皆さまこんにちは、シャプラニールの平澤です。

 

「ネパールの女性に笑顔の仕事を!家族を支えるリップバーム作り」は

本日7月20日23:00で終了します。

 

初めてのクラウドファンディングへの挑戦、途中何度も「本当に達成できるのか」と不安になることもありましたが、皆さまから寄せられた「応援コメント」に何度も励まされながら支援依頼を続け、7月15日に無事に目標金額を達成することができました。

 

これまで237名もの方からご支援をいただいたことに、驚きと喜びと感謝の気持ちでいっぱいです。ご協力いただいた皆様へ心からお礼申し上げます。

 

これからグリ村でのリップバーム作りがついに始まります。

 

一筋縄ではいかないこともあると思いますが、皆さまからのメッセージを力にして「つくる人」も「つかう人」も幸せになるリップバームを作ります。

どうか、リップバーム作りの進捗を、引き続き暖かく見守っていただければと思います。

 

 

さて、ここで改めて「なぜグリ村でリップバーム作りが必要なのか」、その理由ともなるネパールの女性の仕事事情について、お伝えしたいと思います。

 

「ネパールの女性」といっても、都市の女性と農村部の女性の生活スタイルは違いますし、どの程度教育を受けているかでも違います。

 

都市部で高い教育を受けている女性は、家庭と仕事を両立させているように見えます。

 

一方で農村部の女性たちはどんな仕事をしているのでしょう。

 

「仕事」といっても、会社員として毎月のお給料をもらうようなケースは少なく、自分の畑での農作業が主な「仕事」です。自分の畑を耕し、自分たちで食べるものを育て収穫するのが基本的なスタイルです。

 

では、子どもを学校に通わせたり、病院に連れていくのに必要な現金収入はどうするのでしょう?

 

最も一般的なのは、自分の畑で収穫した野菜や米を売ることですが、農地の面積が小さければ、自分の家族が食べていくだけで精一杯ですので、なかなか現金化をすることができません。

 

ドゥルガさんや石けん工房の生産者の人々の畑は小さく、現金化するどころか、家族全員で1年間食べるのにも不自由するような状態です。

 

そのためにも現金収入の機会はとても大切なのです。

 

自分の畑の作物を売れない場合には「日雇い労働」をするのが一般的です。

 

どんな仕事があるのかというと、繁忙期には近所の畑の手伝いにいって1日300~500Rs(おおむね300円~500円程度)を稼ぎます。

 

一方農閑期には仕事が減ってしまいます。道路の補修工事や荷運びの仕事などがありますが、なかなか安定的な仕事ではなく、仕事をもらえないことも多いのです。また、肉体的にもかなり重労働で、ケガをしても保険などはありません。

 

工事現場で働く女性たち

 

このようにネパールの農村女性が安定的な現金収入を得るのは、非常に難しいのが現状です。今回のリップバーム開発の発案者となったドゥルガさんや、その工房の仲間たちは、石けんを作り始める前までは日雇い労働などの仕事をしていました。

 

肉体的にもつらいし、何よりも明日も仕事があるのかどうかがとても不安だったようです。石けんを作りはじめて、主体的な仕事ができるようになって、何よりも彼女の手で作った商品が海を越えて日本の人々に使われているということが、彼女たちの大きな自信につながりました。

 

ドゥルガさんの住むグリ村は開発がなかなか進まず、貧しい家庭が多くあります。

 

リップバームの開発によって、グリ村の女性たちの仕事が増え、ドゥルガさんのように自分の仕事に誇りを持ち、そして自分の人生に自信を取り戻していく女性が増えていく、その変化に寄り添って活動をしていきたいと思います。

 

「女性たちの笑顔のために」、これからも私達の活動を応援してください。

どうぞよろしくお願いいたします。

 

石けん工房の生産者たち

 

 

 

 

 

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