陸前高田仮設住宅のみなさんにアジアンランチお届けしました!
【みなさまに感謝いたします】
6回目の今年も、陸前高田の横田小学校体育館で、仮設住宅の方々においしいアジアンランチを楽しんでいただくことができました!
これもひとえに、ご支援くださったみなさまがたのおかげです。
心より感謝申し上げます。
どうもありがとうございました。
詳細な決算・実施報告は、来月(11月)中にリターンとともにお送りいたします。
ここでは終了直後の現時点でお知らせできる報告をします。
【9月17日、実地踏査に行きました】
本プレジェクト実行裏方スタッフ2名(佐藤・池上)が陸前高田市の横田小学校の仮設住宅を訪ねました。
陸前高田市では、8月1日付けで災害公営住宅の鍵が入居予定者に渡されましたので、この8月9月で一気に、仮設住宅から引っ越しした人たちが多かったようです。
仮設住宅に「空室」の張り紙がずいぶんと目立つようになりました。
空室ではないお宅に余すところなく「アジアンランチ」の予告チラシを配ってきました。
【10月8日、アジアンランチの準備とウォーミングアップ】
メンバーは、ベトナム6人、中国6人、香港1人、ネパール2人、タイ1人、アメリカ(ラオス出身)1人、そして日本から8人の、総勢25人です。
前日の10月8日(土)早朝、東京を出発し、昼前に陸前高田の横田小学校に到着しました。午前中は、翌日の仕込みと仮設住宅への宣伝チラシ配りです。
その後、大船渡市に向かい、「津波伝承館」を訪ねました。
2011年3月のあの日の、家々や大船渡のみなさんの日常の生活を流し去ってしまった津波の映像を見て、館長のお話をうかがいました。
東京にいるわたしたちは、あの大災害を忘れがちなのではないか、世界中からもっと多くの人がこの地を訪れて、この経験を共有してもらえれば、と思いました。
夕方は、やはり自らも被災された語り部ガイドさんに、大船渡市内の震災モニュメントや碁石海岸を案内していただきました。
【10月9日、「アジアンランチ」本番、お国自慢の料理をつくりました】
今年のメニューは、
・中国 白斬鶏(茹で鶏)+麻婆豆腐2種(北京甜麺醤と四川豆板醤)
・タイ ホイトート(カキのお好み焼き)
・ベトナム フォーボー(牛スープの米麺)+生春巻き
・ネパール マトンチョエラ(焼きマトンと野菜の和え物)+
アチャ(ポテトの漬物風ごまサラダ)
・ラオス タムマックフーン(青いパパイヤのサラダ)
・香港 腐竹糖水(湯葉と銀杏のおしるこデザート)
まず、会場設営。
バンダナを巻いて気合を入れます!
作ります!
味見もします。
1時間も早く見えたお客さまに、厨房を見学していただきました!
【仮設住宅のみなさんは今年も待っていてくださいました】
会場の横田小学校と隣接の横田中学校校庭の仮設住宅では、今年の夏、公営住宅に引っ越しされた方が多く、アジアンランチに来てくださった方は、例年に比べるとグッと少なかったです。
それでも、雨が降り出しそうな寒いなか、足を運んでくださり、おいしいおいしいと食べてくださいました。今回はお弁当のお持ち帰りも多く、全体で約100食がはけました。
温熱療法リラクゼーション、今年も大盛況です。
タイのシェフは、ストレッチ教室を始めてしまいました。
横田小学校の生徒さんたちからの歓迎メッセージ(厨房としてお借りした家庭科室の黒板・上段)に、各国語で「ありがとう」の返信(黒板・下段)をしましたよ。
【10月10日、搬送車が無事東京に戻り、プロジェクト終了しました】
みなさまからご支援いただいた資金は、全額本プロジェクトのために使用させていただきました(食材や調理機材などの物品購入とバスレンタル料金など)。
詳細な収支報告書は、11月中にリターンとしての贈り物とともに、ご登録いただいたご住所に郵送させていただきます。
ご住所の変更等がございましたら、どうぞお知らせください。
また、みなさまをご招待したい町屋日本語教室のクリスマスパーティにつきましては、年末12月25日を予定しております。
みなさまにお目にかかれますことを、心より楽しみにしております。
【今後の予定】
今後の活動については、仮設住宅の統廃合や横田小学校の引っ越しなどの状況により、まだ決定していません。
7回目のアジアンランチ続行が決まりましたら、またご支援をお願いするかもしれません。
今後とも、町屋日本語教室の活動を見守ってくださることを、心からお願い申し上げます。
みなさま、ほんとうにどうもありがとうございました。
町屋日本語教室 一同