5月24日『たけとう茶屋』オープンしました。
ご報告大変遅くなってすみませんでした。
5月24日たけとう茶屋、予定通りオープンすることができました。
ここまで、来ることができたのは、ご支援、応援いただいた皆様のお陰です。
改めまして、心より感謝申し上げます。
以前もお伝えしましたが、このクラウドファンディングを実施したことで、大工さんの考えも大きく変えることができました。
クラウドファンディング実施前の大工さんは、「修復するより、作り替えた方がよい。便利で長持ちして安く済む。」このまま残して欲しいという伝えても「できないことはないけど、おすすめできない。作り替えた方が良い」と、考えを変えてくれませんでした。
クラウドファンディング達成後に、改めて、「支援していただいた人達の想いが込められているので、お金がかかっても良いので、そのままの素材、形で修復して欲しい。」という気持ちを改めて伝えると、大工さんの考えが大きく変わり、諦めかけていた部分まで修復前と変わらぬ姿で修復していただくことができました。
また、予定にはなかった竹の貯蔵蔵の片づけをやっていただきました。竹を捨ててほしくない、という父の強い想いを大工さんのアイディアで、デザインに活かしていただきました。竹の傷みもひどく、新たに買う以上に加工に手間と経費がかかったそうでが、残されていた竹問屋時代の竹を庭や母屋のあちこちに使っていただくことで、他にはない味わいが生まれました。
そして、クラウドファンディングの事を知った、会津大建工業様から畳、和紙の畳を会津の本間26畳分をご提供いただきました。それによって修復前と色合いも変わらない雰囲気を維持することができました。
クラウドファンディング終了後の施工期間12月12日~5月24日
大工さんにかかった費用 10,726,000円
襖の修復、ガス配管移動、工事期間の駐車料場料金他 656,000円
クラウドファンディングでいただいたご支援金額、2,868,000円はのうちREADYFORさんの手数料を除いた2,331,684円は、リターンの送付と修復費に使用させていただきました。
また、地域課題解決型起業支援事業の補助金2,000,000円も予定通り頂くことができました。
予定を大きく上回る金額とはなりましたが皆様からのご支援がなければ実現できなかったことがたくさんありました。
想像を超える素敵な空間となりました。
皆様のご支援、応援をいただいてここまで来ることができました。
本当に本当にありがとうございました。
これから少しずつ、この地、この家に残された竹藤の歴史、会津の商家の歴史を紹介する資料スペースも作っていきたいと思います。
今回、店の修復は行われていないので、お手伝いいただいた店の2階の簾の付け替えは来年度に持ち越しになってしまいました。
ボロボロになった店の戸の修復も、母屋の追加工事も残っており、修復はまだまだ、続きます。
母屋の修復により、竹藤を次世に残す大きな大きな道を開くことができました。
本当に本当にありがとうございました。
今後も進展がありましたら、こちらの新着情報を更新させていただきたいと思います。
今後ともどうぞよろしくお願いします。
ここの天井部分にクラウドファンディング高額支援者のお名前が書かれています。