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ネイチャーアイランドの魅力vol.4【ドミニカ国独立記念日】

 


本日はドミニカ国の魅力シリーズ第4弾として、独立記念日の様子をご紹介します。

 

カジュアルなタイプの民族衣装(谷地隊員活動先:ドミニカ障害者協会スタッフと)

 

ドミニカ国の歴史は、1493年11月3日にコロンブスの発見までさかのぼります。それ以前は先住民のアラワク族やカリブ族が住んでいました。16世紀はスペイン人が頻繁に来島しましたが、カリブ族が抵抗し植民地化を阻止しました。しかし、1635年にフランス、1763年にイギリスが植民地化した後、イギリスとフランスの間で何度も領有権が争われ、1805年に再びイギリスの植民地になりました。

 

1780年頃のロゾー(Agostino Brunias画)

 

1903年にイギリス政府が先住民カリブ族に北東部の土地に所有権を与え、現在ではカリブ海で唯一先住民の残る島となっています。そしてついに、1978年11月3日ドミニカ国はイギリス連邦加盟国(Commonwealth)として独立しました。

 

ドミニカ国を含むカリブ海周辺諸国は、イギリスやフランス、スペインやオランダなど西欧諸国が宗主国になっていた歴史がある国々。先祖の多くは奴隷として連れてこられ、アフリカの血を引くため、民族衣装や踊りなどアフリカの要素が色濃く残っています。そしてイギリスやフランスの植民地の時代の影響もあり、食事や言葉など様々な文化が入り混じった形で表れています。このようなカリブ地域の植民地生まれの文化をクレオール(Creole)と呼びます。

 

ドミニカ国で一般的に食べられるクレオール料理

 

 

【ドミニカ国民にとって大切な独立記念日】

 

独立記念日1か月前からお祭りムードが盛り上がってきます。人々は「マドラスチェック」の生地を買い、オーダーメイドで民族衣装を作ったり、現代風のファッションにアレンジしたり、店の飾りつけに使ったりします。また、ドミニカ国のルーツ、伝統、歴史を思い起こし、大事にする期間でもあります。

 

子どもたちはマドラスチェックを描くのが好き

 

立食パーティーの様子

 

 

各地でいろいろなイベントが開催され、植民地時代から奴隷たちが演奏していたジンピン(Jing Ping)という民族音楽の演奏、アフリカから伝わったというドミニカでも最も古い民族舞踊ベレ(Bélé)や、ヨーロッパの舞踊にアフリカの影響を受けたカドリーユ(Quadrille)などが披露されます。

 

伝統楽器ドラムを叩く子どもたち(アフリカの文化も残る)

 

アフリカンダンスが起源のベレ

 

民族音楽のジンピンを演奏するバンド

 

 

ジンピンの音楽にのせて民族衣装を着て踊る子どもたち

 

民族舞踊カドリーユ(4組の男女が四角になって踊る)

 

 

【ハリケーンに負けず、独立記念日を祝う】

 

11月3日独立記念日は学校も仕事も休みとなり、多くの人は正装してお祝いします。スタジアムでは記念式典が行われます。老若男女問わず独立記念日を楽しみます。

 

昨年は9月18日にハリケーンが襲ったため、独立記念日の式典等は開催できないのではないかと心配されていました。しかし、このような国の危機だからこそ、自分たちのプライドを守る意味でも、独立記念日はより大切なものになりました。パレードや式典は規模が小さくなっても、誇り高くマドラスチェックを身に着け、独立を祝ったのでした。

 

2017年11月3日ハリケーン被災に負けず、独立記念日を祝う国民

 

被災地支援でジャマイカやアンティグア、セントビンセントなどのカリブ諸国から国防軍が支援しており、彼らも記念式典でパレ―ドし、称えられました。

 

被災地支援に入っていたジャマイカの国防軍

 

式典でも披露された民族舞踊ベレ

 

クレオール文化と歴史を大切にし、独立国として国の発展を目指していたドミニカ国。ハリケーン・マリアはこの国に壊滅的な打撃を与えました。しかし、ドミニカ国民は精神的に強い人たちです。きっと一歩ずつ前進していくことでしょう。

 

2018年は独立40周年を迎えます。今年の独立記念日は、盛大にお祝いできますように、一日も早い復興を祈るとともに、このプロジェクトが一助になるよう努めてまいります。どうか最後までご支援よろしくお願いいたします。

 

 

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