写真教室の様子をご紹介します
こんにちは。たくさんのご支援、本当にありがとうございます。
今回はこれまでの大槌みらい新聞の取り組みについてご紹介いたします。
前回のプロジェクト(津波被害で「沈黙した町」岩手県大槌に地域メディアを創る)で頂いたご支援のおかげで大槌みらい新聞は7月30日に拠点を開設し、8月に創刊準備号、9月に創刊号と地域の情報を伝える新聞を発行し、レポーターとしてお手伝いしてくださる方々とともに大槌みらい新聞やwebサイト、Facebookページで大槌の情報発信を続けてくることができました。
新聞を立ち上げた後は、町の方により関わっていただくために「町民レポーター」を募集、秋からは情報発信に関わるワークショップを週3~4回のペースで実施し、計48回、延べ258人の方に参加していただきました。町内の仮設住宅の集会所を中心に、大槌みらい新聞の拠点、町のカレー屋さん、おらが大槌夢広場さんが運営する町方ドーム、ショッピングセンター「マスト」などで開催し、内容は写真教室を中心に、文章教室やパソコン教室、新聞の編集会議や企画会議、紙面レイアウトを考えるワークショップも行いました。
写真のワークショップは、はじめは「カメラなんて難しいからやらねえ」という方が多いですが、「やってみると楽しかった!」という声やおばあちゃんたちが見せてくれる笑顔が本当に嬉しくて、写真が持つ力の大きさにも驚くとともに、もっとこの楽しさを紹介したいと思いました。
参加者はカメラを使うのがはじめての方が多いですが、津波でカメラを流されて撮影できなくなったりと、震災以降写真を撮っていなかったという方もいます。
ワークショップではカメラの電源の入れ方から練習します。はじめはレンズを自分の方に向けて構えたり、ブレてしまったり。練習をしていくうちにおそるおそるシャッターを押していた方々も「撮れた!」と笑顔を見せてくれたり、ワークショップでやった構え方を一生懸命実践してくれているおばあちゃんたちを見るととても嬉しくなりました。
ワークショップの後に、「もっと撮りたい!」とカメラの購入を頼まれることもしばしばあります。「いま生活しているところを残しておきたい」「写すのが楽しい」「孫に送りたい」など写真を撮る理由はさまざまです。日々の出来事、自分が育てている花や手作り小物、友人、風景、ペットなどを、それぞれの視点で撮影されています!
これから「わたしの宝物」をテーマにどんな写真が集まるのか、とても楽しみです!
(大槌みらい新聞・小澤 房子)
【これまでの更新】
・前に進むためのはじめの一歩
リターン
3,000円+システム利用料
・写真展の会場にお名前を掲載します
- 支援者
- 49人
- 在庫数
- 制限なし
5,000円+システム利用料
・写真展の会場にお名前を掲載します
・ポストカード
- 支援者
- 64人
- 在庫数
- 制限なし
20,000円+システム利用料
・写真展の会場にお名前を掲載します
・ポストカード
・展示写真を全て収録したCD-ROM
- 支援者
- 12人
- 在庫数
- 制限なし
50,000円+システム利用料
・写真展の会場にお名前を掲載します
・ポストカード
・展示写真を全て収録したCD-ROM
・スタッフTシャツ
- 支援者
- 4人
- 在庫数
- 制限なし