あまった食材をおいしく変身させるイベントをひらこう！

サルベージ・パーティとは、現状の食料廃棄の問題について、生活者・企業・行政・生産者など多様な人たちが集まり解決を目指す「フードロス・チャレンジ・プロジェクト」から生まれた、楽しみながら行えるフードロス啓発の取り組みです。

家庭にある“フードロス予備軍な食材”（食べ切れなさそうな食材、期限切れが近い食材、使い方がわからない食材）をみんなで持ちよって、シェフがその場でレシピを考え調理し、参加者みんなで料理をシェアします。（シェフでなくても、料理が得意な人や、みんなで力を合わせて調理してもOK！）

このままだと、今にもしぼんでしまいそうな野菜。ラベルの読めない調味料。一度きりしか使われず、冷蔵庫で出番を待つ加工品。捨てるにはかわいそう！でも、どう使えばいいのかわからない。だから結局捨ててしまう。

家庭レベルでも食料廃棄はたくさん起こっていて、それをきっとみなさんは目の当たりにしているハズです。本当は食材をムダにしたくない。誰もがそう思っているのに、知識がないことや、知識はあっても使いこなせないことで泣く泣く食材を捨てる道を選ぶ方が多いのが現状です。

サルベージ・パーティには、大きく4つの特徴があります。

1．どんな料理ができるかわからないワクワク感

2．食材を見て瞬時にレシピを生み出すシェフのすごさを見られる

3．使えない、使い切れないと思っていた食材の意外な使い道がわかる

4．家庭の冷蔵庫やキッチンがすっきり

堅苦しくなく、楽しく、他人とフードロスについて語り合い、問題について考えるきっかけになるサルベージ・パーティが、多くの人に開いてもらいたい、というのが私の想いです。