プロジェクト概要

「2020年プログラミング授業対応」といっているプログラマーを育てようとするスタイルのものではなく、論理的思考を教える正しいプログラミング授業の普及促進につなげたい!

 

しすくる常滑店で塾長をします石井と申します。
私はパソコン歴31年、エンジニアとして20年働いてきました。
2020年より小学校でのプログラミング授業義務化に伴い、エンジニアとしてのICTスキルを活かし、ICTスキルアップの塾、資格取得の環境作りを行い、小学生から大人までICTを活用して家でも塾でも学べる新しい学習スタイルを提供する「個別ICT指導塾」という定義を行い店舗を2018年11月に開設させていただきます。

 

 

学習塾+パソコンスクールとして、パソコン・タブレット端末を使いeラーニングによる学習支援をしながら、主要3科目+プログラミング授業の4科目を教える、最新の塾運営を中心とするつもりでしたが、マーケティングを行う中で、最近の「プログラミング授業」の認識が少し違うことに気づきました。

 

パソコンでプログラミング

 

多数のパソコンスクールで、小学校による2020年プログラミング授業義務化に向けて、プログラミング教室を謳う広告を見かけるようになりました。

しかしいずれのスクールも「ロボットをパソコンで動かす」「ゲームアプリを作る」「CodeStudioでプログラミング入門」というプログラミング言語の勉強に重きを置くものでした。


これは違うはずです。文科省(※)が明記している通り、プログラミング授業は論理的思考を学び各科目の向上につなげるものです。当然ですが国は小学生全員にプログラマーになってほしいわけではありません。すべての家庭環境にパソコンやインターネット環境があることを当然とするわけでもありません。
全員をプログラマーにするような、コンピュータの専門学校にいくような教育を小学校で教えるには無理があります。教師も大変です。本来は論理的思考を学べればよく、この授業にパソコンを必須にするものではなく、学力テストを含めて、紙面でやれるものであってよいのです。

 

教材には簡単にブロックやおもちゃを使うプログラミング教材が出てきています。これらは私と同様にパソコンを不要とするものですが、どうしても配布するにはコストがかかります。

 

もっと簡単に論理的思考を学べるテキストベースでの教材を作れないか。

作ったテキストを広めていただける支援者の方々を募れないか。

最新のICT活用をする塾運営を考えていた私からすれば逆転の発想となりますが、このような考えから、この度クラウドファンディングによる支援の募集をはじめさせていただくことになりました。

 

※文部科学省「小学校プログラミング教育の手引き」(平成30年3月)
http://www.mext.go.jp/component/a_menu/education/micro_detail/__icsFiles/afieldfile/2018/03/30/1403162_01.pdf

 

 

パソコンが無い学習塾

 

 

小学校で必須となる「プログラミング授業」が学習塾で対応できない。 その最大の理由が「プログラミング授業」の認識に誤りがあるからです。

 

小学校の科目となるプログラミング授業ですが、これを謳うのはパソコンスクールばかりで、学習塾ではほとんど触れられていません。

理由を5つにまとめました。

  1. プログラミング授業は「ロボットを動かすプログラミング」「ゲームプログラミング」等をパソコンスクールが主流として行っており、パソコンスクール運営者は私のようなエンジニア職経験者が多くいます。プログラミング授業はプログラミング言語スキル、プログラミングテクニックの分野であると認識されています。
  2. 学習塾運営者は主要3科目の教育者が多く、プログラミングスキルが無い方、知識が無い方が多く、分野が違うと認識され手が出ない状況にあります。
  3. プログラミング授業は、高校受験、大学受験科目ではなく、進学科目とは関係ないと割り切られています。
  4. 学習塾では黒板ベースの集合授業や、大学生アルバイト講師による個別指導(教科書のわからないところを聞く)スタイルが多く、ICT導入塾も少なく、生徒が学習するパソコンやタブレット、インターネット環境が不足しており、パソコンを使うプログラミング授業を行おうとすると、環境投資が必要になります。
  5. そもそも学習塾に通う生徒の目的が、高校受験、大学受験であり、そこにはプログラミング授業のニーズが無いと思われています。

 

これだけではないと思いますが、多くはこの理由により学習塾でプログラミング授業対応が進んでいきません。しかし、文科省が明記している通り、プログラミング授業は論理的思考を学び各科目の向上につなげるものです。だからこそ授業の義務化がされます。
コンピュータの専門学校にいくような教育を小学校や学習塾で教えるには無理があります。教師も大変です。本来は論理的思考を学べればよく、この授業にパソコンを必須にするものではなく、基礎的なものは紙面でやれるものであってよいのです。

 

そこで、本意見に賛同いただける方を集めて、パソコンを使わず「プログラミング授業」を行う講師用の基礎テキストの制作をしたいと思います。

このテキストをもって、私自身はプログラミング教室の運営を行いながらテキストの更新を行っていき、パソコンスクール様には高額なプログラミング授業の教材費を減らし、学習塾様でもプログラミング授業に対応できるようにし、小学校の先生方の負担を減らしたいです。

 

そして、今の「2020年プログラミング授業対応」といっているプログラマーを育てようとするスタイルのものではなく、論理的思考を教える基礎的なプログラミング授業の普及促進につなげたい。そう思っています。
皆様のご支援をよろしくお願いします。

 

テキストで学習

 

パソコンを使わないプログラミング授業のテキストとは。

 

現在制作を考えている「パソコンを使わないプログラミング授業のテキスト」は

〇受講者用テキスト(出版)

〇講師用テキスト(PDF)

の2種類構成となります。月1回45分の授業で1年12回分のページボリュームとなります。内容構成は小学生を対象としていることから、論理的思考を図式で理解することから、プログラミングフローチャートの考え方、シーケンス、命令処理、分岐処理等を「専門用語を使わず、感覚的に身につけてもらう」基礎的なテキスト教材を考えています。

 

プログラミングに疎い方は、上記に記載した用語がすでに難解だと感じたかもしれません。そこで感覚で理解いただける事例です。

通常プログラミングが不要だった機械が、プログラミングにより画期的に便利に普及した身近な機器として「オートエアコン」があります。「冷房:冷たい空気を出す」「暖房:暖かい空気を出す」「風量を調整する」という機械的機能であったものが、「外の気温と中の気温の差をセンサーで感知し、設定した温度になるまでエアコンを稼働し、風量を調整する」ものです。

 

 

学習していくと、このような順序を追ったものの考え方、達成したい物事への道筋の立て方を学ぶことができ、それらの考え方は、文科省が言う通り、国語・数学・英語等の主要科目だけでなく、多くの科目の能力向上につながると信じています。

 

そして、ものづくりへの関心、新しい発想や実現への具体化につながり、子供たちの将来に役立つと思います。

もちろん、これを理解してからプログラミング言語を学びスキルを磨き、エンジニアとなる人も出てくるでしょう。考え方のベースができていれば、より早い学習ができるようになります。

 

 

リターンのテキストについてご案内。

 

今回はじめてクラウドファンディングを利用させていただいています。

リターンのテキストですが、初版は2019年3月頃には作成完了を予定しており、その後出版社を経由して書籍として4~5月頃お渡しいたします。

本テキストは私も自分の塾で利用しながら、また配布した皆様の意見を聞きながら改訂をしていきたいと思います。

リターンの内容により、講師用教材となるPDFデータもあります。

パソコンスクール運営の方、学習塾運営の方、学校の先生方、本資料で独立開業される方がお見えになりましたら、ぜひ活用いただけましたら幸いです。

 

受講者テキストは出版する市販品となりますので、実現しましたら市販価格の方が安くなるかと思いますが、ご支援としてご了承いただけましたらと思います。

講師用テキストPDFデータは、現在市販の予定はありません。Radyforでのリターンご購入メリットになるかと思います。

 

また、お仕事上テキストは不要でもご支援いただけます方は、支援者名掲載やお礼品等、個人の住所公開をしなくてもご支援いただけるプランもご用意しております。複数口の購入もいただけますので、多大なご支援ご尽力いただけますと幸いです。

 

 

最後に、プログラミング授業義務化の背景のご紹介。

 

単純に各科目の能力向上だけを目的にプログラミング授業が義務化されたわけではありません。市場背景には急速に進むIoT社会(いろんなモノがインターネットに接続されている)に伴い、IT人材不足が言われています。技術者不足という言葉は、周辺でも聞いている方は多くいるかと思います。

 

元企業の技術責任者であった私が、ICT教育者という立場になろうとしたきっかけです。募集しても技術人員は大手企業に行き、中小企業にはほとんど来ないのが現実です。

現在技術者として活躍している方の多くは、学生時代からエンジニアになろうとしていた人ばかりではなく、就職してから配属によりエンジニアとなった方も多くいらっしゃいます。

 

何度もいいますが基礎的なプログラミング授業は、プログラム言語等のスキルを学ぶものではありません。しかし、その思考はいろいろなところで役に立つものであり、AI技術、IoT社会が進む中、パソコンやIoT機器を触らない社会に就職することが難しいくらい、急速にICT化は進んでいる今では、役に立つ思考だとご理解いただけると思います。

 

会社で当たり前にパソコンで日報を送付する。オンラインで発注する。

この10年で紙ベースの業務や、FAXや電話での業務が随分減ったと実感している人もいると思います。それだけの環境が現在あるということは、それを開発・構築している人の数も多くいるということです。そして、それは更に進んでいきます。

 

子供たち全員にプログラミング言語やエンジニアとしてのスキルを学んでいただく必要は無いと思いますが、将来の子供たちが社会人となったときに、その環境に対応できる人材でいて欲しい。

私が個別ICT指導塾というスタイルをはじめるきっかけとなった考えでもありますが、一地域だけではなく、国内どこでも購入できるテキストの出版、クラウドファンディングを活用して支援者の方々とともにすばやく国内で広めていきたい。そう思っております。

 

 

 

この度は各多くあるクラウドファンディングの中から、本支援募集ページをご覧いただきまして誠にありがとうございます。大変長い文章となりましたが最後までお読みいただき感謝申し上げます。

ご支援いただくご縁があればうれしく思いますが、そうではなくとも、子供たちの将来に対する教育の一つとして、このような考え方もあるということを知っていただければ大変うれしく思います。

 

2019/02/28までに、パソコンを使わないプログラミング授業テキストのデータ原稿を作成したことをもって、プロジェクトを完了します。

 

 

しすくる常滑店 塾長 石井信吾

 


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