レーベンっ子のご紹介⑧ 内弁慶でもいいの「サナ」

サナは茨城県で保護され、神奈川県にやってきました。

 

2022年7月生まれ。親戚がいろいろな団体に分かれて行き、紹介されたサナの親戚犬はたくましい大型犬！

 

「この女の子はどんな成長を遂げるのだろう？」

 

と思いましたが、かなり早い時期から引っ込み思案だったと聞いています。

 

 

来て早々に、2階の子犬部屋から階段を降りていこうとする姿にみんなびっくり！

 

保育犬の良がとんでいき、心配しますが「放っといて！」とばかりに聞き入れません。それから、サナの隣にはいつも良（よき）がいるようになりました。

 

 

思えば、兄弟姉妹で来る子も多かった中、サナは同郷の先輩も居なくて、ボランティアが近付いても無抵抗。緊張することはあっても、自分で状況を見て行動する、マイペースな子でした。

 

 

家の中では自分をある程度出せても、お散歩となるとそれはそれはビビりで、遠くから来る自転車から逃げ、歩行者に飛び退き、音でも風でも心配なようでした。

 

 

でも、サナには良がいるから大丈夫。

 

だんだん身体が大きくなって、わんプロにはしゃぎ過ぎてご注意を受けても、ケージインの指示にはサッと従う。譲渡会では、まるで「そこに居ないのか？」と思うほど気配を消して、じっと座っています。

 

 

後輩女子には少し厳しいチェックを向けることもありますが、ボランティアにはそーっと甘えに行く、可愛いところもあります。

 

めでたくアクティブユニット「茶茶茶」に仲間入りし、今日も元気者です。

 

暴れてもビビっても、落ち着いて導いてくださる里親さんをじっと待とうね。

 

サナはサナなりに、いつも一生懸命だから。

 

今はあまり良べったりではないけれど、2人ともお互いに遠慮しないで幸せになっていいんだからね！