公園の桜守プロジェクトin神奈川～公園の桜を次世代に繋げたい～

 

 

 

🌸自己紹介🌸

 

私たち神奈川県公園協会は、神奈川を緑あふれる都市とするとともに、安らぎと快適な生活空間を提供する公園を皆様に愛される魅力あふれる空間として管理運営することを目指し、今回の３公園ほか、県立公園等の管理運営などを行っています。

 

 

🌸三ツ池公園の紹介🌸

三ツ池公園は、かつて灌漑用のため池として作られた三つの池を中心に、桜をはじめとする樹林地に囲まれた公園です。日本の「さくらの名所100選」に選ばれるほど、桜の名所として名高く、およそ70品種、1,000本以上の桜が次々と咲き続け、水辺を彩ります。

三ツ池公園ホームページ

 

🌸塚山公園の紹介🌸

塚山公園は桜の名所として「かながわの花の名所100選」「かながわの景勝50選」に選ばれており、園内には約800本の桜があります。徳川家康の外交顧問として活躍した三浦按針ことイギリス人ウイリアム・アダムスと、その妻の供養塔である「安針塚」が隣接しており、「塚山」の由来になっています。 

塚山公園ホームページ

 

🌸山北つぶらの公園の紹介🌸

山北つぶらの公園は、県西部の山北町の南部に位置する天空の丘のような公園です。園内から望む富士山や足柄平野などの雄大な景観、アスレチックやローラー滑り台などの様々な遊具、豊富な自然や歴史、健康づくりの場として、ご家族で楽しめる魅力がいっぱいです。

山北つぶらの公園ホームページ

 

 

 

【三ッ池公園】

開園から60年以上が経過し、老木化等による衰退が課題となっている桜の保全のため、昨年度、学識者や園内で活動する団体等を構成員として「桜樹等再生会議」を立ち上げました。当会議の調査により、桜の周辺に植えられているツツジが桜の成長を阻害している可能性が指摘されました。この他、貴重な品種の桜の接ぎ木による育成や桜に覆いかぶさる樹木の除伐などによる景観の改善などの取組を行っています。

 

 

 

【塚山公園】

これまで、大規模な天狗巣病の駆除(5年で1000箇所以上の天狗巣病幹部切除等）や、公園の土壌に合った桜を育てるため、ひこばえや実生を育成する等の取組を行っています。

 

 

【山北つぶらの公園】

これまで、天狗巣病の駆除や成長の妨げとなる支柱の撤去等に取組んでいます。

 

 

 

🌸プロジェクトを立ち上げたきっかけ🌸

 

公園には数多くの桜が植樹されており、これらの桜の老木化や過密化、病気の発生等による衰退が課題となっていますが、高度経済成長期以降に集中的に整備された公園施設全体の老朽化が進む中、桜の再生にかけられる資金は潤沢とは言えない状況です。

 

こうしたことから、今回、地域の方々のお力もいただきながら、公園の桜の再生に取り組むこととし、神奈川県立都市公園初の試みとして、クラウドファンディングによるご支援・ご寄付を呼びかける「公園の桜守プロジェクトin神奈川」を立ち上げました。

 

 

【三ッ池公園園長メッセージ】

 

 

 【塚山公園園長メッセージ】

 

 

 【山北つぶらの公園園長メッセージ】

 

 

 

 

「公園の桜」の再生に向け、厳しい予算を何とか皆様のお力をお借りし充実させたいと思っています。併せて、地域の方々にご支援・ご寄付を呼びかけさせていただくことで、「公園の桜」の置かれている状況・課題を知っていただき、共に力を合わせて「今後も大切にしていきたい」「末永く残していきたい」と思っていただける方が1人でも増えたら嬉しいなとの思いもあり、今回、クラウドファンディングに取り組ませていただきました。

 

 

🌸実現したいこと🌸

 

各公園で次のような取組を行うことより、桜の樹勢回復や更新を図り、「公園の桜」を保全・再生します。

 

 

皆様からご支援・ご寄付いただいた資金は、三ツ池公園における支障木（ツツジ）の移植（移植先でのツツジの補植も含む。）、塚山公園・山北つぶらの公園における桜の補植費用として活用させていただきます。

 

 

 

🌸返礼品「オリジナルグッズ」について🌸

　　　　　　　

返礼品には、当協会が心を込めて製作したオリジナルグッズを取り揃えています。

 

 

公園管理では、日々、草刈りや樹木の伐採・剪定等で刈草や枝などの植物発生材が生じます。当協会では、循環型社会の実現に向け、こうした植物発生材の再利用を進めています。こうした中、今回のプロジェクトを始めるに当たり、皆様のご支援へのお礼の品としてふさわしく、環境にも優しいオリジナルグッズができないかと皆で検討を重ね、民間事業者様のお力も借りながら、次の２つのオリジナルグッズを開発しました。

 

①公園の桜染めハンドタオル

３公園と恩賜箱根公園の桜の剪定枝やひこばえ(木の根元から生える枝）などの植物発生材から染料を抽出し、今治で織られたオーガニックコットン製ハンドタオルをこの染料で染め上げます。ナチュラルで奥行きがある発色は、自然が持つ美しさと、安らぎを感じさせてくれます。(現在製作中。2024年2月完成予定）

 

 

②オリジナルお香「公園さんぽ～くすの香～」

塚山公園・三ツ池公園・大磯城山公園・秦野戸川公園の楠（クスノキ）の剪定枝を材料に、京都のお香の老舗「松栄堂」とコラボレーションしてお香「公園さんぽ～くすの香～」を製作中。このお香を焚けば、お家にいながらにして、緑豊かな公園を散歩している気分を味わえます。（試作品4種を辻堂海浜公園のイベントで人気投票。最も人気のあった調香で現在製作中）

 

 

 

 

③ボタニカルダイ・ハンカチ

公園管理で発生した植物発生材を染料にして製作したオリジナルグッズです。

 

【境川遊水地公園のヤナギ染めハンカチ】

境川の洪水を抑えるためにつくられた「境川遊水地」。池と湿地が広がる一帯は、四季折々の野鳥がすむ「ビオトープ」となっています。ここでは、水辺の生き物たちが暮らしやすい環境を保つため、樹木の間引きや草刈りなどの手入れを行っています。このハンカチは、そのような手入れで得られたヤナギの枝で染め上げたものです。

 

【辻堂海浜公園のクロマツ染めハンカチ】

湘南海岸に面した辻堂海浜公園では、クロマツが「防風林」として植えられています。防風林とは、海の潮風や飛砂から人々の暮らしを守り、緑陰をつくりだし、津波のエネルギーを弱める働きなどを持つ、沿岸地域になくてはならないものです。この防風林の働きを最大限に発揮できるように剪定などの管理を行い、得られたクロマツの葉でハンカチを染め上げました。

 

※ボタニカルダイ(BOTANICAL DYE)とは、草木の色素を特殊なタンパクで繊維に固着する染色技術です。鮮明かつ複雑な発色は、ナチュラルで奥行きがあり、手にする人に、自然が持つ美しさと、安らぎを感じさせてくれます。

 

 

④オリジナルカレンダー「 かながわの公園・四季の情景(2024年版）」

当協会で毎年開催している神奈川県の公園等を対象とした「花とみどりのフォトコンテスト」。同コンテストの入賞写真を用いたカレンダーで、四季折々の公園の風景をお楽しみいただけます。（2024年版は現在製作中）

 

 

 

🌸「公園の桜」を将来に引き継ごう🌸

 

「世の中にたえて桜のなかりせば春の心はのどけからまし」(古今和歌集より)と在原業平が詠んでいるように、平安時代から桜は日本人に大変愛されてきた花です。第二次世界大戦後の復興時、高度経済成長期などにも日本中に桜が植えられ、市民が憩う場である公園にもたくさんの桜が植えられましたが、こうした桜の老木化等による衰退が全国各地で課題となっています。

 

神奈川県のような都市部では特に、緑は貴重な存在であり、「公園の桜」は誰もが楽しめる地域の資源・財産としてとても大切なもの…皆様のご支援・ご寄付を受けながらこれを守り、私たちの子どもや孫の代にしっかり引き継いでいきたいと思っています。

　

皆様のお力添えをどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

🌸税制上の優遇措置について🌸

 

本プロジェクトでは、【税制優遇あり】とタイトルに記載されたコースへのご寄付に限り、税制上の優遇措置がございます。

 

いただいたご寄付金は、公益財団法人神奈川県公園協会へのご寄附として受け取ります。

個人の方が2,000円以上ご寄附いただいた場合は、所得税の確定申告の際、所得控除の申告を行うことができます。法人の方は損金(特定公益増進法人に対する寄附金を含む)処理を行うことができます。

詳細はこちらをご覧ください。http://www.kanagawa-park.or.jp/information/kifu.html

 

ご寄附いただいた方には、同協会から受領証として「寄附金受領証明書」をお送りしますので、申告の際にご利用ください。

 

＊受領証明書名義：ご寄附の際に入力いただいた「寄附金情報」の氏名・名称をあて名とします。

＊受領証明書発送：ご寄附の際に入力いただいた「寄附金情報」に基づき作成した「寄附金受領証明書」をメールにてお送りします。

＊寄附受領日と送付日：公益財団法人神奈川県公園協会がREADYFORより入金を受けた日（2024年1月（予定））を受領日とし、2024年3月末日までに送付予定です。