東ティモールの子どもたちに学用品が必要な理由(わけ)を皆さんにもっと実感していただきたい。

この思いから、CARE International が行った現地のインタビューを掲載します。是非お読みください。

 

私は教育を受けられなかった。でも私の子どもは教育を受けてほしい。

ジャシンタとカルロス夫婦の願い

 

 7人の子どもを持つジャシンタ(妻)とカルロス(夫)さんは、東ティモールの首都から30Km離れたLiquica地区で農業を営みながら暮らす典型的な家族です。 

しかし、他の家族同様コーヒーや野菜、バナナなどを売る生活の中で、カルロス夫妻にはただひとつ他の家族とは決定的にちがう信念があります。 

それは、『子どもたちには高等教育を受けさせたい』という決意です。事実、彼ら7人の子どものうち3人を大学に行かせています。

 

 「私はポルトガルの植民地時代、小学校4年生までしか進学する事ができませんでした。だからこそ、私の子どもたちには高等教育を受けさせたかった。」父親であるカルロスさんは言います。

また母親であるジャシンタさんは、自身は文字を読む事すらできないからこそ、子どもたちに教育を受けさせることが、将来の彼らの生活や尊厳を高める事であると痛感しています。

 

もちろん、たった一学期で150ドル(珈琲生産者の年収300ドル)もかかる学費は、彼らにとって容易いことではありません。

時には、ノートや鉛筆購入のために親戚に借金を申し込むこともあります。妻のジャシンタさんはその苦労をこう語ってくれました。

「私たちの信念を実現させる事は、当初から困難だった。それでも、私たちが経験した努力や信念を周囲に伝えていけば、私たちの家族だけでなく、地域や国の発展につながると私は強く信じています。」

 

しかし残念ながら東ティモールでは、このジャシンタとカルロス夫婦のような熱意を子どもの教育に持つことは、大変稀であると言わざるをえません。

多くの親は、教育の責任は先生や公的機関にあると考え、学用品などの学費を捻出しようとすらしないのが現状です。

実際、この概念は約6割の子どもたちが学用品などの不足から退学する・退学する危機にあるという調査結果も表しています。

 

このような状況の東ティモールに一つでも多くの学用品を届けたい。

 

この想いから私たちCAREはスマイルギフトキャンペーン 2012を展開しています。

 

 

 

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