病院の中に青春を届ける活動　〜国立成育医療研究センター〜

本日より国立成育医療研究センターのそよ風分教室（病院内学級）で毎週土曜日にスポーツプログラムを合計7回実施します。様々な競技のアスリートと病院を訪問し、入院中のこどもたちにスポーツプログラムを提供します。1回目の今日はハンドボール・ビーチハンドボールの小松大地選手にお越し頂き、ハンドボールプログラムをこどもたちに提供しました！

 

 

病院内学級プログラムでは毎回「スポーツがもつ７つの価値」をテーマに活動しています。「最善を尽くす力」「平等」「やり遂げる強い気持ち」「個を尊重する力」「感動すること」「勇気」「友情」の７つです。これらのスポーツの価値は、オリンピック・パラリンピックで掲げられている価値になります。

　本日はこの中から「平等」をテーマに活動をしました。身体条件や年齢の異なるこどもたちが参加しましたがみんなに同じ機会があり、工夫しながらスポーツを楽しみました。

 

プログラムのはじめは小松選手に色々なパスの方法を教えてもらいました。ほとんどのこどもたちがハンドボールをやったことがないと話していましたが難しいパスにもチャレンジし、練習を重ねるにつれてどんどん上手くなっていきました。

 

 

後半にはご家族も参加し、シュートゲームを行いました。シュートを決めた時はみんなでハイタッチをして盛り上がりました。活動終了後にこどもたちにハンドボール体験の感想を発表してもらいました。

「パスは少し難しかったけど最後はうまくできてよかった」「シュートゲームで最後に何回もやったら入って嬉しかった」などの感想があり、スポーツを通じてチャレンジすることがこどもたちの成功体験に繋がっています。

 

 

来週はバレーボールのプログラムを実施します。これからもたくさんの長期療養中のこどもたちに青春を届けていきたいと思います！