里親募集型猫カフェを開業して8年目を迎えました。
開業時8匹でしたが、現在は13匹、子猫シーズンともなれば20匹近くに増えることもあります。
全国的にみても保護猫カフェは増加していますが、廃業する猫カフェも少なくありません。行政機関や動物愛護団体が行う譲渡会は月に数回、限られた日時と場所で開催されていますので、営業時間内ならいつでも里親募集中の猫たちに会える猫カフェは重要な役割を果たしています。
しかし、ほとんどの里親募集型猫カフェが厳しい経営状況に悩まされています。「そら猫」も例外ではありませんが、ご寄付やサポートしてくださるボランティアの方々のおかげで現在も営業を続けられています。

「猫たちを助けたい!」という思いだけでは猫カフェの経営は成立しないのが実情です。思いだけが先走り保護する猫の数がキャパを超えると、猫たちの健康管理もじゅうぶんにできずビジネスとしても成立せず廃業せざるをえなくなります。
また、保護した猫たちが全て里親さんに譲渡できればいいのですが、そうはいきません。年を追うごとに猫たちにかかる経費は増加していきます。里親さんに恵まれない猫たちは高齢猫や持病や障害を持つ猫が多いからです。
営業時間を延ばしたり、お客様の定員を増やせば、少しは問題が解決するかもしれません。しかし、それは猫たちにストレスをかけることになります。
「猫たちを助けたい!」という気持ちではじめた事が猫にストレスをかけるような営業形態になれば本末転倒です。

ここ数年、動物愛護とビジネスの間で日々悶々としていました。
殺処分の減少には、譲渡数を増やす役割を果たしている猫カフェは必要です。
では、猫たちにできるだけストレスをかけず営業を続けていくにはどうしたらいいのか・・・悩んで出した答えが「自宅開放型猫カフェ」でした。
予約制で一組ずつ貸切という形態なら、お客様にも喜んで頂けますし、猫たちにもストレスをかけずにすみます。
その分売り上げは落ちますが、自宅兼なので家賃や光熱費などの負担がかなり少なくなります。
そして何よりも猫たちの健康面に目が行き届きます。
人間同様、飼い猫の高齢化も進み20才以上の猫も珍しくありません。
「そら猫」で高齢や病気で最期を看取った猫も少なくありません。
その経験を活かし、新店舗では高齢猫との生活や健康面でのアドバイスもしていきたいと思っています。
まずはこのプロジェクトを達成して、猫たちにとって安心できる環境を整えたいと思っておりますので引き続き応援お願いいたします。
 

子猫シーズン、里親募集の子猫たちが入れ替わりでやってきます。
「そら猫」のシニア猫たちは慣れたもので、すんなり受け入れてくれます。
こうやってたくさんの子猫たちが「そら猫」から里親さんに!
小さな命をつなぐ過程で、里親さんとの出会いに恵まれなかったシニア猫たちが貢献しています。


 

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