村にお話に行ってきました！

　プロジェクトが成立してから、バタバタとした日々を送り、すっかりご無沙汰いたしました。本当に皆様のおかげで、活動を始められることになり、本当に嬉しいです。

　さて、早速メンバーで話し合い、まず第一弾として、ラオスの中部、カムアン県ヒンブン郡ナアン村の小学校を訪ねてきました。ここは、メンバーの一人の親戚村ですが、周りを墨絵のような山々が囲み、牛たちが村人のように村を闊歩して歩く、なかなか素敵な村です。

 

 

でも、小学校には、机と椅子があるのみで、もちろん子供達はお話の本などに接したことはありません。

 

 

　初日は日曜日にもかかわらず、先生のお達しが行き届いていると見え、ほとんどの生徒たちが集まってくれました。午前中にお話会。午後はゲームと自由に本を読んだり、お絵描きをしたり・・・1日、楽しい時間を過ごしました。

 

　

 

　二日目は、またお話会。2日連続していくと、子供達がうんと期待して待ってくれているのがわかります。そして、嬉しかったのは、スタッフみんなの名前を覚えて呼んでくれたこと。そして、こちらも、子供達の顔を覚えることができること。

 

 

 

　子供達が熱心にお話を聞いたり、本を手に取ったりする姿を実際に見ることで、先生達にも、この活動の意味が伝わっていくのではないか・・・と期待しています。今回は、本は学校におかずにまた持ち帰りました。いきなりあげると大抵失敗するからです。でも、この次に来る時は、図書コーナーを作ろう・・・と先生達とも話しました。この学校の場合は、雨季には洪水になってしまうそうなので、壁にかけて、取り外しのきく布製の本の入った図書袋を、準備したらいいのでは？　・・・各一されたものではなく、その場に合ったものを準備していく必要があるからです。

 

 

　子供達とこんな時間を過ごすと、次に来るのが楽しみになります。

 

　こうして、スタートを切ることができました。

　改めて、本当にありがとうございました。

　

 

 

　どうぞ、来年が、素敵な一年になりますように！