プロジェクト終了のご報告
菜の花が咲き、
梅がほころび
早咲きのサクラも花が咲き始めた
畑山です。
朝方は氷点下まで下がることが稀にありますが
日中は、快晴の日が多く、春の訪れを感じるようになりました。
さて、6月から8月までの
クラウドファンディングでは
皆さま方からのご支援を賜り
本当に、ありがとうございました。
クラウドファンディングの途中で発生しました
西日本豪雨により、集落の孤立やライフラインの寸断などがありました。
本当に、この時は
クラウドファンディングや加工場の新設どころか
畑山での暮らしを断念せざるを得ないと思ったのでした。
けれど、自衛隊や消防の方たちに救助いただき
行政の方たち、土木業者の方たち、電力会社の方たち
本当に多くの方たちに迅速なプロの技で救っていただきました。
7月中には、土佐ジローの加工場も復旧し
8月には宿の方も予約営業を再開。
10月以降は、前年比を上回るお客さんが
はたやま憩の家に足を運んでくださいました。
加工場の新設も、当初の予定よりは遅れはしましたが
10月に着工をすることができました。
クラウドファンディングをいただいたおかげで
工事の着手金を滞りなく、支払うことができました。
加工場内の冷凍冷蔵庫も入り、
トイレ用の浄化槽、加工場用の大型浄化槽も設置が進んでいます。
周辺部では、道になる部分の石積みをしてもらっています。
これから、アスファルトの敷設や、網戸などの設置が行われていきます。
3月になりましたら、
現在の加工場での加工を終え、
鶏の供養祭を執り行った後、
新加工場への引っ越し、
食肉検査所の立会検査を経て
稼働となる予定です。
【収支報告】
クラウドファンディングで集まった総額
8,470,000円でした。
レディフォーへの手数料
1,313,064円
*2回目の取り組みということで、割引が適用されました。
*早期入金を希望したので、手数料が掛かりました。
リターンに関わる費用
2,796,000円
*毎月お届けのものや、宿泊券などの金額も含んでおります。
差し引き 4,360,936円 となります。
加工場の工事の着手金として
全額、活用させていただきました。
【リターン】
リターンにつきましては、
皆さまのお手元に発送をさせていただいております。
万が一、お届けできていない方いらっしゃいましたら
大変、申し訳ございません。
ご一報いただければと存じます。
一年を通してお届けするものにつきましては
都度、ご案内をさせていただいております。
引き続き、お楽しみいただければ幸いです。
はたやま憩の家で利用できる各種券につきましては
早速、ご利用いただいております。
期限は設けてありますが、
万が一、期限内にお越しいただけない場合は
ご相談いただければ幸いです。
【はたやま夢楽の未来】
畑山に嫁に来て、8年が経ちました。
嫁に来たころ、周囲から奇妙がられた私ですが
今では、「畑山に遊びに行きたい」
「土佐ジローを食べるなら畑山に行かなきゃ」と
言っていただくことが増えてきました。
豪雨の直後は、あまりの壊滅状態に
誰もが無理だと思われたのでした。
でも、まさか、まさか。
対前年比を上回るお客さんが
この道をものともせず
(いや、ビックリしたとは言いますが)
わざわざ畑山へ来てくれています。
中には、海外からのお客さんも。
豪雨を経て、畑山で暮らす人は
なんと22人にまで減りました。
ときどき、流された道や壊れた田んぼを見て
空虚さを感じることもあります。
でも、私たちは変わらず
畑山の自然を楽しみ、
ここで暮らすことに
幸せを感じています。
これからも、畑山で暮らしていけるよう
土佐ジローを鶏らしく育て
皆さんに愛される味を生み出し
畑山でお迎えできるよう
頑張って参ります。
この度のクラウドファンディングでの
多大なるご支援に心より感謝申し上げます。
引き続き、はたやま夢楽を
何卒よろしくお願い申し上げます。
はたやま夢楽
代表取締役社長
小松圭子