寄付総額
目標金額 60,000円
- 寄付者
- 38人
- 募集終了日
- 2020年1月26日
台湾花蓮地震 緊急支援
#国際協力
- 現在
- 48,295,000円
- 寄付者
- 4,972人
- 残り
- 65日
夜の世界で孤立・困窮している女性たちに、必要な支援を届けたい
#医療・福祉
- 総計
- 196人
てくてくサポーター募集中|闘病ママパパの子育て・暮らしのサポーター
#子ども・教育
- 総計
- 5人
子どもの貧困の実相を描いた絵本を、全国の図書館に!
#子ども・教育
- 現在
- 2,190,000円
- 寄付者
- 119人
- 残り
- 21時間
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- 総計
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障がい者がより豊かに生きられる社会を!みらせんサポーター募集!
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- 総計
- 36人
プロジェクト本文
終了報告を読む
目標達成のお礼とネクストゴールについて
暮れの12/27に開始したクラウドファンディング、開始した時にはこんなに早く達成できるとは思ってもいませんでした。
そもそも、目に留めてもらえるのかどうか、そこが一番見えないところでした。
12/30時点であと2,000円というところまで来て、これを新年の目標にするぞと思ったものでした。
でも、嬉しいことに12/31をもって、目標金額を達成することができました。
大きなお志をいただいた皆様、本当にありがとうございます。
しかし、出来ることならば、来年度も続くシルバーリングのために、背中をもうひと押ししていただけないでしょうか。
紫翠苑は、来年度(2020年度)のシルバーリング作りのために、12万円をネクストゴールにしたいと思います。
このプロジェクトを見てくださった方、ご寄附をいただいた方、またこれから興味を持っていただける方、それぞれの方の視線を感じながら、紫翠苑のスタッフ一同、最後までクラウドファンディングに取組みたいと思っています。
引き続き、応援をよろしくお願いします。
更生保護法人 紫翠苑(2020.1.6追記)
非行から立ち直り、社会へ再出発をしようとしている女性たちがいます。
そして、彼女たちの周りには、再出発を後押ししてくれる更生保護関係団体の方、地域の方、そして学生さんといった"支援者"たちがいます。
この"支援者"たちと、彼女たちをつなぐシルバーリング作りを、私たちは11年にわたって行ってまいりました。
しかし近年そのための助成金がなくなり、実施が難しくなってきてしまいました。
彼女たちにとって、シルバーリングを作製した時の感動はなかなか得られないものです。
そして、苦労して作った指輪は、彼女たちにとって「支援者との繋がりの証」でもあります。
この取り組みは今後も続けていきたいと考え、このたびクラウドファンディングに挑戦いたします。
どうぞよろしくお願いいたします。
私たちについて
こんにちは。
私は、東京都八王子市にある更生保護施設紫翠苑(しすいえん)施設長の真田(さなだ)と申します。
非行から立ち直り再出発しようとする少年・少女の中には、頼れる人がいなかったり、住む場所がなかったり、あるいは本人に社会生活上のハンデがあったりなど、さまざまな理由で自立・更生の手助けが必要な人がいます。
更生保護施設は、こうした人たちを一定の期間保護して、その円滑な社会復帰を助け、再犯を防止するという重要な役割を担っています。(法務省HP(1)より一部引用)
私自身、自らの体験を含めて、非行・犯罪との関りは50年と長いのですが、ハンデを抱えながら更生への第一歩を社会へ向けて踏み出すことがどれだけ大変か、その実際を目の当たりにするのは実はここ数年のことで、初めて見聞きすることが多くあります。
保護者の適切な指導や相当の援助があれば難なく超えられるであろう小さな障害物を越えられず、自立に向けて足踏みしている未成年者が、それぞれ持っている力をうまく発揮できるようになるには、一人ひとりの努力はもちろんですが、多少の援助はどうしても欠かせないことであり、なにより周囲の大人の理解と適切な声掛けが必要だと思っています。
女子青少年施設として約40年の歴史を持つ紫翠苑には、12年前から未成年だけでなく、成人女性の受入れも行っています。就労、結婚、出産、育児、離婚、死別、生別・・・未成年以上の長い人生を歩んできている女性たちにとって、立ち直りの難しさはそれぞれの事情にしたがって大きなものがあります。未成年とはまた違った意味で、社会に受け入れられるための援助と精神的な支援が欠かせないと思っています。
今回のクラウドファンディングは、運営資金が限られて活動の範囲が限られがちな更生保護施設のことを幅広い方々に知っていただくきっかけになればと思って企画しました。どうぞよろしくお願いします。
指輪作りを始めたきっかけと、これまでの実績
シルバーリング作りをはじめたのは、2009年のことでした。当時、東京藝術大学が新しく社会貢献活動を行うということで、法務省および東京保護観察所を経由して、都内に3か所ある女子更生保護施設の一つである紫翠苑に、シルバーリング作りに関するご提案をいただきました。これをお受けしたことをきっかけに、紫翠苑におけるシルバーリング作りは始まりました。
それ以来、シルバーリングは入所者からとても好評だったこともあり、2009年から2019年までの11年間、継続して実施してきました。
2018年からは、入所者の参加機会を増やしたいという私たち紫翠苑の希望と、この活動をさらに充実させたいという東京藝術大学のご要望が合致したこともあり、年間1回だった実施回数を増やし、年間2回の実施を目指しているところです。
2018年3月のシルバーリング作りには、法務省のフラッグアーティストを務める歌手の谷村新司さんが参加してくださるという一コマもありました。この時は、入所者はもちろん大勢の協力者の参加があって大変にぎわい、テレビのニュースにも取り上げられ、全国から反響があったことに驚かされました。
この出来事も、この活動を続ける上で私たちの励ましとなりました。
指輪作りの流れ
ここで、シルバーリング作りの流れをご紹介したいと思います。
まずは工作に入る前に、参加者みんなで自己紹介をします。講師の紹介(いつも「プロ」と名乗ります)、参加者一人一人自己紹介をし、名札をつけます。
参加者は、入所者だけでなく、支援者となる地域のBBS(3)会員や保護観察所職員等に参加していただいたり、はたまたゲストの方に参加していただいたりします。入所者も含め参加者は毎回異なり、ほとんどが「はじめてシルバーリングを作る」方ばかりです。
さあ、さっそくはじめます。まずは純銀の細い棒と工具を準備します。参加者の指のサイズをゲージリングを使って測り、そのリングに必要な長さの銀の棒を切り出し、丸い輪の形に接着してこれを土台とします。白い紙と鉛筆が渡され、指輪のデザイン画が描けたらこれを銀の輪に書き写します。
木の板で作った工作台を万力で机に固定したら、切削を開始します。
銀の棒は硬く、粗目のやすりだとどんどん削れますが、目の細かいやすりだと、かなり時間がかかります。
なかなか形ができてこないと粗目のやすりで削りたくなる気持ちが湧いてきます。それを我慢して、ていねいな仕事ができるかどうかが、出来栄えのカギとなります。
この工程の合間を見計らって、広間で皆で昼食をとります。手作りの鍋を囲んだり、参加者間の距離が縮まる時間にもなります。
そろそろ、午後の作業を開始しないと日暮れまでに間に合いません。
粗目のやすりから徐々に細かくしていき、番手の違う布やすりを順番にかけていくと製品の形が浮き上がってきます。棒やすりと布やすりによる磨きが終わったら、細かい傷がないかどうかを「プロ」が最終チェック。合格したら、最後は「プロ」が電動のパフで磨きます。
そして、「できた!」という声が会場のあちこちから聞こえ始めると最後のアクセルが入ります。
講師に最後の磨きをかけてもらうとき、皆が一様に感嘆の声を上げます。
世の中に一つだけの、マイリング誕生の瞬間です。
できあがったら、参加者それぞれから感想を話し、作った指輪をはめたみんなの手をかざして、入所者・BBS会員・保護観察所職員たち、そしてゲスト。参加者全員で記念写真を撮ります。
始まる前は少し緊張していた入所者・参加者同士の距離も、気づけば始まったときと比べてうんと縮まっています。
入所者(彼女たち)にとっての指輪作り
指輪は、女性の入所者にとっては比較的身近なものですが、その多くは買うものであったり、異性に買ってもらうものであったりし、自分で作るものと考えている入所者はいません。そして、東京藝術大学の名前を聞いてもピンとくる入所者もいません。指輪を作るイベントであると聞かされても、出来上がる製品をイメージして参加するというわけでもありません。
しかし、指の採寸から始まって、自分のリングの土台となる銀のリングが手渡されそのデザインを始めると、彼女たちに少しずつ少しずつ気持ちが入っていくのが周囲から見てもわかります。講師から適時適切なアドバイスを受けたりしているうち、次第に皆無口になり、一心不乱に工作台に向き合う時間が続きます。中には、昼食の時間を惜しんで午後の部にとりかかる人もいます。
そして出来上がると、作ったリングをずっと身に着けている人、指輪を持つのが初めてだという未成年の人、銀製品が好きだという人、これを指にはめて採用試験に行ったら受かったのでラッキーアイテムだと思うという人。
彼女たちの反応はさまざまですが、手間をかけながらも自分で時間をかけて作ったあの工程があったからこその反応でしょう。
そして何より、シルバーリング作りは、入所者だけでなく、講師の皆さん、地域のBBS会員や保護観察所職員、そしてゲストの方々といった、紫翠苑の“支援者”たちと時間を共にすることができる貴重な機会であり、その時の記憶が指輪という形で残ることは彼女たちにとっても意味あることだと考えています。
シルバーリング作りを体験したあとに退所した卒業生の中には、「退所してから時間が経ち、太って指に入らなくなったのでペンダントトップにして身に着けています」という話も聞きます。
エピソードの内容もほほえましいことですが、退所後も長く身に着けてくれているのだな、と感じた瞬間でもありました。
私たちが、実現していきたいこと
更生保護施設は、限られた委託費の中で運営しています。彫刻家であったり工芸家であったりする講師陣を招聘して行うこのイベントには経費がかかり、これまでは助成金により安定的に運営できた面がありましたが、助成が2017年で終了し、今後続けていくことがだんだんと難しくなってきています。
入所者である彼女たちにとって、シルバーリングを作製した時の感動は、他ではなかなか得られないものです。
そしてこの機会は、彼女たちのこれからの人生においても、支援者とつながった記憶として意味あることと考えており、この取り組みはぜひ続けていきたいと考えています。
更生保護施設という施設は、接点のない方々にはなかなか理解しにくい場所の一つだと思います。
今回のクラウドファンディング等を通して、入所者や私たちとの距離を縮めていただき、更生保護施設の在り方についての提言を含めて、更生を目指す入所者への理解と支援の輪を広げていくよすがとなることを願っています。
資金の使い道
・専門家招聘費用(東京藝術大学の講師2~3名分の謝金および交通費)
・その他諸費用(クラウドファンディング手数料ほか)
目標金額を上回る金額が集まれば、上回った金額に応じて、次年度以降のシルバーリング作り費用に充てたいと考えています。
ギフトについて
≪お礼のメール≫
メールではイベント当日の参加者の状況やそれぞれのコメントを報告します。
今回は、支援いただいた方々への参加者からのお礼のことばなども含め、このイベントの意味が初めて更生保護施設を知る方々にもご理解いただけるように工夫をいたします。
≪入所者手作りアクリルたわし≫
アクリルたわしは、紫翠苑の入所者が手編みしたカラフルなもので、台所での食器洗い等にご利用いただけます。3個セットでお送りします。
≪紫翠苑だより2020春号(寄付者のお名前の掲載あり)≫
紫翠苑だよりは、年1回の機関紙とは別に季刊で発行しているA42枚程度の広報紙です。寄付者のお名前の掲載に当たっては、ご同意をいただいた方のみとします。
*注意事項:このリターンに関する条件の詳細については、リンク先(https://redyfor.jp/terms_of_service#appendix)の「リターンに関するご留意事項」をご確認ください。
≪施設見学≫
更生保護施設である当施設をご自身の目で見学していただきます。
*開催日は2020年6月頃を予定、2020年2月頃に寄付者様とご相談の上決定させていただきます(日程や時間についてのご要望は可能なかぎり対応させていただきます)
*東京都八王子市にある当施設にて実施
*スケジュール:13時半開始、15時半終了予定です
*なお、交通費等についてはご自身でのご負担をお願いいたします
≪シルバーリング体験(限定2名)≫
2020年度のシルバーリング作製のイベント時にご招待します。ただし、各回の参加人員には制限がありますので、多いときは調整をさせていただきます。
*開催日は2020年9月頃を予定、具体的な開催日は2020年7月頃に寄付者様にお知らせさせていただきます(講師との調整等を行う必要があるため)
*東京都八王子市にある当施設にて実施
*スケジュール:9時半開始、16時終了予定です
*交通費等についてはご自身でのご負担をお願いいたします
ご寄付の税制優遇について
特定寄附金による税制優遇について
本プロジェクトを通じて寄付を行う場合には、以下の税制優遇を受けることができます。
〈内容〉
・個人の場合:2000円以上の寄付をされた方は、寄附金領収書を添えて確定申告を行うことで
所得税に関する優遇措置として「税制控除」か「所得控除」のうち有利な方を選択できます。
一部の住民税についても優遇措置の対象となる場合があります。
・法人の場合:「寄附金特別損金算入限度額」の枠が適用され、当該限度額の範囲で損金算入ができます。
※詳しくは自治体や所轄税務署、国税庁のウェブサイト等をご覧ください。
〈寄附金領収書の発行について〉
寄附をされた方には、後日「寄付領収書」を送付いたします。
領収書名義:Readyforアカウントにご登録の氏名を宛名として作成します。
領収書発送先:Readyforアカウントにご登録の「リターン/ギフトの発送先ご住所」にお送りします。
寄附の受領日(領収日):Readyforから実行者に入金された日となります。
領収書の発送日:令和2年3月ごろを予定しています。発行までお時間をいただきますが予めご了承願います。
最後に
更生保護施設の活動は、衣食住を支えることがまずは第一ですが、
入所中だけでなく退所してからの支援も視野に入れています。
退所後、入所者が施設を訪ねてくれることがあります。
訪ねてくる彼女たちの指に、このリングがはまっているのを目にすると、
彼女たちと、私たち"支援者"はまだ繋がっている。
そんなことを実感します。
この取り組みは、今後もぜひ続けていきたいと考えています。
皆さまの応援や参加を、心よりお待ちしております。
出典
(1)法務省ホームページ『更生保護施設とは』
http://www.moj.go.jp/hogo1/kouseihogoshinkou/hogo_hogo10-01.html
(2)法務省ホームページ『こころをつなぐプロジェクトとは』http://www.moj.go.jp/hogo1/kouseihogoshinkou/hogo03_00084.html
(3)日本BBS連盟ホームページ『BBSとは』
http://bbs-japan.org/about/organization
<プロジェクト終了要項>
・開催日時
2020/03/14(予定)
・開催場所
名称:更生保護法人紫翠苑、URL:なし、住所:東京都八王子市緑町78-1
・主催者
更生保護法人紫翠苑
・イベント内容
名称:明日を刻む 私のシルバーリング、URL:なし
内容:女子更生保護施設の入所者を対象にゲストを交えて集団で行う純銀製の指輪づくりのイベント。
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プロフィール
あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!
ギフト
500円
お礼のメール
施設長から心をこめたお礼のメールをお送りいたします。
※寄付金控除用の領収書を発行します
- 寄付者
- 6人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年2月
1,000円
お礼のメール
施設長から心をこめたお礼のメールをお送りいたします。
※寄付金控除用の領収書を発行します
- 寄付者
- 8人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年2月
3,000円
お礼のメール、アクリルたわし(3個)、紫翠苑だより2020春号(お名前の掲載あり)
●施設長から心をこめたお礼のメール
●入所者お手製のアクリルたわし(3個)
●紫翠苑だより2020春号
*注意事項:このリターンに関する条件の詳細については、リンク先(https://redyfor.jp/terms_of_service#appendix)の「リターンに関するご留意事項」をご確認ください。
※寄付金控除用の領収書を発行します
- 寄付者
- 13人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年4月
5,000円
お礼のメール、アクリルたわし(3個)、紫翠苑だより2020春号(お名前の掲載あり)、施設見学
◆施設長から心をこめたお礼のメール
◆入所者お手製のアクリルたわし(3個)
◆紫翠苑だより2020春号
*注意事項:このリターンに関する条件の詳細については、リンク先(https://redyfor.jp/terms_of_service#appendix)の「リターンに関するご留意事項」をご確認ください。
◆施設見学
・開催日は2020年6月頃を予定、2020年2月頃に寄付者様とご相談の上決定させていただきます(ご要望は可能なかぎり対応させていただきます)
・東京都八王子市にある当施設にて実施
・なお、交通費等についてはご自身でのご負担をお願いいたします。
※寄付金控除用の領収書を発行します
- 寄付者
- 10人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年6月
10,000円
お礼のメール、アクリルたわし(3個)、紫翠苑だより2020春号(お名前の掲載あり)、シルバーリング体験
●施設長から心をこめたお礼のメール
●入所者お手製のアクリルたわし(3個)
●紫翠苑だより2020春号
*注意事項:このリターンに関する条件の詳細については、リンク先(https://redyfor.jp/terms_of_service#appendix)の「リターンに関するご留意事項」をご確認ください。
◆シルバーリング体験
・開催日は2020年9月頃を予定、2020年7月頃に寄付者様にお知らせさせていただきます
・東京都八王子市にある当施設にて実施
・なお、交通費等についてはご自身でのご負担をお願いいたします
※寄付金控除用の領収書を発行します
- 寄付者
- 2人
- 在庫数
- 予定数終了
- 発送完了予定月
- 2020年9月