
プロジェクト本文
【達成のご報告とネクストゴールの設定につきまして】
この度、皆様のご支援のおかげで、始まってから19日目に目標額の1,750,000円に達することができました。本当に温かいご支援をありがとうございました。残された期間で最後までやりきろうと思い、ネクストゴールに挑戦いたします。改めての皆さまへの感謝と次の挑戦への決意はこちらをご覧ください。
新たに「ストーリーキャラバン」を立ち上げます!
こんにちは、安井清子です。ラオスで長い間、子どもたちのための図書館の活動に携わっています。「ラオス山の子ども文庫基金」をはじめとする日本の方々のご支援で、15年ほど前からビエンチャン市内と山の村に、3つの小さな図書館を作り、継続支援してきました。
2016年には、クラウドファンディングを通して、ラオス語訳をつけた世界の絵本の補充や、民話絵本の出版、図書館の整備も行うことができました。
これまでの活動に加え、数年前より、ラオスで立ち上げられたラオスの財団「あらいふさきち教育奨励財団」のラオス人メンバーとも、絵本に関わる活動を続けてまいりましたが、今年から新しい取り組みを始めたいと考えています。
それは本の読み聞かせとともに、人形劇やストーリーテリング活動をもって、各地の図書館や小学校を巡回し、もっと楽しくお話を伝えていくことです。
しかし、この活動を行なっていくためには、劇のための小道具を製作したり、各地を回るために交通費など200万円近くの資金が必要なことがわかりました。
そこで再度、クラウドファンディングを立ち上げることを決意いたしました。温かいご支援をどうかよろしくお願いいたします。
「なぜ今、人形劇を…?」と疑問に思われた方もいらっしゃるかもしれません。実はこの決意は最近決めたものではなく、ラオスで活動を続ける中ずっとやりたいと思っていたことなのです。
■私の活動の根本にあった想い
私はこれまで、難民キャンプやラオスで、たくさんの子どもたちや家族を見てきました。貧困や、親の無知や無関心の中に置かれた子は、現実に置かれている貧しい環境しか知りません。そしてその中でだけ育っていけば、結局はそれを繰り返すことになってしまいます。
そんな中で、「私たちに何ができるだろうか?」と考えた時、「環境は変えられなくても、その子の心に新しい“心の環境”を作っていくことはできるのではないか?」と考えました。
小さい頃から絵本やお話を通して、現実を超えた新しい世界と出会っていくことで、大きな自由な世界観を持ってほしい。
将来の夢を思い描き、自分で考え行動できる人になっていってほしい…。
そう思って、私は、子どものための図書館活動を続けてきたのです。
■しかし、絵本を届けるだけでは限界があります。
最近では、高校生になった子どもたちが、小さな子どもたちに、お話を読んであげたり、字を教えてあげたり…という姿も見られるようになっています。
でも、一般的にはまだまだ、ラオスの子どもたちが物語を楽しめる環境は整っていません。
本も少なければ、図書館も少ない。そして、これまでに様々な団体の支援で図書室ができて本が入っても、識字率は低く、子どもたちも最初からスラスラ読めるわけではありません。
さらに子どもと本をつないで、お話を楽しく伝える大人があまりいないので、せっかくの本があっても十分に活かされずに、破れて終わってしまったりします。
私たちのラオスの財団でも、これまで幾つかの学校に図書を寄贈しましたが、やはり同じような状況です。
■「絵本以外の手段」でもアプローチしていきたい!
そこで思いついたことが、「ストーリーキャラバン」でした。
実は私自身、大学卒業後最初に働いたのが、「おはなしきゃらばん」という子どもたちにお話をして巡回する教育財団でした。
人形劇やストーリーテリングといった活動を実践していくことによって、子どもたちが本とお話に楽しく出会う場を作り、子どもたちの心とお話とをつないでいく…。そのような機会をラオスの子どもたちに増やしてあげたいと、ラオスに「ストーリーキャラバン」を立ち上げたいと思っています。
ちょうど財団のラオス人メンバーは、そんな活動に最適のメンバーが揃っています。演技者、製作者がおり、これまでも一緒に人形劇を作ったりもしたことがあります。また、一人は語り手だったおじいさんにお話を聞いて育ったという人です。
15年も活動を続けてきた今、やはりラオスでも、子どもたちをより楽しくお話の世界に引き込んでいくため、どうしても、「ストーリーキャラバン」の活動を始動させる時が来た!と思っているのです。
まずは、私たちがこれまで関わってきた図書館、図書室を始め、ビエンチャンの手近な小学校と地方の小学校にて定期的に新しい演目を持って子どもたちを訪ねます。
子どもたちの心に、お話の世界を広げる楽しさを!自分で本を読む楽しさを!そして、想像をふくらませ、表現することの楽しさを!届けていきたいと思っています。
このような活動は、まだラオスではほとんど行われていません。私たちも未熟ではありますが、はじめの一歩を踏み出していきます。
【ストーリーキャラバン活動計画】
●公演する演目
・「おおきなかぶ」「3びきのやぎのがらがらどん」「ガンピーさんのふなあそび」など、国を超え、子どもたちに人気のある演目は、必ず入れていきます。
・その他に、ラオスのお話から仕立てた人形劇を作り、公演していきます。
・また、地球や宇宙の大きさや歴史の長さ、不思議さを感じてもらうような科学絵本からのネタ、例えば、恐竜などの話も、取り入れていきたいと思っています。
毎回の訪問で、人形劇または、パネルシアターなどを使ったストーリーテリングとともに、絵本を読み聞かせする時間を必ず設けます。
●活動期間
2019年12月〜2020年12月(トライアル期間)
トライアル期間内で、どのような子どもたちの反応を引き出すことができるのか?結果を出すことができるのか?によって次の計画に結びつけていきます。(もちろんその後も活動は継続してまいります。)
●活動範囲
ビエンチャン市内の小学校 4箇所(それぞれ1ヶ月に1度。各校を8回訪問予定)
地方の図書館 4箇所(シェンクワン県2カ所、ウドムサイ県、カムアン県それぞれ2回ずつ訪問予定)
【資金使途】
小さい頃から、本やお話を通して、新しい広い世界に出会っていくことで、子どもたちは自分の心の中に、より広く大きな新しい世界観を持つことができると信じています。
やっと今回のプロジェクトで、これまで本を楽しむことができなかった子どもたちにより幅広くアプローチしていくことできるのです。
まずは、「ストーリーキャラバン」の活動を立ち上げ、多くの子どもたちの心にお話をたくさん届ける活動を始動させること!
また、周りの大人たちに子どもたちの反応や変化を実際に見ることによって、「本はこんなに面白いんだ。お話はこんなに子どもたちにとって大切なものなのだ」ということを知って、感じてもらいたいと思っています。
そして、将来的には、「子どもたちに必要な活動」として、ラオス国内で資金調達ができるくらいになっていきたい。今回のプロジェクトは、そのためにはじめの一歩です。
そのための資金をみなさまにご支援いただければ、幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。
私が長く関わり、子どもたちもお話が大好きなシヴィライ村の刺繍のクラフトを、心ばかりのお礼としてお送りいたします。
また、「ストーリーキャラバン」が子どもたちを訪ね、お話をする様子をビデオに撮ってご報告できるようにいたします。
10,000円以上のご支援の方々には、日本からの航空券代やラオス内での費用はご本人払いの実費になりますが、ラオスに来ていただければ、いつでも、子どもたちのところに同行していただけるように、調整していきたいと思います。
プロフィール
ラオスで子ども図書館活動に関わって長い。現在は、ラオス人の夫と子どもとビエンチャンに暮らす。モン族の住む山の村で2カ所、ビエンチャンで1か所、子ども図書館を運営している。 2017年には、ラオスでの活動に、在ラオス日本大使館より公館長表彰を受ける。 著書に、「空の民の子どもたち」(社会評論社)、「ラオス 山の村に図書館ができた」(福音館書店)「ラオスの山からやってきたモンの民話」(ディンデガルベル)、「チューの夢 トゥーの夢」(福音館書店)、「わたしのスカート」(福音館書店)他
リターン
3,000円
【モン族伝統の刺しゅうギフト】ハートストラップコース
・サンクスレター
・活動報告書(PDFでお届け。1年間計4回を予定しています。)
・モン族の刺しゅうのハートストラップ
ラオスのシヴィライ村で暮らすモン族の人びとに代々伝わるユニークな刺しゅうをふんだんに使った贅沢な品々。どれもちくちく縫い上げたハンドメイドのオリジナル品。一点ごとに色も柄も違います。
- 支援者
- 60人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年10月
10,000円
【モン族伝統の刺しゅうギフト】財布とジュエリーケースのセット
・サンクスレター
・活動報告書(PDFでお届け。1年間計4回を予定しています。)
・人形劇の様子を動画でお届け
・ラオスへの招待状(現地にお越しの際、安井が現地をご案内いたします。)
・モンの刺しゅうの財布とジュエリーケースのセット
ラオスのシヴィライ村で暮らすモン族の人びとに代々伝わるユニークな刺しゅうをふんだんに使った贅沢な品々。どれもちくちく縫い上げたハンドメイドのオリジナル品。一点ごとに色も柄も違います。
- 支援者
- 43人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年10月
10,000円
【リターンご不要の方向け】子どもたちの笑顔を動画でお届け!
・サンクスレター
・子どもたちからの感謝のお手紙
・活動報告書(PDFでお届け。1年間計4回を予定しています。)
・人形劇の様子を動画でお届け
いただいたご支援金は、リターン費用がかからない分、サービス手数料を除いて全て活動内容に活用させていただきます(寄付控除の対象にはなりません)
- 支援者
- 64人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年10月
30,000円
【モン族伝統の刺しゅうギフト】ポーチ、ペンケース、ハートのセット
・サンクスレター
・活動報告書(PDFでお届け。1年間計4回を予定しています。)
・人形劇の様子を動画でお届け
・ラオスへの招待状(現地にお越しの際、安井が現地をご案内いたします。)
・モンの刺しゅうのポーチ、ペンケース、ハートのセット
ラオスのシヴィライ村で暮らすモン族の人びとに代々伝わるユニークな刺しゅうをふんだんに使った贅沢な品々。どれもちくちく縫い上げたハンドメイドのオリジナル品。一点ごとに色も柄も違います。
- 支援者
- 9人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年10月
30,000円
【リターンご不要の方向け】ストーリーキャラバンを応援!
・サンクスレター
・子どもたちからの感謝のお手紙
・活動報告書(PDFでお届け。1年間計4回を予定しています。)
・人形劇の様子を動画でお届け
いただいたご支援金は、リターン費用がかからない分、サービス手数料を除いて全て活動内容に活用させていただきます(寄付控除の対象にはなりません)
- 支援者
- 9人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年10月
100,000円
【モン族伝統の刺しゅうギフト】フルリターンセット
・サンクスレター
・活動報告書(PDFでお届け。1年間計4回を予定しています。)
・人形劇の様子を動画でお届け
・ラオスへの招待状(現地にお越しの際、安井が現地をご案内いたします。)
・モンの刺しゅうのトートバッグ、ポーチ、財布、ハートのセット
ラオスのシヴィライ村で暮らすモン族の人びとに代々伝わるユニークな刺しゅうをふんだんに使った贅沢な品々。どれもちくちく縫い上げたハンドメイドのオリジナル品。一点ごとに色も柄も違います。
- 支援者
- 1人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年10月
100,000円
【リターンご不要の方向け】達成への大きな一歩!
・サンクスレター
・子どもたちからの感謝のお手紙
・活動報告書(PDFでお届け。1年間計4回を予定しています。)
・人形劇の様子を動画でお届け
いただいたご支援金は、リターン費用がかからない分、サービス手数料を除いて全て活動内容に活用させていただきます(寄付控除の対象にはなりません)
- 支援者
- 2人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年10月
200,000円
【リターンご不要の方向け】達成に向けて全力で応援!
・サンクスレター
・子どもたちからの感謝のお手紙
・活動報告書(PDFでお届け。1年間計4回を予定しています。)
・人形劇の様子を動画でお届け
いただいたご支援金は、リターン費用がかからない分、サービス手数料を除いて全て活動内容に活用させていただきます(寄付控除の対象にはなりません)
- 支援者
- 1人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年10月
プロフィール
ラオスで子ども図書館活動に関わって長い。現在は、ラオス人の夫と子どもとビエンチャンに暮らす。モン族の住む山の村で2カ所、ビエンチャンで1か所、子ども図書館を運営している。 2017年には、ラオスでの活動に、在ラオス日本大使館より公館長表彰を受ける。 著書に、「空の民の子どもたち」(社会評論社)、「ラオス 山の村に図書館ができた」(福音館書店)「ラオスの山からやってきたモンの民話」(ディンデガルベル)、「チューの夢 トゥーの夢」(福音館書店)、「わたしのスカート」(福音館書店)他