ついに600万円突破。感謝の気持ちでいっぱいです。ボランティアの胸のうち　犬にリスペクトの気持ち

遠い土地から
レーベンにやってきた子たちは
恐怖と不安しかありません。

ご飯を食べられない子、脱糞してしまう子、ケージの隅っこから出て来られない子、さまざまな子がいます。

そんな子たちに私たちボランティアは少しずつ少しずつ気持ちに寄り添いながらお世話をします。すると数日後には顔の表情にも変化が見られ、次第にレーベンの環境にも慣れてみるみる元気になっていきます。

おっ、こんな顔もするんだ！
あっ笑ってるね！
お散歩上手だね！
などなど。
もちろん時間のかかる子もいるけれど、レーベンでは日々新しい発見や喜びがあります。そんな姿を身近で見ながらいつも感じています。

人間のエゴによって傷付き、
辛い過去を背負いながら、
また人間を受け入れ、
心を開こうとしてくれる。
すごいことだと思うのです。
過去を振り返らず、前だけ向いて力強く生きていく犬たちの姿にリスペクトしかありません。

やがて新しい家族が決まり、レーベンを卒業して里親さんからの幸せ便りが届いたとき、胸がいっぱいになります。里親さんや関わった方々への感謝の気持ちと同時に、改めてひとつの命を大切に大切に思います。

犬を迎えるということ
それは命を迎えるということです。家族になるということです。
ですからそれは簡単なことではありません。その決断は安易ではいけません。ご家族でたくさん話し合って
ご家族全員が皆同じ気持ちで迎えて頂くことがとても重要だと思います。

今回私たちの団体は、初めてクラウドファンディングにチャレンジいたしました。ご支援くださった方々に深く感謝申し上げます。またこのクラファンを通じて、私たちの活動、そして保護犬と呼ばれる犬たちの現状をどうか目を逸らずに、ひとりでも多くの方に知って頂きたいと切に願います。