支援総額
目標金額 350,000円
- 支援者
- 48人
- 募集終了日
- 2019年10月31日
宮城県女川町での将棋を通した復興支援活動について
宮城県女川町には「女川将棋クラブ」という将棋の愛好者で構成されているグループがあります。
2011年の東日本大震災において、同クラブの会員のうち3人が犠牲となり、将棋クラブの活動拠点である生涯学習センターにあった将棋盤・駒も全て津波に流されてしまいました。
町外に避難・転出する人もいる中、震災から半年後、女川将棋クラブは7名で活動を再開します。
将棋盤・駒を持ち寄り、高台にある勤労青少年センターが新しい活動の場所です。
活動再開の話を聞き、仲間が増えたことによりクラブの活動は活発化し、春と夏に将棋大会を開くことになりました。
その名も「復興議長杯将棋大会」。理解ある女川町議長が大会に冠を配し、将棋盤・駒の準備、対戦表・賞品・昼食の手配、設営・運営スタッフ全て女川将棋クラブで運営する手作りの大会です。
参加者は町内外から様々な年代、職種の方が参加します。
将棋の愛好家のみならず、復興支援で女川町や近隣の市町に来ている人たちも顔を出し、復興へ向けた日々の疲れを忘れるひとときを楽しむかのように、和気あいあいとした雰囲気が漂います。
これも女川将棋クラブの皆さんの人柄と女川を明るくしたい、元気にしたいという心持の表われなのかも知れません。
年2回(1月の新春大会、8月の納涼大会)の将棋大会は回を増すごとに参加者も増えました。大会はAクラス(有段者の部)、Bクラス(級位者の部)と2つのカテゴリーに分かれて行われておりましたが、昨年からはCクラスとして、女川小学校を中心とする女川町内の学校関係の人専用のクラスが出来ました。
これは女川将棋クラブが女川小学校に将棋を教えに行っていることがきっかけで、学校で習っている生徒さんだけではなくて、その兄弟・姉妹や学校の先生も交じって参加しています。
この将棋大会は下は6、7歳のお子さんから90歳代の方まで参加していますが、これだけ年齢層の幅広い大会は全国でも少ないと思います。これは年齢性別問わず全く同じルールで遊べる将棋の特性が発揮されていると言えます。
小さな町で少しづつ広がる将棋の輪。それは女川町の復興の歩みと重なります。
今回のプロジェクトではこの大会の開催にあたって、
①プロ棋士を招き、参加者への講座、実戦指導対局
②Cクラスがまだ十分ではないメダルなどの記念品の提供
③バラバラで対局しにくい将棋盤・駒の整備など
を支援して行きたいと思っておりますので、どうぞご支援の程、よろしくお願い致します。
★2019年8月25日に行われました「納涼大会」の結果はこちら
女川町はメディアでも取り上げることの多い、「街の構造」から全く新しく創っている地域です。
今回のプロジェクトに関係なく、観光・グルメの場所としても十分に魅力的な場所ですので、ぜひお越しいただければと思います。
【女川町フォト(2019.8.25)】 ※参考:女川町観光協会「おながわたび」
リターン
3,000円
プランA
・全てのプロジェクト完了時に報告書(紙)をお送り致します。
・宮城県沿岸地域関係の特産品(500円相当の加工産品)
- 支援者
- 29人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年10月
10,000円
プラン2
・全てのプロジェクト完了時に報告書(紙)をお送り致します。
・宮城県沿岸地域関係の特産品(1000円相当の加工産品)
・熊坂学五段による指導対局権
(2020年1月:女川町、2月:利府町、7月:南三陸町にて開催予定のイベント会場にて)
※1月と2月のイベント日程・会場は2019年11月に、7月のイベント日程・会場は2020年4月に決定します。
※指導対局は1時間を予定しております(2、3名同時に対局する場合があります)。またイベント会場までの交通費は自己負担となります。予めご了承ください
- 支援者
- 19人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年10月