諦めなければ夢は叶う！障がいを乗り越えた軌跡を1冊の本に。

目次

● 準備の要領

● 入水から階段下り、横歩き

● バランス

● 足の開脚、閉脚動作

● 座位からの立ち上がり

● トレーニング後はおなかがすく

● 1kgのおもり

● ほかのご利用者様が注目してくれる

準備の要領

学校から、センター、それから準備における流れがとてもスムーズになっている。毎回、ルーティーンで行っているため、一つ一つにかかる時間が短くなってきている。

これも、継続しているからできることになる。結構地味ですが、大切なこと。
本日は、M指導員も一緒にプールトレーニングに参加してもらった。
 

ShuさんとM指導員の久しぶりの再会、夏のプールトレーニング以来

入水から階段下り、横歩き

最近は、入水から階段下り、そして横歩きとほぼ補助なしでできるようになっている。それを見た、M先生はびっくりしていた。それもそのはずで、夏に行ったプレレッスンを見たのが最後だったので、Shuさんの変化に驚いていた。

今回、改めて下りるときの足を確認したところ、以前1段目、2段目はまっすぐ右足を下ろせるのに、3段目、4段目は水につかるのが多くなるため、うまく下ろすことができなかった。しかし、今回はコツをつかんだようで、水位に関係なく足を下ろすことができるようになった。
※しっかり、前回のできなかったことを改善できた。

ふと、足の動きをみていたところ、左の太ももにかなりの筋肉がついてきているのがわかった。
使うことによって、一定の成果がでているのも感じられた。

数あるトレーニングの中でも、横歩きにかなり自信をもってできるようになってきたのがわかる。

１．しっかり足をあげて、
２．残りの足を閉める。

そこで、更なるチャレンジを行ってみた。
利き足の左に比べ、右足の筋肉のつき方が遅いので、重し（1kg）を右足に装着し、同様のトレーニングを行った。意識し、足をあげないといけないので、かなりの負荷がかかっている。

指導員の足を蹴らないことを意識するばかり、体が前のめりになってしまう部分を調整しながらトレーングを行っていく。
１．Aポジションをとる
２．ハードルが高くなったときは、体を少し後ろに倒す
３．ハードルと自分の位置を確かめる

1kgのおもりをつけた状態で、ほぼ指導員の足を蹴らなくなっていることは大きな変化。体の使い方を考えて、一歩一歩足をあげているができるようになっている。

横歩き　指導員の設定した障害物（指導員の足）を超えないと横に進めない

バランス

ジャンプ・ジャンプ・ジャンプの延長に、その場静止がある。今までの記録は、34秒、ただし事後報告があり、その時は後ろの壁に当たって体を立て直したとのことだったので、実際は18秒が最高だった。

しかし、本日とんでもない記録をたたき出した。その記録は、51秒！本日の目標という設定では40秒だったが、なんと結果、目標を大幅に達成、過去の記録を約3倍にせまるものだった。

Shuさんいわく、ここでのバランスのとり方がわかったとのことだったので、次回以降も更新される予感があり、楽しみなトレーニングの一つになりそうだ。

足の開脚、閉脚動作

足の開脚は、トレーニングの中でも一番きついものになっている。開かれた足を、しっかり閉じるためにはお尻、内腿に意識して行わなくてはならない。それに、指導員は一回で閉まらないように抵抗をかけてくる、そのため閉めるまでに、2回から3回閉める動作を行わないといけない。

今回、M指導員もいたので、同じトレーニングを2回行うことになった。
それと、M指導員は力が強く、いつもより何度も閉める動作を行わないといけなかったので、辛そうだった。

ただし、楽しく笑いながらできるエンタメ療育を行っている我々は、辛いときこそ、頑張れる声掛けを行う、その結果、笑いならば同じことを根気よく繰り返すことができる。

座位からの立ち上がり

前回、今回といまだに達成できていない動きがある。それが、右側からの立ち上がりになる。
利き手、利き足の左側は、何度もスムーズに行うことができる。ただし、まだ右側は達成できていない。今回はもう少しのところ見た目はいったが、何か体の使い方が間違っているんだと思う。そのことに気が付くのには、トレーニングをし続けることしかない。

指導員は、時には見守る必要もある。自分でやってやるんだという静かに集中できる雰囲気も作りだすことが大切になってくる。
 

トレーニング後はおなかがすく

プールでトレーニングすると、普段よりもおなかがすく。いつも帰りの車では、おなかすいたね、今日のご飯は何だろうね？お好み焼きかな？焼きそばかな？お肉かな？お魚かな？など話は食べ物の話になってしまう。

今日は、M指導員もきてくれたこともあり、いつも以上にハードになったため、帰りはちょっとお疲れ気味だった。

1kgのおもり

右の足首についている青色のものが1kgのおもり

ほかのご利用者様が注目してくれる

現在行っているトレーニングセンターには、同時刻にご利用している方々いる。
その方々は、いつも見てくれている。
１．片手歩行
２．横歩き
３．階段上り、下り
４．座位からの立ち上がり
５．ジャンプ・ジャンプ・ジャンプ
６．バランス静止
７．足の開脚、閉脚
８．背泳ぎ
９．背泳ぎからの壁蹴りターン

いつも、温かい目で見て頂き、所々で声掛けしてくれる。そんな応援してくれる方々の前で、トレーニングを続けられるのは大変ありがたい。

また、Shuさんが作ってくれた、アディショナルトレー二ング：ATプールは、ほかの生徒さんへも行える環境を整備するきっかけになった。この度、プレミア・ケア・ジュニア（PCJ）では、12月コース、2月コースをスタートすることになった。
http://www.premier-jr.jp/pool

プレミア・ケア・ジュニア（PCJ）
http://www.premier-jr.jp

最後に、自分の願いとして、どんな療育でも、楽しく継続して行える環境整備が一番大切である。
是非、お子様にあった環境を、一緒に見続ける仲間（指導員）を見つけて頂く点も大切にしてほしい。

いつもが成功体験で終わるとは限りません、失敗体験が次につながります。
一喜一憂しながら、あせらず・あわてず・あきらめず行っていくのがエンタメ療育！
 

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