半世紀にわたる歴博の挑戦!正倉院に残された古代の文書を後世へ
半世紀にわたる歴博の挑戦!正倉院に残された古代の文書を後世へ

寄付総額

10,644,000

目標金額 3,500,000円

寄付者
538人
募集終了日
2018年3月30日

    https://readyfor.jp/projects/rekihaku1?sns_share_token=&utm_source=pj_share_url&utm_medium=social
    専用URLを使うと、あなたのシェアによってこのプロジェクトに何人訪れているかを確認できます
  • Facebook
  • X
  • LINE
  • note
2018年03月12日 11:54

正倉院文書とは?(第七回)ーその中に書かれている内容とはー

 

こんにちは。歴博の仁藤です。本日は、正倉院文書の歴史の7回目です。

 

正倉院文書のなかで最も大部で、初期の状態を残している続々修は47帙440巻2冊に分類されています。

 

その内容は、第1類写経類集(1~11帙)、第2類経巻歴名(12~16帙)、第3類諸司文書(17・18帙)、第4類経師等手実行事(19~28帙)、第5類筆墨紙(29~37帙)、第6類食口(38~40帙)、第7類布施用度雑器雑物(41~44帙)、第8類雑文書(45~47帙)の8類に分類されています。

 

今回の募集している続々修第12帙第8巻と同9巻は、このうち経典の目録を記したものです。

 

前者は当時東大寺写経所で書写された400巻余に及ぶお経の目録が記された帳簿が収められています。皆様がご存じの般若経などがリスト化され、返却や借用などのための照合の記号が随所に書かれていています。当時の写経所における運営の様子などを感じることができます。

 

後者も同じく経典類の目録で、借用先ごとの経典の疏(注釈書)についてのリストです。薬師寺や大安寺、元興寺など南都寺院に所属する僧侶の名前が列記され、彼らが各々所有する疏の借用のためのリストになっています。

 

今回の該当部分については、上記のような記載内容ですが、文書全体ではこれらの内容以外にも当時の様子を読み解くことができる様々な事柄が記載されていますので、少しでも複製作業が進めば、そんな当時の様子もより解明されることも増えるかもしれません。

 

次回から、複製製作の流れをご紹介したいと思います。

 

 

ギフト

1,000


alt

サンクスメッセージをお届け

❏サンクスメッセージ

応援いただきましたお礼にサンクスメッセージをお送りいたします。

申込数
4
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2018年9月

5,000


【プロジェクトサポーターに認定!】お名前を記載した記念巻物を永久保存!

【プロジェクトサポーターに認定!】お名前を記載した記念巻物を永久保存!

❏サンクスメッセージ
❏プロジェクトサポーターに認定!

プロジェクトサポーターに認定させていただき、正倉院文書・複製製作記念巻物にお名前を記載し、永久に保存いたします。

申込数
280
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2018年9月

1,000


alt

サンクスメッセージをお届け

❏サンクスメッセージ

応援いただきましたお礼にサンクスメッセージをお送りいたします。

申込数
4
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2018年9月

5,000


【プロジェクトサポーターに認定!】お名前を記載した記念巻物を永久保存!

【プロジェクトサポーターに認定!】お名前を記載した記念巻物を永久保存!

❏サンクスメッセージ
❏プロジェクトサポーターに認定!

プロジェクトサポーターに認定させていただき、正倉院文書・複製製作記念巻物にお名前を記載し、永久に保存いたします。

申込数
280
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2018年9月
1 ~ 1/ 8


最近見たプロジェクト

もっと見る

あなたにおすすめのプロジェクト

注目のプロジェクト

もっと見る

新着のプロジェクト

もっと見る