安曇野のシンボル「碌山館」を修繕し、次世代に守りつなげたい

安曇野のシンボル「碌山館」を修繕し、次世代に守りつなげたい

支援総額

23,702,000

目標金額 7,000,000円

支援者
674人
募集終了日
2022年8月31日

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プロジェクト本文

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このたびは碌山美術館のクラウドファンディング(ご支援募集期間:7月15日~8月31日)にたくさんのご支援を頂き、心より御礼申し上げます。
 
クラウドファンディングの準備期間、スタート時はどのような結果になるのか不安でしたが、おかげさまで7月28日、第一目標金額の700万円を達成、8月5日、セカンドゴールの1,200万円を達成、8月24日にはサードゴールの1,800万円を達成し最終的には、当館に直接ご支援を届けてくださった方を含めて1,088名の方から総額23,702,000円のご支援を賜ることができました。

 

皆さまのあたたかいご支援や心温まる応援コメントに支えられ、このような開始当初の目標をはるかに超える喜ばしい結末を迎えることができました。本当にありがとうございました。この募集期間のあいだも新型コロナウイルス感染症の第7波に日本中が包まれ、先行きを見通せない不安な日々が続くなか、当館のクラウドファンディングに想いを寄せてくださいましたことは、たいへん有難いことと思っています。

 

応援コメントの内容は、碌山館の修繕はじめ、当館への愛情、存続への期待、当館でのあたたかい思い出等にあふれており、館長はじめスタッフ・関係者一同、諸事業へ取り組む英気が養われました。こうした皆さまの想いへの感謝の念は決して忘れることはありません。その思いを胸に、まずは碌山館の修繕を無事終え、今後の施設の整備・環境の保全に備えていくことが、皆さまの想いに応えることになると思っています。

 

コロナ禍が終息するまで、当館の運営における危機は続いていきますが、碌山美術館の存続を願う皆さまの思いにこたえられるよう知恵を絞ってこの窮状を脱したいと考えています。クラウドファンディングの募集終了後、10月半ばから返礼品等の発送を順次進め、11月初旬より碌山館の修繕に着手する予定です。

 

あらためまして、このたび安曇野のシンボル「碌山館」の修繕のため、大きなお力添えを賜りましたことに、御礼申し上げます。本当にありがとうございました。今後も碌山美術館にご来館いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。

 

2022年9月7日 追記
碌山美術館、職員はじめ関係者一同

 

 

ネクストゴール達成の御礼とサードゴールについて


碌山美術館のクラウドファンディングを応援いただき有難うございます。
 
7月15日に始まったクラウドファンディングは、おかげさまで7月28日、第一目標金額の700万円を達成、つづいて設定したネクストゴールも8月5日に達成することができました。皆さまからのあたたかいご支援に心から感謝しています。

 

また当館を大切に想ってくださる有り難い応援コメントの数々に、職員はじめ関係者一同、心から嬉しく、大変励まされています。皆さま方の当館への期待を忘れずに、後世に永く守り伝えていかなければならないとの覚悟を新たにしているところです。


当館は、地方自治体からの補助金はなく、入館料、サポートメンバーからの寄付、ミュージアムグッズの販売による収益で運営している美術館です。コロナ禍における来館者数の減少に伴う収入減は運営そのものに大きく影響を与えている現状です。

 

修繕を要するのは、開館から64年の歳月を経た碌山館だけでなく、ほかの施設、設備にも及び、今後はさらに増えることが予想されます。皆さまに愛される碌山美術館で在り続けるために、さらなるご支援をお願いしたく、サードゴールを設定いたしました。

 

最終日までの残りの期間、サードゴールの1800万円を目指し、引き続きお声がけを続けさせていただきます。期日までに集まったご支援金は、美術館の修繕費および諸経費に充てさせていただきます。7月28日、31日の夕方の豪雨の際に第一展示棟の北窓から雨漏りしていることが新たに確認されましたので、こちらの修繕にも活用させていただこうと考えています。


皆さまからのご支援で、安曇野のシンボルである碌山美術館を美しく蘇らせ、次の世代へと守りつないでまいります。美しくなった碌山館で皆さまのご来館をお待ちしております。


クラウドファンディングが終了する8月31日まで、引き続き応援とご支援をいただけますよう、よろしくお願い申し上げます。

 
2022年8月8日 追記
碌山美術館、職員はじめ関係者一同

 

目標金額達成の御礼とネクストゴールについて


碌山美術館のクラウドファンディングを応援いただき有難うございます。
 
7月15日に始まったクラウドファンディングは、おかげさまで7月28日、第一目標金額の700万円を達成することができました。皆さまからのあたたかいご支援と、碌山美術館を大切に想ってくださる有難い応援コメントの数々に、職員はじめ関係者一同、心から嬉しく、大変感激しております。
 
皆さま方の碌山美術館を大切に想ってくださる気持ちを胸に、いっそう魅力的な場所にできるよう努めていかなければならないと、気持ちを新たにしているところです。

改めまして、心より御礼申し上げます。
 
最終日までの残りの期間、ネクストゴールの1200万円を目指し、引き続きお声がけを続けさせていただきます。期日までに集まったご支援金は、美術館の修繕費および諸経費に充てさせていただきます。皆さまからのご支援で、安曇野のシンボルである碌山美術館を美しく蘇らせ、次の世代へと守りつないでまいります。美しくなった碌山館で皆さまのご来館をお待ちしております。


クラウドファンディングが終了する8月31日まで、引き続き応援とご支援をいただけますよう、よろしくお願い申し上げます。

 
2022年7月29日 追記
碌山美術館、職員はじめ関係者一同

 

貴重な近代彫刻作品を未来へ

 

 

碌山(ろくざん)美術館は、日本近代彫刻の扉を開いた荻原守衛(1879-1910年 号:碌山)の作品と資料を永久に保存し、一般に公開するため、1958年4月22日に開館しました。建設費用は、長野県下の全小中学校の生徒をはじめとする29万9100余人の寄付によって賄われたというめずらしい美術館です。

 

碌山の作品だけを収めた煉瓦造りの小さな「碌山館」から始まった当館は、少しずつ展示棟を増築し、今では「碌山館」のほかに三つの展示棟と一つの休憩室で構成される施設へ成長しました。施設の拡大とともに碌山と関係の深い優れた芸術家たちの作品コレクションを充実させ、 日本近代彫刻の展開をご覧いただけるよう努めてきました。

 

しかし現状、64年の月日による傷みが「碌山館」を侵食しています。当館の本館にあたる荻原守衛の作品を展示する「碌山館」には雨漏りが見られ、修繕は早急の課題です。当館も例に漏れずコロナ禍の影響を受けており、今は積立金を取り崩しながらなんとか運営を続けております。

 

この状況を打破し、貴重な作品を守り未来へとつなぐ為に、クラウドファンディングに挑戦することといたしました。今回皆様からいただいた資金は、碌山館の修繕費に充てさせていただき、雨漏りの修繕、扉の再塗装などもあわせておこない、美しい姿で皆様をお迎えいたします。

 

碌山館を美しく蘇らせ、次の世代へと作品を守り繋いでいきたい。

どうぞ皆様からのご支援、ご協力をお願いいたします。

 

 

碌山美術館

館長 幅谷啓子

 

 

碌山美術館のご紹介


 

ページをご覧いただき、ありがとうございます。

 

碌山美術館は、安曇野に生まれた荻原守衛(1879-1910年 号:碌山)を顕彰する美術館です。荻原は、ロダンに学び日本に近代彫刻の息吹をもたらしました。わずか30年の短い生涯であったため現在残る彫刻作品は15点と少ないものの、《女》(1910年)、《北條虎吉像》(1909年)は重要文化財に指定されています。日本近代彫刻の重文指定は現在6点に過ぎませんから、荻原は日本彫刻史に一つの頂点を示した芸術家といえましょう。

 

当館の開館は1958年のこと。荻原が若い頃にキリスト教的精神のもとに育まれたことを象徴するため、「碌山館」は教会風に設計されました。赤レンガのこの建物は安曇野のシンボルとして多くの方々に愛されています。設計は日本にガウディを紹介した建築家・今井兼次。建設費は、長野県下の小中学生をはじめとする約30万人の寄付によって賄われました。

 

以来、コレクションを充実させながら、展示棟を増築し、1968年には展示室兼休憩室「グズベリーハウス」を地元有志の力で建設(現在は休憩室)、1982年には「第一展示棟」、1996年には「第二展示棟」、2008年には絵画室と図書研修室からなる「杜江館」を増築し、現在は四つの展示棟と一つの休憩室で構成されています。

 

★★★
杜江館
★★★
第一展示棟内観
★★★
第二展示棟外観
★★★
グズベリーハウス

 

当館でお楽しみいただけるのは彫刻や絵画といった美術作品だけではありません。今井兼次設計の「碌山館」をはじめとする建物、四季折々の館庭の様子、手作りの椅子や建物の装飾なども多くの方にお楽しみいただいています。

 

★★★
《女》1910年
★★★
《北條虎吉像》1909年(石膏原型;重要文化財)

 

|児童や生徒、みんなで作った美術館

 

当館を創立するにあたり、建設地は、生家の隣接地、穂高神社周辺、穂高中学校隣接地、烏川の周辺が候補とされました。実地検分の結果、穂高中学校隣接地に決定し、校地200坪を穂高町が無償提供、私有地165坪を買い足して建設事業がはじまったのです。当時、建設募金の目標額になかなか届かず苦労しましたが、機会をとらえた努力や、多くの方々の協力のおかげで達成することができました。 

 

建設にあたっては中学生が、煉瓦、玉石、瓦の運搬を手伝っており、当時の映像も残されております。隣の中学校との関係はつづき、鑑賞や写生会に訪れるだけでなく、中学生が掃除の時間に館庭などを掃除にきてくれる伝統が、いまもなお続いています。

 

中学生が掃除している様子(40年ほど前のもの)

 

このように多くの方々の協力のもと設立に至った経緯を讃えていただいたのでしょう、開館落成式では東京国立博物館長の浅野長武氏から「もし芸術の聖地という言葉があるとすれば、私は本日ここにこの言葉を惜しみなくささげたい」というご祝辞を賜りました。

 

以来、碌山美術館は地域の皆様をはじめ、全国から訪れる多くの方々に支えられ、そして愛されてまいりました。

 

 

なぜクラウドファンディング?


 

美術館と聞くと公立館のイメージが強いですが、意外と公益財団法人の施設があります。公益財団法人の運営原資はじつにさまざまです。有価証券の運用益、指定管理料の場合もあります。

 

当館の場合は入館料、碌山等にちなんだグッズの販売、寄付金によって賄われています。長らく、作品購入や修繕、建築物の新築・増築・修繕、館庭の管理はすべて自己資金で賄ってきましたが、バブル崩壊後の入館者の低迷に伴う減益を受けて、近年は作品修繕の補助金を利用し、昨年初めて企画展の際に助成金を利用しました。

 

このたびの想定外の新型コロナウイルス感染症の蔓延により、令和2年度の入館者数は前年度の50%以下に減り、運営そのものに甚大な影響を与えました。本年度はいくぶん復調の兆しがあるもののコロナ以前の状態には回復していません。現在コロナ禍での減収を補うため積立金の取り崩しによる運営を強いられています。

 

当館は、64年前に30万人の方々のご厚志によって誕生した美術館です。そのため、ふたたび多くの方々のご寄付を仰ぎたいと考え、クラウドファンディングに挑戦することといたしました。そして今一度美しい姿で皆様をお迎えしたいと考えております。

 

 

現状と資金使途


 

碌山美術館は4つの展示棟からなる美術館で、それぞれの棟で展示品が異なります。今回は、メインの建物でもあります、碌山館の修繕をいたします。

 

 

碌山美術館の本館「碌山館」が建設されたのは1957年のことです。1991年に大改修を行ったものの、最近では大雨の際に雨が室内の壁に浸みだすようになり、雨樋も傷んできました。

 

そのほか扉の塗装が退色するなど老朽化が進んできています。早期に補修しようと補修箇所の調査・見積をお願いしたところ、多額の費用が必要なことが判明しております。特に、雨の浸みだしについては喫緊の課題です。

 

★★★
雨の浸みだしによる塗装のはがれ
★★★
外壁のクラック
★★★
退色した扉

 

そのほか修繕の必要な箇所はたくさんあります。第一展示棟の遮光スクリーンの新調、第二展示棟の展示壁の交換、床の張替え、トイレの自動水栓化といったハード面での課題、収蔵品増加に伴う作品保存場所の見直し、台帳のデジタル化などといったソフト面での課題も山積していますので、今後対処が必要です。今回皆様からいただいた資金は、まずは碌山館の修復を最優先とし、修繕費に充てさせていただきます。

 

|資金使途

 

目標金額:700万円

 

資金使途:碌山館の修繕費用

※防水工事、雨樋の取替、堅樋保護カバー取替、塗装工事、ドアガイドローラ取替等

 

 

碌山館と貴重な作品を、未来へ


 

今回集まったご支援で防水工事、雨樋の取替等を実施し、建物へのダメージを減らすことで、より長期的な保存が可能となります。また、内観・外観の修繕を行うことで、ご来館いただいたお客様の作品鑑賞がより一層充実したものとなり、当館への来館が思い出深いものになることを願っています。

 

当館は、これからも碌山の芸術を守り伝えながら、今まで以上に地域をはじめ多くの方々に愛され、地域の発展に寄与する美術館でありたいと考えております。

 

どうか、皆様のご支援を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

 

 

 

応援のメッセージ


 

太田 寛様

安曇野市長

 

鬱蒼とした木立に囲まれ、教会を思わせる優雅な姿を見せる建築。これこそが、安曇野のシンボルであり、市民の誇りである碌山美術館です。
安曇野の名を世に広めた臼井吉見の大作「安曇野」最終巻、その最後の5頁は碌山美術館の建設に至る感動的な経過に費やさられ、当時美術館の名物事務員であった横山拓衛さんがオルガンを弾きながら歌う「信濃の国」で大河小説は大団円を迎えています。私が言う「感動的な経過」の一つには、建設当時の長野県下の学童、生徒、職員から寄せられた拠出金があります。今も碌山館(本館)の玄関に掛かる「この館は二十九万九千百余人の力で生れたりき」の碑の由来です。私はこの一文を読むたびに胸が熱くなります。六十数年前、美術館建設のために小学生、中学生が拠出した貧者の一灯ともいうべき善意に倣い、昭和を代表する名建築碌山美術館が末永く後世に伝わるよう、多くの皆様の温かいご寄付を心からお願い申し上げます。

 

鈴木 達也様

株式会社中村屋 代表取締役会長

中村屋サロン美術館 館長 

 

荻原守衛(碌山)は、同郷である中村屋創業者の相馬愛蔵と、愛蔵に嫁いだ黒光との様々な交流を得て、芸術家を目指すことになります。相馬夫妻は芸術・文化に深い理解を示し、若き芸術家たちを支援し、そして彼らは中村屋を舞台に切磋琢磨することでそれぞれの才能を開花させます。

そんな守衛のもとには、高村光太郎や柳敬助等の芸術家たちが、守衛に会いに中村屋を訪れるようになりました。その様子は後にヨーロッパのサロンに例えられ、「中村屋サロン」として日本近代美術史にその名を刻んだのです。相馬愛蔵との出会い、黒光への叶わぬ恋心、若き芸術家たちとの親交等々、30年という短くも濃縮した人生を歩み、そして数々の名作を残した荻原守衛(碌山)。そんな守衛の人と芸術を愛する、30万人におよぶ人々の力により設立された「碌山美術館」。

開館以来、安曇野のシンボルとなってきました。皆様から愛された守衛の思いや、貴重な資料・作品を永久に保存し、さらに次の世代へ守り繋いでいく為に、あらためまして皆様の熱きご支援を賜りますよう、何卒宜しくお願い申し上げます。

 

姜尚中様

熊本県立劇場館長

 

「芸術の故郷、碌山美術館を応援します」
安曇野の一角にツタに覆われた教会風の美術館、碌山美術館は「東洋のロダン」と言われる荻原碌山の作品を中心とする、日本でも希有な美術館です。

何よりも無名の市井の人々の志を結集して造られた美術館という点で、また日本近代彫刻の精華を知りうるスポットとして、そして信州の雄大な自然に溶け込んだ美術館として、碌山美術館は日本のどこにもない個性とユニークさを備えています。

その意味で碌山美術館は、日本の芸術の原風景、その故郷であると言っても過言ではありません。この碌山美術館がすたれてしまうことは、日本の芸術の故郷がすたれてしまうことと同じです。故郷の山河、自然を残すことが今を生きる私たちの責任であるとすれば、同じように芸術の故郷の持続可能な存続を願うのも、私たちの責任ではないでしょうか。

そのささやかな部分なりとも、皆さんが担ってくれることを心から願い、ここにエールを送ろうとする次第です。みなさん、碌山美術館を応援しましょう。

 

藤森 照信 様

建築家・建築史家

 

山々に囲まれた緑成す地にひっそりと立つ小さな聖堂。こうしたヨーロッパ中世のロマネスク建築の味わいを安曇野の地に蘇らせた美術館は、建築家今井兼次の設計に従い、地元の力で建てられている。例えば、地元の中学生たちが赤煉瓦を運び、地元の大人がそれを積むなどして。かつて中世の農村では、農民が畑を耕しているときに出た大きめの石を毎日持ち帰り、休みの日に、祈りながら積み上げてロマネスク建築が実現した、との美しい伝えがある。そのような表情をしたロマネスク建築の実例を、私はスペイン北部の山村で一棟しか見たことがないが、碌山美術館を訪れると、誰でもその片鱗を味わうことができる。大き力、小さな力、自分に合った力が集まって建物が生まれ、維持されてゆく。これは21世紀における建築の一つの夢にちがいない。

 

酒井忠康様

美術評論家

 

碌山美術館への支援を

私がはじめて碌山美術館を訪ねたのは、1968(昭和43)年のことです。アルプスを背景に、安曇野の地に建つこの美術館は、まさに近代日本彫刻の“聖地”の観がありました。それはいまでも私の彫刻との出逢いの大切な想い出としています。

近代日本彫刻の扉をひらいた荻原守衛と、この天才に連なる優れた彫刻家たちの作品を久しく展示してきた碌山美術館の本館が老朽化のために、早急な修繕を余儀なくされ、クラウドファンディングを実施することになった――と聞きました。
彫刻というのは、あらゆる芸術表現の母胎としての役割を担っています。その担い手たちのさまざまな物語を刻んできた「碌山館」です。是非にも支援の声を挙げていただきたい。

 

高階秀爾様


日本近代彫刻の先覚者荻原守衛こと碌山の芸術を後世に引き継ぐため、

「碌山館」の修繕プロジェクトを強く応援します。 

 

 

寺田農様

俳優

 

はるか昔にやったNHKのドラマが思い出されます。主役の高村光太郎役は現在の人間国宝片岡仁左衛門さんで、まだ片岡孝夫で活躍されていたころです。わたしの役は「守衛」で、守衛さんの役にしてはずいぶんと重要だし、台詞もいっぱいあります。なんのことはない「荻原守衛」だったのです。

 

それからは何度か「碌山美術館」を訪れましたが、昨年の「篠田守男展」も素晴らしかった。日本の近代彫刻の夜明けともいわれる碌山ですが、わたしが大好きなのは「デスペア」、すなわち絶望に身を投げ出して蹲る裸女の像です。絶望とはある種の美であることを知りました…。いつまでもあの美しい「碌山美術館」であることを願っています。

 

 

寄付金控除型のご説明


 

寄付金は、「税額控除」か「所得控除」のいずれか有利な方を選択して、寄付金控除を受けることができます。また、所得税の確定申告の際に、個人住民税の軽減措置(寄付金控除)も合わせて申告できます。


税額控除(寄付金額-2,000円)×40%=控除額
所得控除(寄付金額-2,000円)×所得税率=控除額
個人住民税控除
(寄付金額- 2,000円)×4%=個人都道府県民税の控除額
(寄付金額-2,000円)×6%=個人市区町村民税の控除額


※寄付金控除額は、年間所得を基に算出するため寄付者によって異なります。個人住民税の軽減措置は全国一律ではありませんのでご注意ください。詳しくは国税庁や地方公共団体のホームページをご覧ください。

 

法人寄付について
● 30,000 円以上の寄付をお願いしております。
● ご寄付は、損金として控除を受けていただくことができます。
● 寄付をいただいたご法人には、法人名を記載したプレートを美術館入口に掲示し、紹介させていただきます。

 

※寄付金控除型対象外のリターンにご寄付する際、別途領収書が必要な方は当館に個別にご連絡ください。その際、発行できる領収書は寄付金控除領収書ではございませんので、ご注意ください。

※寄付金受領証明書に記載する寄付金の受領日は、READYFORから団体に入金のある2022年10月7日となります。2022年11月中にお届けします。

 

 

|その他留意事項

 

プロジェクト達成後の返金やキャンセルは、ご対応いたしかねますので、何卒ご了承ください。

 

● 寄付完了時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトのプロジェクトのPRのために利用させていただく場合があります。

 

● 寄付金受領証明書の名義・発送先は、原則としてご寄付時に入力いただいたお届け先の宛名と住所となります。

 

本プロジェクトのリターンのうち、【お名前掲載】に関するリターンの条件詳細については、こちらのページの「支援契約」にある「●命名権、メッセージの掲載その他これに類するリターン」をご確認ください。

 

なお、ご寄付完了後に上記情報を変更することはできず、のちにアカウント情報を変更された場合でも、ご寄付時に入力されたお届け先の宛名と住所は変更されません。個別にご連絡をいただかない限り、ご寄付時に入力いただいた宛名と住所に受領証明書をお送りさせていただくことになりますのでご注意ください。

 

プロジェクト実行責任者:
代表理事 高野博(公益財団法人碌山美術館)
プロジェクト実施完了日:
2022年12月31日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

公益財団法人碌山美術館が「碌山館」を修繕するための資金を募るプロジェクト。 修繕費とその他諸経費として使わせていただきます。

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リターン

3,000+システム利用料


A-1|【寄付金控除型】お気持ちコース(3000円)

A-1|【寄付金控除型】お気持ちコース(3000円)

●お礼メール
●HPと『碌山美術館報』へのお名前の記載(希望制)
●寄付金受領証明書

===
こちらのリターンは、寄付金控除対象です。詳細はページ下部の「寄付金控除型のご説明」を御覧ください。

支援者
123人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年11月

5,000+システム利用料


A-2|【寄付金控除型】お気持ちコース(5000円)

A-2|【寄付金控除型】お気持ちコース(5000円)

●お礼メール
●HPと『碌山美術館報』へのお名前の記載(希望制)
●寄付金受領証明書

===
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支援者
91人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年11月

10,000+システム利用料


A-3|【寄付金控除型】お気持ちコース(1万円)

A-3|【寄付金控除型】お気持ちコース(1万円)

●お礼メール
●HPと『碌山美術館報』へのお名前の記載(希望制)
●寄付金受領証明書

===
こちらのリターンは、寄付金控除対象です。詳細はページ下部の「寄付金控除型のご説明」を御覧ください。

支援者
193人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年11月

30,000+システム利用料


A-4|【寄付金控除型】お気持ちコース(3万円)

A-4|【寄付金控除型】お気持ちコース(3万円)

●お礼メール
●HPと『碌山美術館報』へのお名前の記載(希望制)
●寄付金受領証明書

===
こちらのリターンは、寄付金控除対象です。詳細はページ下部の「寄付金控除型のご説明」を御覧ください。

支援者
65人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年11月

100,000+システム利用料


A-5|【寄付金控除型】お気持ちコース(10万円)

A-5|【寄付金控除型】お気持ちコース(10万円)

●お礼メール
●HPと『碌山美術館報』へのお名前の記載(希望制)
●寄付金受領証明書

===
こちらのリターンは、寄付金控除対象です。詳細はページ下部の「寄付金控除型のご説明」を御覧ください。

支援者
24人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年11月

300,000+システム利用料


A-6|【寄付金控除型】お気持ちコース(30万円)

A-6|【寄付金控除型】お気持ちコース(30万円)

●お礼メール
●HPと『碌山美術館報』へのお名前の記載(希望制)
●寄付金受領証明書

===
こちらのリターンは、寄付金控除対象です。詳細はページ下部の「寄付金控除型のご説明」を御覧ください。

支援者
5人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年11月

500,000+システム利用料


A-7|【寄付金控除型】お気持ちコース(50万円)

A-7|【寄付金控除型】お気持ちコース(50万円)

●お礼メール
●HPと『碌山美術館報』へのお名前の記載(希望制)
●寄付金受領証明書

===
こちらのリターンは、寄付金控除対象です。詳細はページ下部の「寄付金控除型のご説明」を御覧ください。

支援者
8人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年11月

5,000+システム利用料


alt

B-1|絵葉書コース

●お礼メール
●HPと『碌山美術館報』へのお名前の記載(希望制)
●絵葉書 ※葉書の絵柄はお愉しみです

支援者
66人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年12月

10,000+システム利用料


B-2|選べるミュージアムグッズコース

B-2|選べるミュージアムグッズコース

●お礼メール
●HPと『碌山美術館報』へのお名前の記載(希望制)
●絵葉書 ※葉書の絵柄はお愉しみです
●美術館招待券1枚 ※有効期限:発行から2年間
●『碌山の鈴』 or『 一筆箋』どちらか1つ

支援者
143人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年12月

10,000+システム利用料


B-3|選べる碌山書籍コース

B-3|選べる碌山書籍コース

●お礼メール
●HPと『碌山美術館報』へのお名前の記載(希望制)
●絵葉書 ※葉書の絵柄はお愉しみです
●美術館招待券1枚 ※有効期限:発行から2年間
●書籍『愛と 美に生きる』or『碌山のことなど』or『明治女学校と荻原守衛』or『荻原守衛』or『荻原守衛の《女》』どちらか1冊

支援者
31人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年12月

30,000+システム利用料


B-4|選べる碌山書籍コース

B-4|選べる碌山書籍コース

●お礼メール
●HPと『碌山美術館報』へのお名前の記載(希望制)
●絵葉書 ※葉書の絵柄はお愉しみです
●美術館招待券1枚 ※有効期限:発行から2年間
●書籍『彫刻真髄』or『彫刻家荻原守衛ー芸術と生涯ー』or『荻原守衛日記論説集』どちらか1冊

支援者
11人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年12月

30,000+システム利用料


B-5|純正錫のペーパーウエイトとご招待券コース

B-5|純正錫のペーパーウエイトとご招待券コース

●お礼メール
●HPと『碌山美術館報』へのお名前の記載(希望制)
●絵葉書 ※葉書の絵柄はお愉しみです
●美術館招待券1枚 ※有効期限:発行から2年間
●純正錫ペーパーウエイト『碌山館』or『りんご』or『アルクマ』どちらか1つ

支援者
42人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年12月

50,000+システム利用料


B-6|ワークショップ+年間パスポートコース

B-6|ワークショップ+年間パスポートコース

●お礼メール
●HPと『碌山美術館報』へのお名前の記載(希望制)
●絵葉書 ※葉書の絵柄はお愉しみです
●美術館年間パスポート(有効期限:発行から1年)
●ギャラリートーク  ※1
●純正錫ワークショップ  ※1※2

※1 2022年11月までに詳細をお知らせいたします。現地までの交通費は各自ご負担いただきます。
※2 「碌山館」or「りんご」どちらかひとつをワークショップにてお作りいただけます。

支援者
10人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年12月

100,000+システム利用料


B-7|ギャラリートーク+お披露目式ご招待コース

B-7|ギャラリートーク+お披露目式ご招待コース

●お礼メール
●HPと『碌山美術館報』へのお名前の記載(希望制)
●絵葉書 ※葉書の絵柄はお愉しみです
●美術館年間パスポート(有効期限:発行から3年)
●ギャラリートーク  ※1
●碌山館お披露目式ご招待  ※1

※1 2022年11月までに詳細をお知らせいたします。現地までの交通費は各自ご負担いただきます。

支援者
9人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年12月

200,000+システム利用料


B-8|お気持ち上乗せコース

B-8|お気持ち上乗せコース

●お礼メール
●HPと『碌山美術館報』へのお名前の記載(希望制)
●絵葉書 ※葉書の絵柄はお愉しみです
●美術館年間パスポート(有効期限:発行から3年)
●ギャラリートーク  ※1
●碌山館お披露目式ご招待  ※1

※1 2022年11月までに詳細をお知らせいたします。現地までの交通費は各自ご負担いただきます。
ーーーー
リターン内容はB-7と同様です。ご支援を上乗せしたい方向けのコースです。

支援者
1人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年12月

500,000+システム利用料


B-9|年間パスポート(3年)+碌山グッズコース

B-9|年間パスポート(3年)+碌山グッズコース

●お礼メール
●HPと『碌山美術館報』へのお名前の記載(希望制)
●絵葉書 ※葉書の絵柄はお愉しみです
●美術館年間パスポート(有効期限:発行から3年)
●ギャラリートーク  ※1
●碌山館お披露目式ご招待  ※1
●碌山の鈴
●一筆箋
●純正錫ペーパーウエイト 『碌山館』 or『りんご』or『アルクマ』どちらか1つ

※1 2022年11月までに詳細をお知らせいたします。現地までの交通費は各自ご負担いただきます。

支援者
1人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年12月

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