西成で100年ゆるがない場所を目指して山王こどもセンター建て替えへ

「すべてはこども達のために」を区の運営方針のひとつに掲げ、西成区のあらゆるこども支援団体を応援してくださっている臣永区長より応援のメッセージをいただきました！

山王こどもセンターの行事である初夏の運動会の強奪ゲームに感動しました！とメッセージをいただきました。こどももおとなも手加減なしの運動会プログラムです。

次は、ぜひ区長もご参加お願いします！

 

※文字が小さくなりましたので、以下文章を添付しています。

 

輝くいのちが育つ場所

 

山王こどもセンターで強烈に印象に残っているのが「ごうだつゲーム」。前回の区長時代に高速道路下の空き地で、古着を奪い合うラグビー顔負けの白熱した対戦に手に汗を握った。

衣類をからだの下に敷いて、というより衣類の上に身を投げ出して、全身、全力で押さえ込む。奪われまいと必死でジタバタしながら護り、攻めるほうはそこを何とか攻略して奪取しようとしていた。

強引に引っ張るチカラ技だけでなく、フェイントをかけてのアタックといった駆け引きなど、なかなかの頭脳プレーも見せてくれる。

生半可な手加減ではとてもすまない。攻めるも護るも本気で必死の形相、とにかく全力での真剣勝負に感動させられた。

 

　井上陽水さんの唄「少年時代」が聞こえてくるような、昭和のこどもたちを思わせる微熱がそこにはあった。

こどもから青年に向かう少年、少女の期間はまばたきをするほどの瞬間だが、流星のような輝きを見せてくれる。笑って、泣いて、叫んで、存分に生きるために、安心できる居場所が何としても必要だ。

今回の計画は、まわりの昭和感ただよう下町の裏路地を含めて、こどもたちの命が輝く場所として建て替わろうとしている。

募集期間もあとわずか。ぜひ、みな様のご協力をお願いいたします。ご本人たちが控えめなので、厚かましい応援団として重ねてご協力をお願いすると同時に、普段の活動を支える会員も募集していますので、こちらもどうぞよろしくお願いいたします。もちろん私もメンバーのひとりで、甥や姪を見守る親戚のおじさんのような気分です。