の真ん中あたり。よく見ていただくと・・・穴があいているのが分かるかと思います。これが口腔と鼻腔が貫通している穴です。この穴はひとつだけでなく、何箇所かに穴があります。

 

かれこれ、14年ほどこの活動をしてきて、たくさん体に病気やリスクを持った子を見てきましたが、これほどひどい口鼻瘻管は経験がありません・・・。

 

お口が腐っているので、臭いはとんでもないにおいです。

離れた場所にいても、はなみちゃんがあくびをしたり、クシャミをするだけで、におってきます。それほどの臭いです。

お口から鼻に回って、クシャミで出てくる黄色い膿は、常にどこかしらに飛んで、毛布などがすぐ汚れてしまいます。黄色い跡があちこち点々。

彼女は心臓も悪いので、一日に何度も何度も、ブシュブシュとクシャミをするので、とても苦しいと思います。

 

それに、この歯石・・・。

歯石が歯を包んでいて人の親指ほどもあります。

上下の歯石同士がくっついていて口を完全に閉じることが出来ません。やえ同様、骨が溶けているし、歯茎すらもうありません。

ご飯を食べようとして噛み合せようとしても、上下の歯石がカチカチ当たってしまうため食べ物を噛むこともできません。

 

とてもつらいと思います。

 

2人とも、お口の治療をしてあげないと、命にかかわるようなことになってきてしまう・・・。

大きな病院でお口の治療をしなくてはいけないのですが、その治療費がなかなかの高額。かといって、放置してはどんどん菌が回っていってしまう。乳腺腫瘍も、ちょっと大きめだったりするので早くとってあげたい。だけど治療費が捻出できない。

 

 

元気で明るくて、甘えん坊で可愛くて、とってもいい子な2人。

何か悪いことでもして困らせることも、わがままを言うこともしません。

触って!と寄ってくる姿は本当に可愛くて、元気には元気だけど、やっぱりこの健康状態は早く治療してあげないと悪くなる一方・・・。

 

私の心は葛藤でいっぱいでした。

 

そして、悩みに悩んで、クラウドファンディングのプロジェクトを立ち上げることにしたのでした。

 

誰かが見捨てた、やえとはなみの命。


動物遺棄は犯罪です。
いつも思います・・・犯罪だから捨てないで!っていうわけじゃない。

愛せないから捨てる、という行為だけは本当にやめてほしいです。

事故に合うかもしれない。

放浪して食事もとれずに餓死するかもしれない。

野生の動物に襲われるかもしれない。

もう、一緒に暮らせないなら、もっと違う安全な方法で命への責任を全うしてあげてほしい。

 

健康状態は・・・だけど、2人とも無事なだけでも救いです。

放浪してる間、一緒に体を寄せ合って寝てたのかなぁ、食べ物はどうしてたんかなぁ、よく無事でいてくれたね、とそれだけで目頭があつくなってきます。

 

人が犯した「やえ」と「はなみ」への罪。

犠牲になるところだった2人への償いも、手を差し伸べるのも、幸せにしてあげられるのも、私たち人間にしか出来ないんじゃないかなと、この活動を通じて、いつも思います。

 

年間に処分という形で、人間にいのちを絶たれる動物たちが、どれだけいるか、みなさん、ご存知でしょうか。

もし、お時間があったら、一度調べてみてください。

現実がそこにあります。

 

犬猫の殺処分は、ひとつの社会問題なんじゃないかなと思います。

動物に興味のない人もいると思います。

しょせん畜生なんて思ってる人もいるかもしれません。

 

だけど、これは悲しい現実です。

ひとつひとつの、生きているいのち。

私たちの家族や愛する人と同じいのち。

何の罪もない子たちが、税金というお金をかけて処分されています。

 

犠牲になるところだった2人には、過去を忘れ、健康になって、本当の家族とともに、長く生きて幸せになってもらいたいです。

 

どうか、みなさん、可愛い未来ある2人を支えてください。

懸命に生きる2人に、あたたかい手を差し伸べていただけませんでしょうか。

 

目標達成まで、拡散のご協力もお願いできますとうれしいです。

どうぞ、2人をあたたかく見守ってやってください。

 

また、今後も2人のご報告をしてまいりたいと思います。

プロジェクト終了まで、どうぞお付き合いいただけますと幸いです。

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。