プロジェクト終了報告
桜の開花の便りがちらほらと聞かれるようになりました。みなさまいかがお過ごしでしょうか。
佐川おもちゃ美術館館長の岡﨑です。
昨年7月15日にグランドオープンした「佐川おもちゃ美術館」。
Readyforを通じてオープン前の7月3日から8月末まで行ったプロジェクト「牧野富太郎の植物学のエッセンスが満載のおもちゃ美術館をつくりたい!」には、たくさんの方からご支援をいただき、目標金額を突破することができましたこと、改めてお礼申しあげます。
また、クラウドファンディング期間中は、応援のメッセージもありがとうございました。メッセージひとつひとつから、あたたかい気持ちが伝わってきて、大変うれしく感じました。
佐川町や高知県にお住まい・ご出身のみなさま、
全国にある姉妹おもちゃ美術館のスタッフやおもちゃ学芸員のみなさま、
当館のおもちゃ学芸員(ボランティアスタッフ)のみなさま、
Readyforを通じて当館を知ってくださったみなさま、
佐川おもちゃ美術館のオープンを心待ちに応援くださった多くのみなさま…
多くの方からご支援をいただいた資金で、目標であった「おもちゃの拡充」や「DIYこうぼうの工具棚」の設置などを行うことができました。詳細は下記にありますので、ご覧いただけると幸いです。
【リターンについて】
Readyforでご支援いただいた方へのリターン品の送付につきましては、昨年11月までに終了しております。
もし、Readyforを通じてクラウドファンディングを行ったのに、商品が届いていないなどありましたら、佐川おもちゃ美術館までご連絡(TEL:0889-20-9977)をお願いいたします。
ご来館がまだの方は、お送りしたバイカオウレンのつみきとともにご来館ください。一緒にお送りした入館券には期限がありますので、それまでにぜひ!お待ちしています。
【おもちゃの補充等について】
館内には、牧野富太郎博士の愛した植物をモチーフにしたおもちゃなど、多くのおもちゃがあります。
中には繊細なものもあり、残念ながら多くの方が遊んでいるうちに折れたり、欠けたりするものもありますので、今回ご支援いただいた資金で、おもちゃの修理や補充などを行っています。
【工具棚について】
ネクストゴールで設定していたDIYこうぼうの什器の整備として、工具を入れる棚を製作いたしました。棚はキャスターがあり、DIYこうぼう内で行うワークショップの際には移動させてほかのエリアとのパーテーション代わりにも使うことができるようになっています。
今後は、ワークショップなどに使用する道具類をそろえていきたいと考えています。
【寄付金収支報告】
<ご支援の金額(収入)について>
7月・8月にReadyforを通じたご支援は238件 2,685,000円となりました。
ありがとうございました。
なおクラウドファンディング終了後も、「一口館長」という仕組みは残し、口座振り込みの形でご支援を募らせていただいております。
<支出について>
クラウドファンディングに関する支出としては、以下の通りです
①Readyfor手数料 413,490円
②リターン品の配送料 118,037円
③リターン品の費用 330,068円
※リターン品については、バイカオウレンつみきやコマキット、バウムクーヘンなど支援いただいた金額により異なります
①~③の合計 861,595円
そして、クラウドファンディングの目的として掲げていた
④おもちゃの拡充等の費用 1,686,000円
⑤DIYこうぼうの工具棚 148,368円
①~⑤の合計で 2,695,963円を支出いたしました。
収入 2,685,000 – 支出 2,695,963 = ▲10,963円
なお、不足分の 10,963円については、クラウドファンディング期間終了後、引き続き「一口館長制度」でご支援者を募っており、新たなご支援もありますので、そちらから補填させていただきます。
また、現在引き続き行っている「一口館長制度」でも、クラウドファンディングと同様、おもちゃの拡充や、館内の什器の製作・修繕等に充てさせていただくこととしております。
【今後の寄付活動】
クラウドファンディングは終了しましたが、「一口館長」という仕組みは残し、ご支援いただける方を募集しております。当館の受付でチラシを置いておりますので、ご興味のある方はご覧いただけると幸いです。
【最後に】
佐川おもちゃ美術館は誕生してまだ間もない施設です。みなさまのお力添えもいただきながら、さらに多くの方に愛される美術館となるよう、今後も頑張ってまいりますので、引き続き応援をよろしくお願いいたします。
令和6年3月28日
佐川おもちゃ美術館
館長 岡﨑明子
スタッフ一同