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日本で唯一の冤罪ラジオ番組はまだまだ続けなくてはいけない使命がある
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2025年04月23日 22:10

4月20日「山際永三さんを偲び語る会」が開かれました。



4月20日に四谷区民センターで「山際永三さんを偲び語る会」が開催されました。「冤罪犠牲者の会」の第1回イベントは「山際永三講演会」でした。そして、山際さんは「遺体は誰? 折山事件」の「折山敏夫さんの再審を支援する会」の中心人物でもありました。

山際さんは映画監督となり、後に活動の場をテレビ業界に移しました。その頃の懐かしい映像も披露され、若き日の山際さんの情熱を感じました。「ロス疑惑」での三浦和義さんに対する興味本位なワイドショー的報道の在り方に疑問を呈し、容疑者にも人権があるということをメディアに知らせました。これ以降、現在に至るまで、容疑者が手錠・腰縄の姿を映されることはなくなったそうです。

たくさんの参加者が山際さんの思い出を紹介してくださいました。中でも強烈に印象に残ったのは足利事件の菅家利和さん(式次第に書かれているお名前の漢字が間違っていました。大変失礼しました)。山際さんが支援したDNA鑑定の結果、電撃的に釈放された経緯を話されました。山際さんを山際先生と呼び、一生感謝する、これからも冤罪犠牲者のために尽力すると話してくださいました。

オウム真理教に解散命令が出され、教団幹部の子女が住民票を移せない、学校にも行けない状態になったときに、世話をしたのが山際さんだったそうです。初登校のときは学校まで付き添ったとか。それらの活動の根底にあるのが「人権」に対する意識です。そして、その「人権」の大切さを国民に知らせる大切な役目を負うのが「報道」であるという考えに基づいてできたのが「人権と報道・連絡会」でした。

お別れの挨拶は「人権と報道・連絡会」を一緒に作って活動した浅野健一さん。ジャーナリズムや報道、山際さんとの活動のお話の中に、「友」としての飾らない素顔と信頼が垣間見れて静かに感動しました。山際永三さんは巨人と呼ぶにふさわしい、すごい人だったんだなあと改めて感じます。ご冥福をお祈りしたいと書けば、きっと「そんなこといいから、人権を大切にして、冤罪をなくす努力をしてくれよ」と言われそうな気がします。

 
 
 


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