伝統ある鶴岡の絹産業を、シルクチーフづくりを通じて伝えたい！

2月２８日（日）next is eastの小口貴幸氏からご来校いただき、代表のマンジョット・ベディ氏からはオンラインでご参加いただき、サムライゆかりのシルクPV制作のご指導を受けることができました。

　はじめは生徒からPVの構成について講師の方々に説明させていただき、その中でこの映像のターゲットは誰にするのか、PVを見た人に「感動」を求めるのか「共感」を求めるのか、why（なぜこのPV制作をやるのか）など、一つひとつ確認しながら私たちの考えた構成についてご指導いただきました。マンジョットさんの質問に緊張しながらも、私たちの考えてきたことを説明し、方向性は間違っていないと言われホッと一安心しました。

なかでも、今回のPV制作でご提供いただいている致道博物館所蔵の酒井家の画像や、松ヶ岡開墾当時の写真など、素材は抜群であるとのコメントをいただき、鶴岡のシルクの原点の素晴らしさを改めて感じたところでした。この素晴らしい素材に私たちの気持ちや考えを取り入れて、早く皆さんにお届けしたいと思いました。

　今回のPVのターゲットは「若い世代」に決まり、私たちがこのプロジェクトの活動で感じた鶴岡のシルクを誇りに思えたことや、鶴岡の素晴らしさを同じ世代の人たちに私たち高校生の視点で伝えることにしました。今回は若い世代向けに絞りましたが、若い世代に対して情報を発信することで、水面に落ちる水滴の波紋のように、多くの世代にもきっと伝わるということを教えていただきました。私たちのできることで、この鶴岡に住む皆さんが自分の住むこの地域に対して誇りを持ってもらえるＰＶになるよう制作していきたいと思います。

　グループワークで丁寧にご指導いただいた小口さん、映像制作について的確なアドバイスをいただきましたマンジョットさん、ご指導いただきまして大変ありがとうございました。プロジェクト終了まで残り時間は少なくなっていますが、鶴岡の素晴らしさを伝えられるPVを制作できるよう頑張りたいと思います。