『苫小牧演劇堂』誕生の裏側⑦一面の壁。たとえ見えなくても…

床との戦いを終えたメンバーたち。

次なる相手は立ちはだかる、壁。

何の汚れなのかわからないため、あらゆる種類の洗剤を試します。

場所によって、汚れの種類が違うらしく、どの洗剤を選べば良いのか、試行錯誤も仕事のうち。

雑巾を何枚も常備しつつ、脚立の上からバケツ目掛けて使用済みの雑巾をポイ。

役割分担をしながら、とにかく拭きまくります。

一度では綺麗になってくれない壁紙…

洗剤を変え、雑巾の代わりにブラシを使い、何度も繰り返し拭き続けます。

実はこの壁紙部分は、将来的に防音シートを貼るので、お客様の目に触れることはありません。けれど、見えなくても、そこに汚れが残っていれば、決していいことはないはず…

もちろん、しっかり水拭きをして、洗剤も残らないように万全を期して…

暇さえあれば、とにかく拭く。磨く。こする。汚れを落とします。隙間だって隅っこだって、妥協はしません。