「第6回集まれ!ふくしま子ども大使」が終了しました!
(学生団体)福島大学災害ボランティアセンター、「第6回集まれ!ふくしま子ども大使」学生リーダーの坂本奨です。
今回、この「第6回集まれ!ふくしま子ども大使」開催にあたってご支援していただいた皆様へ、誠にありがとうございました!皆様のご支援のおかげでこの企画を開催することができました。開催にあたって苦難や困難にぶつかることが多々ありましたが、皆様から寄せられたたくさんの応援メッセージに救われました。そのような意味でも皆様からのご支援は私たちの支えとなりました。本当にありがとうございました!
今回のこの企画についてご報告したいと思います。まず、この4日間に開催地である福島県のいわき市を台風13号が通過しました。その結果、4日間の日程を急遽ではありましたが大幅に変更して進めていきました。1日目から順に報告していきたいと思います。
1日目、8/7(火)。初日のこの日は子供達が各地から集まりました。最初はやはり緊張しているような子供達がほとんどでした。そんな中、初めましての集いを行いました。みんなの緊張を和らげるアイスブレイクです。まず、みんなが一つの円となり、自己紹介をしました。名前、出身地、キャンプネーム(ニックネーム)、4日間で楽しみにしていることを一人ずつ発表していきました。そのあとは、班ごとに分かれての自己紹介もしました。そして、みんなで学生が考えたアイスブレイクのゲームを楽しみました!夜は星の観察を予定していましたが、雨と強風のためやむなく中止となりました。
2日目、8/8(水)。午前中は、復興公営住宅四ツ倉団地を訪れそこに住む住民の方々と交流会をしました。東日本大震災当時のお話や住民の方々の今の話を聞いたり、子供達が住民の方々にいろいろ質問をしました。また、子供達と住民の方々と一緒にじゃんけん大会をしてみんなで盛り上がりました。最後には子供達に感想を書いてもらい、代表の子1人に発表をしてもらいました。とても素晴らしい発表でした。午後は海水浴の予定でしたが、遊泳禁止となったため予定を変更してスパリゾートハワイアンズに行きました。班ごとに分かれて精一杯楽しみました。子供達の元気に大学生の私はついていくのがやっとでした(笑)。
3日目、8/9(木)。午前中は、アクアマリンふくしまを観光しました。班ごとに分かれて様々な生き物に興奮したり、お土産を買いました。お昼は三崎公園にて子供達が買った食材でBBQをする予定でしたが雨と強風のため予定を変更し、いわき・ら・ら・ミュウの室内にてBBQを行いました。班で協力してその場で海鮮を購入し、みんなで分け合いながら食べました。そのあとは、宿泊先のいわき海浜自然の家に戻り、学生企画のゲーム大会を班対抗で行いました。みんな自分の班の勝利に向かって一生懸命頑張りました!夜は、室内でキャンドルファイヤーを行いました。一人一人がろうそくに火をつける時に、楽しかったことを話してくれました。そのあとは花火を行い、最後の夜を彩りました。
最終日、8/10(金)。4日間使った自分の部屋をみんなできれいに掃除した後、さよならの集いを行いました。班のみんなで話したり、スライドショーを見たり、学生の劇とクイズを通してこの4日間をみんなで振り返りました。最後には参加してくれた子どもたちのふくしま子ども大使に任命式を行いました。
全体を通して、天候が悪く日程が当初の計画とは大幅に変更され、子供達には無理をさせてしまいました。その結果、体調不良を訴える子が多く出てしまいました。私がもっと子供達に対して配慮していれば防げることがあったかもしれないと非常に反省しています。
しかし、最終日には「楽しかった」、「また福島に来たい」、「来年また参加したい」と言ってくれる子供達も多くいました。少しでも参加してくれた子供達にそう思ってもらえたことだけでもよかったことだなと思います。
皆様からいただいた支援金はJTBさんへ子供達の交通や貸切バス、スパリゾートハワイアンズの手配を依頼するときの費用、宿泊費に使用させていただきました。誠にありがとうございました!
リターンにつきまして。10月の発送を目標にこれから製作作業を進めていきます。リターンは基本的に郵送させていただきます。場合によって発送方法を変えることもございます。
今後の活動について。今後もまた「集まれ!ふくしま子ども大使」を継続していきたいと考えていますがそれには多くの課題があります。その課題を着実にクリアしていくことがまず必要かと思います。また、密かに計画しているのは、今までふくしま子ども大使に参加してくれた子どもたちを対象とした企画です。まだ、現実的な話としては進んではいませんができればやりたいと考えています。
ですが、(学生団体)福島大学災害ボランティアセンターの活動はこれだけではありません。その他にも様々な活動を行っています。そちらの活動に関してもこれからもさらに活発に行なっていきたいと思っています。ですので是非、(学生団体)福島大学災害ボランティアセンターのこれからの活動についても応援していただけたら幸いに思います。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。