アマチュアの為の野外フェス、太平山ロックフェスを開催したい

秋田の元気をどうやったら増していけるのか。そんな事を20代の頃から考えてきました。いろんなイベントやって、人を集めては結果の出せない、つまり、「秋田の～」ってところに結果を見出せない自分にイライラしたもんです。 で、あるとき自分が主催するイベントやってるときに気づいたんです。別に秋田は元気がないわけでも、活気がないわけでも無くて、見せるのが下手なだけなんじゃないか。あるときある場所に人がワーーーーー！って集まっても、それが終わった後が寂しい。寂しすぎる。 だから僕たちはアマチュア主体のロックフェスにこだわります。地元に根ざし、地元に常にいます。そこで叫び、そこでプレイしています。見たいと思ったら見れる。応援したいと思ったら応援できる身近なロックスター達です。 その素晴らしい活動の集大成を年一回、太平山で爆発させるんです。だからこそこの秋田にパワーを与える原動力になれる気がするんです。まだ小さいですけど。ゲストの皆さんも秋田のシーンの底上げのために、この日本で一番無名なフェスに出演してくれます。 そしてこの太平山ロックフェスと言うものが秋田のシーンの土壌に栄養を補給して、その土壌から世界に通じるアーティストが誕生したら本当に最高だって思ってます。 広げた風呂敷のサイズがあまりにもでか過ぎて実行委員やってる僕たちもびっくりしました。いろんな意見もあって、注文も、叱咤も激励も、ただの文句も全部受け止めなきゃいけない、こんな立場を手放すのは簡単なんですが、よく考えたらもう自分だけでは始める事も終る事もできない「力」が生まれていることにも気付きました。応援してくれるみんなの力で動かされてることに感動します。 「アマチュアが中心のフェス」と言う無謀な物が、ゲスト3組を含め、総勢48組で行われるおそらく日本で一番でかいフェスになりそうです。もちろんプロのアーティストが出て、万のお客さんが期待できる物ではないから、ロックフェスと聞いてまず思い浮かぶ協賛金は本当に少ないです。 だからこそ、実行委員は昨年の8月から集まってあーでもないこーでもないと言い合ってきました。ステージも含めいろんな物が、いや、おそらく目にするほとんどのものが手作りで寄せ集めです。でも、この日本で一番無名なロックフェスであり、規模感は日本一のアマチュアによるロックフェスを成功させたいと思って毎日コツコツやっています。 俺は過去二回でたくさんの宝物を得ました。皆さんも探しに来てください。そして、ステージ上のアーティストの言葉に耳を傾けてください。