実行委員が上映にかける思いを語るシリーズ第3弾は、有機農業に取り組み、昨年日経新聞の農家レストランランキング1位に輝いた「菜ぁ」を経営する小野寺紀允さんです。

 

小野寺さん

 

 私は、4年前に庄内にUターンし、今は有機栽培、農家レストランに従事しております。今回、この映画に興味を深く抱く一つの理由は、前職が原子力発電所を作っている会社で、自身も別の発電所ですが、周辺機器のメンテナンスの仕事をしていたからです。
 そのときの原発のイメージ。原発は本当に何もないへき地にあるが、そのおかげでその周辺地域の雇用を生み、飲食や宿、交通、医療など様々な職種が成り立つこと、また安全に対して何重もの対策が施され、数々の定期検査にも莫大な費用が使われること。
 そんな壮大なものが、3.11以降、ものすごい大きな変化をもたらした。


青々と広がる庄内平野

(青々と広がる庄内平野)

 

 今現在も続く、放射能被害や、廃炉に伴う甚大な費用と人手。反原発活動や、原発再稼働の動き。
 あの事故の前までは、何とも思っていなかった自分。しかし、今の自分の思いとしては、こういう事態がおこったからですが、これから先のことを考えれば考えるほどリスクを下げるべきと思っています。
そもそもあのとき何が起こって、どんな状況であったのか、そのものが何だったのか、そこに生きる人のこと、それに関わる人...。 色々な思いを感じて、改めて自分の意志で判断するきっかけになればと思います。
 これからも笑顔が続く未来のために。

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