プロジェクト本文
▶︎はじめに
はじめまして。猫ルビの飼い主の柴草と申します。この度は当プロジェクトをご覧いただき誠にありがとうございます。
今回はルビが罹ったFIP(猫伝染性腹膜炎)という命に関わると云われる恐ろしい病気をなんとしてでも治療し元気になってほしいと願い、治療費を募りたいとプロジェクトを立ち上げさせて頂きました。
どうか最後までご覧頂けますと幸いです。
▶︎ルビの紹介と病気までの経緯
名前: ルビ
性別: 男の子
誕生日: 2021年2月生まれ
種類: ベンガル
生後約9ヶ月になるルビを2021年11月に我が家にお迎えしました。
迎えてから30分も経たずに人の膝の上に乗り寝るようなとても人懐っこい子で、その人懐っこさに驚きました。最初のころは家の中を興味津々に元気よく探検していました。
よくゴロゴロと喉を鳴らしながら一心不乱にふみふみしていたり、眠る時は必ず布団の中や人の顔に寄り添って眠るようなとても甘えん坊な男の子です。
そんなルビですが迎えた初日から軟便が続いていました。環境の変化によるストレスもあるのだろうと、余計にストレスのかかる病院には連れて行かずまずは様子を見ることにしました。
▪︎迎えてから1週間後
なんとなく初日よりだんだんと大人しく過ごすようになった気がしました。ただこの時は「新しいお家に慣れてきたのかな」としか思いませんでした。
▪︎迎えてから1週間と3日後
軟便は続き、やはり元気がなくなったような気がしました。それに加えてお腹が膨れてきたと感じました。最初は太ったのかと思いましたが、以前ネットで腹水と言って病気等によってお腹に水が溜まることがあると書いてあったことを思い出しました。なのですぐに近くの動物病院へ連れて行きました。
↑お腹に水が溜まって膨れています
血液検査と糞便検査をしました。結果腸炎だろうということで整腸剤や消炎剤などを貰って帰りました。念のため腹水を抜いてFIPの検査をお願いしました。結果が出るのは時間がかかるそうです。
▪︎病院に行ってから3日後
動物病院から電話があり、検査結果はFIP陽性だったと聞かされました。
↑FIPか調べる検査の結果報告書。猫コロナウイルスが検出され、それが変異しているということを示しています。
検査を依頼してからはFIPという病気について調べていたので、それがとても恐ろしい病気だということは分かっていました。聞かされた瞬間は頭が真っ白になり、何かの間違いではないかと疑いました。まだ1歳にもなっていないのに患い死んでしまうのかと思うとやりきれない気持ちでいっぱいになりました。
▶︎ FIP(猫伝染性腹膜炎)という病気と治療について
▪︎FIP(猫伝染性腹膜炎)の概要
まず猫コロナウイルス(現在騒がれている新型コロナウイルスとは別物です)というものがあります。これは猫全体の約半分以上が罹っていると言われています。猫コロナウイルス自体は無症状であったり軽い下痢を起したりする程度のさほど害のあるものではありません。
しかし、このウイルスがまれに体内で突然変異を起こします。突然変異したものは強毒なウイルスとなりFIP(猫伝染性腹膜炎)を発症し猫の体を蝕みます。後述しますが、様々な重篤な症状を引き起こし、自然治癒は無く、数日〜1、2ヶ月でほぼ死に至ります。その多くは免疫力が弱い1歳未満に発症します。また、一度FIPウイルスへと変化したら二度と元のウイルスには戻りません。
▪︎症状と3つのタイプ
FIPには3タイプあります。
—ウェットタイプ
お腹や胸に水が溜まるのが特徴です。
ードライタイプ
内臓にしこりができたり神経症状が出ます。
ー混合タイプ
どちらの症状も合わせて出ます。
すべてのタイプに共通して、元気が無くなる・食欲低下・貧血・下痢・嘔吐・発熱・黄疸・寝てばかりいるなどの症状が出ます。
(参考:https://www.jbvp.org/family/cat/infection/05.html、https://www.fipcat.com/、http://www.petwell.jp/disease/cat/fukumakuen.html)
ルビはウェットタイプと診断されました。
餌の時間以外はずっと寝ていて、お腹も重いのかほとんど動かず過ごすようになりました。呼吸も速くぐったりとしてとても辛そうにしていました。
▪︎治療法について
FIPは診断されてからは、症状を緩和する処置をし数ヶ月余命を伸ばすだけで死を待つばかりです。
しかし数年前から日本では未認可ではありますが、たくさんの猫ちゃんが完治したと報告がある海外製の薬が登場しました。
ただし、とても高額です。体重によって与える量が決まっていて、体重が多ければ多いほど与える量とそれに伴って金額も増えます。ドライタイプだと1.5~2倍薬を与える等、タイプによっても変わります。また84日間連続で投与をしなくてはいけません。そして新薬を提供している病院は限られていて、私たちの自宅から1番近くて片道3時間程かけて通わなくてはなりません。
しかしルビの命を繋ぐためにはこの薬に頼るほか選択肢はありませんでした。
FIPは進行がとても速く治療には一刻を争います。診断結果が出た後は1日でも早く投薬を開始する必要があるため急いで新薬を提供してくれる病院へ行きました。まずは取り急ぎ16日分の新薬を処方してもらいました。
いち早く病院に連れて行ったおかげか幸いにもルビの症状はそこまで進行しておらず、完治の可能性は十分にあるだろうと判断されました。
▶︎プロジェクト詳細と目標金額について
なんとしてでもルビに元気になってほしい。我が家に来てやっとのびのびと過ごせるのだから、生まれてわずか数か月で辛い病気のまま命を終わらせず、これからの人生を生きてほしい。そう願い、唯一完治させることができる可能性のあるこの新薬に希望を託すことにしました。
▪︎目標金額について
目標金額を630,000円とさせていただきました。手数料+税金83,160円を引かれて実際に手もとに入る金額は546,840円となります。
また実際にかかる治療費の総額は1,242,400円を想定しています(FIPと診断されるまでにかかった治療費は含めていません)。
必要な金額1,242,400円と目標金額630,000円の差額分612,400円と手数料代83,160円はもちろん私たちの責任としてなんとか貯金等工面し自己資金を用意して賄います。
必要金額1,242,400円の内訳としまして、
・新薬代を現在の体重3.8kgで考えた場合:12,100円×84日=1,016,400円
・体重の増加に伴う新薬代(体調が良くなってきて食欲が増し成長期ということもあり体重は増えます):体重1kg増加ごとに3,025円/1日増加→途中から5kgになると見積もって約100,000円
・交通費が最小で6回通ったとして90,000円
・その他毎回かかる検査費用の合計おおよそ120,000円のうち36,000円(ペット保険に加入していますので自己負担となる分)
合わせて治療費は1,242,400円となります。
※現段階では想定の部分が多く、断定は出来ません。なので最小の価格で計算しております。
ペットを飼うという行為にあたって、
・もしも手術など高額な医療が必要となったときに費用を払えるようペット保険へ加入
・その医療費として数10万円の貯金
・ペットが老いたときにかかるであろう費用の貯金の計画
などは今後を想定して責任を持って準備をしてきたつもりでした。しかしながら新薬にはペット保険が適用されないことや、予想の何倍も超える治療費となり払うことが出来ずに只々自分の無力さを感じています。
そんな時クラウドファンディングという方法を教えて頂き、なんとかご支援ご協力を頂けないかとプロジェクトを立ち上げました。
▶︎おわりに
ルビを迎えてからほんの3週間ほどでFIPと診断されました。まだ短い間しか一緒に暮していませんが、我が家に来てくれた大事な家族だと思っています。
どうにか資金を集めてルビに84日間継続して薬を投与し、病気の完治を目指したいです。
どうか皆さまのご支援ご協力を頂けますと幸いです。最後までご覧いただきありがとうございました。
▪︎Twitter(@rbsn223)にて経過報告等させていただきます。
また、本クラウドファンディングに関するお問い合わせは上記TwitterまでDMにてご連絡ください。
※新薬は日本で認められていないものですので自己責任で使用になります。また全ての猫が必ず100%完治するという効果を保証するものではありません。
※新薬を広告する意図はありませんのでご了承願います。
※写真などにあるプライバシーや規約に関わる部分は伏せています。
READYFOR事務局:
ペットの治療費用を集めるクラウドファンディングに関しては、以下のガイドラインもご確認ください。
ペットの治療費用を集めるクラウドファンディングに関する当社の考え
- プロジェクト実行責任者:
- 柴草 彩波
- プロジェクト実施完了日:
- 2022年3月2日
プロジェクト概要と集めた資金の使途
ルビに新薬を投与しFIPの完治を目指します。頂いた大切なお金は全て薬代などの治療費に使わせていただきます。
リスク&チャレンジ
- プロジェクトを実施する上でのリスクについて
- 現在ルビは頑張ってくれていてますが、考えたくはありませんが万が一亡くなった際には今までの治療費に充てさせていただきます。
- プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
- 必要金額と目標金額の差額はなんとか自己資金を確保していますのでそちらで賄います。
プロフィール
FIP(猫伝染性腹膜炎)になってしまった猫ルビの治療をしたいと願い、プロジェクトを始めました。どうかご支援ご協力の程よろしくお願い致します。
リターン
2,000円
2,000円支援コース
●心をこめて感謝のメールを送らせていただきます。
頂いた貴重なお金はすべて治療費に変えさせていただきたいと思いますので、費用のかからないリターンを設定させていただきます。
- 支援者
- 55人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年3月
5,000円
5,000円支援コース
●心をこめて感謝のメールを送らせていただきます。
頂いた貴重なお金はすべて治療費に変えさせていただきたいと思いますので、費用のかからないリターンを設定させていただきます。
- 支援者
- 31人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年3月
10,000円
10,000円支援コース
●心をこめて感謝のメールを送らせていただきます。
頂いた貴重なお金はすべて治療費に変えさせていただきたいと思いますので、費用のかからないリターンを設定させていただきます。
- 支援者
- 14人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年3月
30,000円
30,000円支援コース
●心をこめて感謝のメールを送らせていただきます。
頂いた貴重なお金はすべて治療費に変えさせていただきたいと思いますので、費用のかからないリターンを設定させていただきます。
- 支援者
- 4人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年3月
50,000円
50,000円支援コース
●心をこめて感謝のメールを送らせていただきます。
頂いた貴重なお金はすべて治療費に変えさせていただきたいと思いますので、費用のかからないリターンを設定させていただきます。
- 支援者
- 2人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年3月
プロフィール
FIP(猫伝染性腹膜炎)になってしまった猫ルビの治療をしたいと願い、プロジェクトを始めました。どうかご支援ご協力の程よろしくお願い致します。