支援総額
目標金額 5,000,000円
- 支援者
- 149人
- 募集終了日
- 2021年1月29日
シリア!北東部に避難した人々に食べ物と衛生用品を届けたい!!
#国際協力
- 現在
- 630,000円
- 寄付者
- 37人
- 残り
- 15日
子どもたちの笑顔のために!こころ病棟にもファシリティドッグを!
#子ども・教育
- 現在
- 11,013,000円
- 寄付者
- 603人
- 残り
- 55日
緊急支援|中国チベット自治区の地震被害へのご支援を
#国際協力
- 現在
- 1,014,000円
- 寄付者
- 141人
- 残り
- 72日
多様な人が「働ける能登」を未来に繋ぐ|復興プロジェクト
#地域文化
- 現在
- 2,552,000円
- 支援者
- 203人
- 残り
- 72日
能登半島地震/豪雨 | 買って応援!輪島のお店復興で住民が集う街へ
#地域文化
- 現在
- 459,000円
- 支援者
- 59人
- 残り
- 67日
干ばつ被害により来年度の開校が危うい|アフリカのスラムで生きる孤児
#子ども・教育
- 現在
- 701,000円
- 寄付者
- 70人
- 残り
- 7日
「タイの大災害から子供達の未来を守る」
#子ども・教育
- 現在
- 309,000円
- 支援者
- 43人
- 残り
- 9日
プロジェクト本文
終了報告を読む
Information in English
Our Project
Payment Process (PC)
Payment Process (mobile)
私たちTIPSには、夢があります。
それは、すべての子どもたちが必ず持っている輝く部分を見い出し、
それを伸ばしていく教育の実践に広く貢献していくことです。
TIPSは軽度の発達障がいや学習障がいを含む、
さまざまな個性をもつ子どもたちのためのインターナショナルスクールです。
設立から20年。一人ひとりの個性を活かす教育で、子どもたちは自分の道を見つけ、
8割が大学進学を果たすなど、充実した学習成果をあげてきました。
現在は外国人の子どもたちを中心とした小さな学校で、
夢の実現のためには施設が十分ではないため、
このたび新校舎建設に挑戦します。
TIPSを「個別教育のモデル校」と位置付け、より良い教育の実践とともに、
その成果を広く日本の教育社会へと共有していくことを目指して。
その一歩に温かいご支援をよろしくお願いいたします。
世界17ヶ国の子どもたちが学んでいるTIPS。
一人ひとりの個性を伸ばす教育で充実した成果を上げています。
ページをご覧いただきありがとうございます。NPO法人 東京インターナショナルプログレッシブスクール(Tokyo International Progressive School、以下TIPS)理事長の坪谷ニュウエル郁子です。
私はこれまで国際教育に35年近く携わってきました。その中で大多数の子どもと違う「個性」が理由で、一般的な学校になじめない子どもが一定の割合で存在すること、そしてそういった子どもたちの行き場がどこにもないことに気づきました。
この学校TIPSは、そんな「個性」を持つ子どもたちのために設立した小さなインターナショナルスクールです。
2000年に定期預金を取り崩して設立して以来、私のライフワークとして、大切に運営してきました。今年度は小学校4年生から高校3年生まで、17か国の子どもたち約40人が学んでいます。
TIPSで学んでいるのは、こんな個性をもつ子どもたちです。
・ADHDや自閉症スペクトラムに代表される高機能発達障がいや軽度の学習障がいを抱えている
・大人数の学習環境で期待する成果を上げられない
・不登校の傾向がある
・集団行動が苦手
・対人関係の構築が苦手
・科目や学習スキルによって凸凹がある
・心理的な問題を抱えている
TIPSが掲げているミッションは「さまざまなケアの必要性がある子どもに合わせた教育を通して、社会における多様性と調和を実現する」こと。そのために以下のような学習環境を用意しています。
・少人数教育(アカデミッククラスは10人以下)
・生徒の特性に合わせた柔軟な学習スタイルの提供
・心理カウンセラー、言語聴覚士、作業療法士などのスペシャリストの存在
・生徒の特性に応じた専門的な知識を持つ経験豊富な教師の存在・学校と一体になり子どもたちを支援する保護者のコミュニティ
・お互いの違いを認め合う多様性を尊重した校風
入学当時は自分の世界に閉じこもっていたり、暴れてしまったりしていた子どもたちが、このようなスペシャルニーズに対応する環境の中で、やがて自分への自信を取り戻し、やりたいことを見つけていきます。
卒業生の8割が大学へ進学。内訳は半数が早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学、テンプル大学など国内の大学、半数はアメリカ、カナダ、シンガポール、オーストラリアなど海外の大学です。2割は専門学校進学やアーティストを目指すなど、それぞれに個性を活かして社会へと羽ばたいていっています。
校舎は築80年を迎え、老朽化が深刻に。
子どもたちが安心して学び続けられるよう、移転・自前校舎の建築を決断しました。
充実した学習成果をあげているTIPSですが、1クラス10人以下の少人数教育であり、複数の専門家の配置が必要なことなどから、経営は厳しい状況にあります。
もともと町工場だった建物を借りて改修した現在の校舎(東京都目黒区目黒本町)には、音楽室も科学実験室も図書室もありません。校庭は目の前の公園で、体育館は目黒区の施設を利用しています。自前の校庭や体育館がないと学校法人の認可をうけることができないため、NPOとして運営しており、税金など運営のために必要な費用が多くかかります。そして現在、一番の問題は建物の老朽化です。築80年を超える校舎は、雨漏りもし、将来危惧されている大地震に備えての耐震性の心配もあり、限界を迎えています。
子どもたちが安心して学び続けられる環境をと考え、さまざまな選択肢を検討してきました。そしてこのたび、絶好の土地と出会うことができ、自前校舎の建設と引越しを決断しました。
自前校舎の建設は、私たちにとって大きな挑戦になりますが、土地の購入代と建物の建築費、最低限の設備機器は、なんとか自己資金と借入で工面することができる目途が立ちました。
しかし、設備面の資金はとても十分とは言えません。新校舎での新しいスタートを素晴らしいものにするべく、皆さまからもご支援をいただきたきたいと考え、クラウドファンディングにチャレンジいたしました。
子どもたちのクリエイティブな個性を伸ばす、
より豊かな学習環境の整備にご支援ください。
新校舎は東急田園都市線・大井町線「二子玉川駅」から徒歩15分(東京都世田谷区鎌田)の河川敷に建設します。自前の校庭や体育館には手が届きませんが、目の前に校庭代わりの緑地が広がる100坪の土地に、念願だった音楽室と科学実験室を備えた新校舎を建設します。
新校舎は3階建てで、1階にライブラリーコーナーを設けたコミュニティスペース、2階に教室、そして3階に音楽室と科学実験室を設けます。音楽室は作業療法やリラックスの場としても利用できるように絨毯をひき、防音機能を備えます。科学実験室には、料理などもできるようにガス台や洗い場を設置します。
皆さまには、子どもたちの個性を伸ばすより豊かな学習環境の整備のご支援をお願いしたいと思っています。例えば、音楽室には必要最低限のピアノだけでなく、中学生・高校生の子どもたちがバンドを組めるように、ギターやベース、ドラムを用意することが目標です。
また科学実験室には、子どもたちがさまざま実験を安全に行い、探究心を育てることができるように実験台を数台用意したいと考えています。実験台は高額なため現状では手が届かないため、皆様よりご支援いただきこのプロジェクトが無事達成しましたら購入したいと考えております。
その他、アートや教室備品の充実などを目指しています。
TIPSを「個別教育のモデル校」と位置付け、
日本の子どもたちの未来にも貢献していくことを目指します。
私の長年の夢は、日本の子どもたちに対しても、誰もが必ず持っている輝く部分を見い出し、それを伸ばしていく教育を提供していくことです。
TIPSの実績が示すように、個別教育をしていくことにより、子どもたちは自分の「好き」や「得意」を見つけ、それを生かして社会に貢献する人材に育っていきます。
そこで今回の新校舎建築を機会に、TIPSを「個別教育のモデル校」と位置づけ、日本の教育関係者や個別教育に関心の高い皆さまにその成果を積極的に共有させていただきたいと考えています。
視察受け入れ、体系立てたワークショップの開催、地域の皆様との交流などを通じて、個別教育の大切さを認知いただくとともに、日本社会におけるその実現に少しでも貢献できれば大きな喜びです。
私がいつも子どもたちに言う言葉があります。「I'm special! You're special!(私も特別!あなたも特別!)」。今回のプロジェクトを通して、子どもたちがそれぞれの個性をより一層伸ばして豊かな学校生活を送れるように、また一人でも多くの方に私たちの学校の存在を知っていただき、より多くの子どもたちやその保護者の「希望の光」となれるよう、努力してまいります。
どうか温かいご支援をよろしくお願いいたします。
▼ご支援金の使用目的
音楽室の楽器、科学実験室の実験台、1階ホールのアートや各教室備品の充実など、「個別教育のモデル校」としてより豊かな学習環境の整備に使用させていただきます。
▼移転先情報
東京都世田谷区鎌田1丁目5-20(東急田園都市線・大井町線「二子玉川」徒歩15分)
土地面積:101坪(335㎡)
建物面積:155.12坪(512.82㎡)
▼移転スケジュール
新校舎建築期間:2020年10月2日~2021年5月末
新校舎への移転時期:2021年6月中旬
学習環境の整備:2021年08月末まで
校長、教師、スタッフからのメッセージ
Lyn Sato
校長
私たちTIPSは新しい建物への引越しを大変楽しみにしています!このプロジェクトをご支援先としてご考慮いただけることを大変感謝しております。ミッションの1つである「生徒の可能性を十分に発揮」することに繋がる新校舎、家具、設備に対して、校長として熱い思いを抱いています。TIPSの若い青年らの、将来の可能性を最大限に広げる一員になっていただくことを心より願っています。
Kurtis Tomlinson
理科専任教師
私たちは新校舎への引越しに夢を膨らませています。TIPSをご支援先に考えていただきありがとうございます。新しい校舎では、生徒の可能性を広げるために最善の学習環境を作ることを目指しています。特に科学実験室を整え、科学における探究心を促進できればと願っています。科学の学習において、安全かつ適切な学習環境を用意するためには、丈夫な科学室向けのテーブルが必要です。天板は広く、科学薬品に対する耐久性も必要です。生徒の学習の可能性を最大限に広げる安全な学習環境を整えるためにご支援をよろしくお願いします。
Junko NAKAMURA
オフィスマネジャー
TIPSがこれまで個別教育にこだわった学校運営を続けることができたのは、過去20年の間に絶え間ない努力と情熱を注いでくれた歴代のスタッフや理事の方々の賜物によるものです。また、TIPSをサポートしてくださった関係者の皆様には大変感謝しております。
TIPSの生徒、保護者の皆様、教職員一同は来年から新しい校舎で過ごせることを楽しみにしております。新天地では地域の皆様には大変お世話になると思いますが、お会いできるのを楽しみにしております。TIPSの子どもたちの将来のために、皆さまの温かいご支援をよろしくお願いします。
ご支援のお礼について
TIPSにはビジュアルアートの才能に秀でた子どもたちが多くいます。今回はクラウドファンディングを通してご支援してくださった皆さまに、美術クラブの子どもたちが描いたアート作品とコラボした感謝状をお送りします。また、500,000円以上の高額なご支援をいただいた方には、移転後に行われるパーティへご招待させていただきます。
脳科学研究者、音響エンジニア…。
世界の様々な分野で活躍している卒業生からのメッセージ
TIPSの卒業生は、世界の様々な分野で活躍しています。3人の卒業生からのメッセージを紹介します。
J.L.さん (韓国出身・2013年卒業/ジョージワシントン大学博士課程修了、脳科学研究者)
もともと僕は内向的で、英語も流暢には話せませんでした。しかし、全員が僕のことを知っていて、僕も全員のことを知っているこの小さな学校では、会う人に挨拶をせざるを得ない環境でした。それは当時の僕にとって大変なことでしたが、先生や友達のお陰で僕は社交的になることができました。社交性を伸ばせたのは今の生活にも活かされています。
また、学校は個々の生徒の必要性に沿った教育を提供してくれました。それは期待以上のものでした。僕は高校生活を送りながら、 都内の大学のコースを受講することができました。このことはその後、僕が大学生活を送る上で大きな自信につながりました。
TIPS卒業後は、アメリカのジョージワシントン大学へ進学しました。医用生体工学の学士を修了し、その後同大学の大学院へ進み,認知神経科学の博士課程を修了しました。現在は韓国へ戻り、脳科学研究者として、五感を模倣するセンサーを開発することを目指し、日々研究に励んでいます。
B.L.さん (タイ出身・2015年卒業/バークリー音楽大学卒業、音響エンジニア学位取得)
TIPSはとても小さい学校で、先生と生徒の距離が近く、先生は僕たち生徒に必要なことを何でも助けてくれました。そんな環境の中で僕は自分について深く知ることができ、自分の将来進みたい道を見出すことができました。TIPS卒業後はバークリー音楽大学へ進み、音響エンジニアの学位を取得しました。
G.S.さん (アメリカ出身・ 2018年卒業/アメリカのコミュニティカレッジへ進学)
TIPSでは朝学校へ行くと先生が自分の名前を知っていて、名前を呼んで挨拶してくれたことが嬉しかったです。建物は小さいですが、昼食を食べる場所も一箇所ではなく、生徒自身が、スナックを販売するお店をやっていたことも魅力でした。
TIPSは将来起こることを理解できる安全な場所でした。ADHDのある僕に、忍耐することを教えてくれ、苦手な学問を克服することができました。
卒業後は日本からアメリカへ戻りました。すぐ大学へ行くことは僕には少し重荷でしたので、体験を積むためにコミュニティカレッジへ進みました。生活面は順調です。
僕は満点の生徒ではなかったけれど、そこにはいつも助けがありました。僕のように、もし勉強がうまく進んでいない人がいたら、ぜひTIPSが提供している教育と環境を知ってもらいたいと思います。
◉本プロジェクトのリターンに関する条件の詳細については、リンク先(https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix)の「リターンに関するご留意事項」をご確認ください。
◉リターンの一つである「オープニングパーティご招待」の詳細については2021年6月までに確定した情報を別途ご連絡させていただきます。
◉学校ホームページにて移転情報を随時更新しています。また、SNSにて学校のニュースを配信してますのでご覧ください。(英語のみになります)
◉お問い合わせ
■東京インターナショナルプログレッシブスクール
152-0002
東京都目黒区目黒本町3-18-16
Tel: 03-6894-0055 Fax: 03-6894-0056
Email: tips@tokyoips.com
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プロフィール
東京インターナショナルプログレッシブスクール 理事長 イリノイ大学修了、早稲田大学卒。1985 年イングリッシュスタジオ(現東京インターナショナルスクールグループ)設立、代表取締役就任。1995 年東京インターナショナルスクールを設立、理事長就任。2012 年、国際バカロレア(IB)機構アジア太平洋地区委員会の委員(現国際バカロレア日本大使)に就任。2000 年、 NPO インターナショナルセカンダリースクール(現東京インターナショナルプログレッシブスクール)設立。兵庫教育大学、武蔵野学院大学、開智国際大学の客員教授。内閣府の教育再生実行会議第 9 次提言の委員(現教育再生実行アドバイザー)。著書に『英語のできる子どもを育てる』(講談社)、『絶対、わが子は「英語のできる子」に!』(PHP研究所)、『世界で生きるチカラー国際バカロレアが子どもたちを強くする』(ダイヤモンド社)がある。
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リターン
5,000円
お礼メール/ Thank you email
・生徒のアート作品を使用したお礼メール
-----------------------------------------------------
・A thank you email featuring student artwork
- 申込数
- 20
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年2月
10,000円
学校新聞購読コース / School Newspaper Subscription
・お礼メール
・生徒が毎月作る学校新聞(英文)1年間
(PDFをメール添付でお送りします)
-----------------------------------------------------
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・School newspaper subscription for one year (PDF version)
- 申込数
- 28
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5,000円
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プロフィール
東京インターナショナルプログレッシブスクール 理事長 イリノイ大学修了、早稲田大学卒。1985 年イングリッシュスタジオ(現東京インターナショナルスクールグループ)設立、代表取締役就任。1995 年東京インターナショナルスクールを設立、理事長就任。2012 年、国際バカロレア(IB)機構アジア太平洋地区委員会の委員(現国際バカロレア日本大使)に就任。2000 年、 NPO インターナショナルセカンダリースクール(現東京インターナショナルプログレッシブスクール)設立。兵庫教育大学、武蔵野学院大学、開智国際大学の客員教授。内閣府の教育再生実行会議第 9 次提言の委員(現教育再生実行アドバイザー)。著書に『英語のできる子どもを育てる』(講談社)、『絶対、わが子は「英語のできる子」に!』(PHP研究所)、『世界で生きるチカラー国際バカロレアが子どもたちを強くする』(ダイヤモンド社)がある。