版画に言葉を添えること（なにが生まれるのか：その１４）

　こんにちは。

 

　今日は、前回紹介したものとは違う羊さんを紹介します。

　

　下図のイラストは同じですが、こけしのように表情が違います。

 

　手作りのものは、どんなに同じ材質や、同じ基準を当てはめて作っても、一つ一つ必ず違います。

 

　じっくりと時間をかけて、よくよく見て行くと、その作られた方のお顔が浮かんできます。

 

　まるで、描かれた羊さんの顔が、その方のお顔になりかわったような気持ちになります。

 

　すると、どれもとても大切なものに思えてきます。

 

　私の言葉は、それに及ばないのですが、気持ちを込めて、言葉を添えさせていただきました。

 

　人間の成長も、それとまったく同じではないかなと思ったりもします。

 

　一人ひとり、個性がある。

 

　当たり前のことですが、その個性を大切にすることから始まるのかなと思います。

 

　そして、周りの友人や大人たちや親御さんは、その個性を大切にしながら成長を促す、それが教育ということなのかなと思ったりもします。

 

 

 

 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　小熊