廃校リノベーションの設計を担当している東京大学・隈研吾研究室では、各施設ごとにプロジェクトチームを組んでいるそうです。

そんな研究室の様子を少しだけ、同研究室助教の平野利樹さんに教えていただきました。

 

世界的建築家として世界中を飛び回っている隈研吾さんは、研究室で学生と向き合う時間も限られているので、短い時間で集中して、確認、ディスカッション、指示を行います。それを受けて、各チームが次回のミーティングまでに全力で課題に取り組んでいるそうです。

 

 

例えば、各施設のキー素材となる「牡蠣」「竹」「デニム」なども実物を取り寄せ、さまざまな実証実験を繰り返し、耐久性や安全性、機能性の確認をしているそうです。

 

 

今回はそんな研究室から、沖保育園プロジェクト担当の内田遥さんのコメントをいただきました。

 

「沖保育園の魅力は廊下に囲まれた中庭です。入口から廊下を抜けていくと不意にその中庭が立ち現れ、周りの世界とは少し距離を置いてゆったりとした時間を過ごせるような心地よい場所だと思います。

デザインにあたっては、中庭の空間をいかに豊かにするかを考えました。廊下には木のデッキ材を張って縁側のように座ってくつろげるようにし、東側の土間カフェからも中庭の風景を楽しむことができるようにしました。」

 

沖保育園では、様々な機能性と演出効果を備えた中庭と建物の関係性が一つの見どころになるようです。完成後は、ぜひこの辺りにも注目してみてください。

 

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