エイズと共に生きる、ウガンダの若者の未来をつくる職業訓練を!
支援総額
目標金額 3,500,000円
- 支援者
- 208人
- 募集終了日
- 2018年8月10日
停電が続くウクライナ。子どもたちが安心して通園できるように発電機を
#子ども・教育
- 現在
- 624,000円
- 寄付者
- 56人
- 残り
- 35日
残された命に、もう一度温もりを。保護猫たちへ医療支援をお願いします
#動物
- 現在
- 1,413,000円
- 支援者
- 114人
- 残り
- 35日
年間700頭の猫の保護譲渡を行うためシェルターを増設させてください
#動物
- 現在
- 5,924,000円
- 支援者
- 444人
- 残り
- 35日
決して投げ出さない。シェルターの猫たちの命を守り続けるために
#まちづくり
- 現在
- 2,009,000円
- 支援者
- 179人
- 残り
- 21日
iPS細胞による網膜再生医療実用化|患者さんに光を失わせない未来へ
#医療・福祉
- 現在
- 19,209,000円
- 寄付者
- 375人
- 残り
- 35日
在来作物を再び沖縄の「ありきたり」へ。沖縄在来研究所の挑戦
#地域文化
- 現在
- 1,457,000円
- 支援者
- 110人
- 残り
- 7日
学生によるメサイア演奏会復活プロジェクト|国際基督教大学(ICU)
#子ども・教育
- 現在
- 2,036,000円
- 支援者
- 162人
- 残り
- 6日
プロジェクト本文
終了報告を読む
【さらに10人の若者を支援したい!】
8月8日の19時ごろ、当初設定しました目標350万円を達成しました。
ご支援をいただいた方は、194名となりました。
ご支援をいただきましたみなさま、またプロジェクトを知らせるために情報拡散の協力をいただきましたみなさま、本当にありがとうございました!
みなさんの温かい思いが集まり、こうして支援の輪が一つになりましたこと、心より御礼申し上げます。


わたしたちは、50名のHIV陽性の若者たちに、職業訓練を提供し、スモールビジネスのスタートを支援します。
さらに、10名にこの活動を提供するために、残りたったの2日なのですが、思いきって、あらたなチャレンジ目標400万円(+50万円、合計400万円)を設定させてください。
ネクストゴールの資金では、5万円で1人の若者を支援することができます。
ウガンダでは、未来に向けて一歩を踏み出したいと願うHIV陽性の若者たちがいます。少しでも多くの若者にプロジェクトに参加してもらえるよう、更なる活動の発展のために、引き続きのご支援、応援を、最後までどうぞよろしくお願いいたします。
人口の約10人に1人がHIVと共に生きるウガンダの町、ルウェロ。HIV陽性の若者たちの自立実現プロジェクト始動へ !
ページをご覧いただきありがとうございます。特定非営利活動法人エイズ孤児支援NGO・PLAS(プラス)で代表理事をしている門田瑠衣子(もんだるいこ)です。学生時代にケニアでエイズ孤児に出会い、その現状を目の当たりにしたことをきっかけにPLASを立ち上げ、以後13年間活動をつづけています。
これまで1,377人の子どもたちに、学校に行くための教育支援、エイズ孤児を育てるシングルマザーの103家庭の自立を支援、約3万人の人々に、エイズ孤児がこれ以上増えないようにエイズ予防教育を行ってきました。
今回のプロジェクトでは、エイズに影響を受ける若者たち―自身がHIV陽性だったり、元エイズ孤児であった若者―が自らの生活と未来を切り拓いてゆける自立を実現するために、クラウドファンディングを立ち上げました。
皆様からのご支援は、若者たちへの技術訓練や自立のためのスモールビジネスの初期費用等に充てさせていただきます。
どうかご支援のほどよろしくお願いいたします!
「自分は死ぬ運命なのだ」と引きこもる若者。HIVの治療にも前向きに取り組める状況を作りだすために。
ウガンダでは若者の失業が社会問題になっています。特に田舎ではそれが顕著で、学歴や技術訓練の有無によってなかなか仕事がないのが現状です。
そして、その中でもHIV陽性の若者たちはとりわけ不利な境遇に置かれています。彼らは定期的な通院や投薬を必要としますが、体調不良や欠勤により雇用者にHIVの感染が伝わると、差別や偏見にさらされ、不採用・時には解雇されるということが起こります。
PLASが活動地域の元エイズ孤児の若者たちにインタビュー調査を実施したところ、
回答者30名のうち収入があったのは約半数、うちHIV陽性の若者の平均月収は約1,110円にとどまりました。
また、職を得るための技術訓練を受けたことがあったのは4人に1人。
これらのことから、HIV陽性ないし元エイズ孤児の若者たちが、十分な生計を立てるための術を持てず日々の生活に困難を抱えていることがわかります。
HIV陽性者を支える現地NGO「マルチパーパス」のボランティア活動に参加するヌティアさんは、そんな彼らの現実をこう語ります。
―HIV陽性が分かったものの、治療を続けられずに「自分は死ぬ運命なのだ」と引きこもってしまう若者。
―安定した職に就けず「ここで暮らしても未来はない」と悲観している若者。
―1日1食か2食のパンとお茶だけで暮らしている、小さな子どもを抱える10代から20代のシングルマザー。そして子どもを就学させられないために連鎖する貧困。
出会ったその日に彼女が話してくれたこの話に、私たちは大きなショックを受けました。PLASの活動地域のルウェロ県は、人口の約10人に1人がHIVと共に生きています。
活動の中、
「今日、私の友達が亡くなりました。エイズでした」
「わたしたちを助けてください」
といった声とともに、未来を描けず苦しむ・諦める若者たちの姿がそこにあります。
彼らが職を身に付け安定した収入を得て自立した生活を送り、HIVの治療にも前向きに取り組める状況を作りだすための支援が必要とされています。
HIV陽性、シングルマザーでふたりの男の子を育てるヌティア19歳。彼女が見せる希望の姿を広げたい!
もう一つ、私たちがこのプロジェクトを立ち上げた理由があります。
さきほどのヌティアさんは、自身もHIV陽性者で、現在19歳でふたりの男の子を育てるシングルマザー。昨年には友人をエイズで亡くした経験もしており、自身も他の若者たちと同じように支援を必要とする状況にあります。
一方で彼女は、ボランティア活動に積極的に参加し、HIV陽性の若者の家庭を訪問し、彼らの相談にのったり服薬のサポートをしています。そんな彼女が、将来を悲観するHIV陽性の若者に伝えている2つのことがあります。
一つは、「We are together(一緒にいるよ)」。
活動を共にするNGOの仲間の存在を支えにしながら、ヌティアさん自身も彼らに寄り添っているのです。
そしてもう一つ、「I am a living example(私は生きたロールモデル)」。
彼女自身がHIVとともに前向きに生き、彼らの目標になるということ。困難や苦労を内面に抱えながらも周囲の人たちに笑顔を見せる彼女の姿は、若者たち、現地NGOスタッフたち、そして私たちに大きな希望を示してくれているのです。
今回のクラウドファンディングを通してPLASが実現したいのは、若者たちの生計を向上させ彼らの自立した生活を実現することと、ヌティアさんが見せてくれたような”Positive Living”(PLASの”P”と”L”が示すもの―HIVとともに前向きに生きる)を、この地域に広げてゆくこと。それが、このプロジェクトの目指す地域の姿なのです。
私たちは、エイズに影響を受ける若者たちに自立支援を提供します。
HIV陽性の若者たちが自立して暮らしていけるようになるために、
①職業技術訓練を受けることで、雇用される以外にも自ら稼ぐスキルを身に付ける
②スキルを活かす仕事を始められる状態にする
の2点をクリアし、経済的な自立ができる仕組みをつくることが求められます。そのために、このプロジェクトによって私たちは具体的に以下のことを実行します。
■HIV陽性の若者たちに対して、職業訓練研修を実施します。
例えば農業、ネイル、ヘアメイク、キャンドルメイキング、石鹸づくり、マッサージやエステなど、現地でポピュラーなビジネスに必要なスキルを習得します。
研修は特定のビジネスに絞らずに、彼らが自分の関心や地域のニーズに柔軟に対応できるように幅広く提供します。3~4つの複数ビジネスを組み合わせて習得することで、季節による収入のバラツキや失敗時の無収入のリスクを減らせるようにしています。
また、若者の中でもシングルマザーの場合、一人が生きていけるように生計を立てるだけではなく、「子どもたちを養っていく」ことまで考える必要があるため、収入を貯蓄し、教育費に充てることまで視野に入れた研修とする予定です。
■研修で得たスキルで仕事を始めるための初期投資を支援します。
スキルを身に付けた若者がそのビジネスを始めるために、最初に必要な備品などを初期費用として支援します。そして、ビジネスが軌道に乗り彼らが安定した収入を得られるようになった時、若者たちは自分たちの力で自立へと進んでゆきます。
■HIVの治療に前向きに取り組む
就業の大前提として、健康状態を良好に保つ必要があります。HIVの治療に取り組むためには、適切に投薬し、よい栄養状態を保つことなどが大切です。
そうしたHIV陽性の若者たちがスキルを得て仕事をしていくうえで、HIV治療にも前向きに取り組むことができるよう、HIVについてや栄養についての研修も組み込んでいきます。
現地パートナーや行政との協働。現地住民を巻き込んで、プロジェクトを展開していきます。
このプロジェクトは、PLASが単独で一方的に支援・提供するものではなく、近い将来の地域の自立を視野に入れて、現地のパートナーNGO団体「マルチパーパス」と協働で約1年半をかけて実施します。
訓練・研修については、農業に関するのものは農業局と、HIVの知識や治療に関するものは保健局といった行政機関、職業訓練は地域の職業訓練校といったように、地域をまきこんだプログラムとなります。
プロジェクトの対象となるのは、ウガンダのルウェロ県に住むHIV陽性の20歳前後の若者(約640名)のうち、特に優先度の高い50名。
若者たちは5人ほどのチームになってこの自立プログラムに参加します。
自分の生活や家庭に必要な技術や知識を習得するだけでなく、チームとなってお互いに支えあうことで、HIV治療の面でも適切な定期的投薬を促進するなど好影響を与えることが期待できます。
そしてこのプロジェクトの後は、実施結果を受けて今回の対象の50名以外の若者たちへも活動を展開してゆきたいと考えています。
このプロジェクトを支援し、HIV陽性の若者たちが、将来を悲観せずに人生を自分の足で前向きに歩んでいけるよう、応援していただけないでしょうか?皆さまのご支援を、どうぞよろしくお願いいたします!
資金の使用内訳について
皆様からのご支援は、若者たちへの技術訓練や自立のためのスモールビジネスの初期費用等に充てさせていただきます。
■渡航費・滞在費 225,000円
■プロジェクト実施運営費 2,257,868円
■人件費・運営費・諸経費 1,040,000円
合計: 3,522,868 円
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プロフィール
NPO法人エイズ孤児支援NGO・PLAS代表理事。 1981年熊本県生まれ。 フィリピンの孤児院や国際協力NGOでのボランティアを経験し2005年、大学院在学中にケニア共和国で現地NGOでボランティア活動に参加。 それをきっかけに、2005年にエイズ孤児支援NGO・PLASの立ち上げに携わり、同団体事務局長を経て、現在代表理事を務める。ケニア共和国、ウガンダ共和国にて、エイズ孤児を抱えるシングルマザーの生計向上支援や母子へのキャリアカウンセリング事業等を行う。 2016年、「青年版国民栄誉賞」と言われる人間力大賞にて準グランプリおよび外務大臣奨励賞を受賞。 2015年より特定非営利活動法人国際協力NGOセンター(JANIC)理事。 3児の母でもある。
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リターン
10,000円
ご支援のすべてが現地でのプロジェクト実施のために使われます
●サンクスメール
●PLASの最新情報がわかるメールニュースのお届け
- 申込数
- 70
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2018年10月
10,000円
PLAS主催のイベントへご招待!
●サンクスメール
●PLASの最新情報がわかるメールニュースの配信
●特別イベントにご招待!
-----------
・プロジェクトの進捗をご報告します
・スタッフと対話しながらのアットホームな雰囲気
・プロジェクトへのアドバイスやご意見をいただく参加型イベント
(2018年10月頃、東京にて開催)
- 申込数
- 12
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2018年10月
10,000円
ご支援のすべてが現地でのプロジェクト実施のために使われます
●サンクスメール
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- 70
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- 2018年10月
10,000円
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・プロジェクトの進捗をご報告します
・スタッフと対話しながらのアットホームな雰囲気
・プロジェクトへのアドバイスやご意見をいただく参加型イベント
(2018年10月頃、東京にて開催)
- 申込数
- 12
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2018年10月
プロフィール
NPO法人エイズ孤児支援NGO・PLAS代表理事。 1981年熊本県生まれ。 フィリピンの孤児院や国際協力NGOでのボランティアを経験し2005年、大学院在学中にケニア共和国で現地NGOでボランティア活動に参加。 それをきっかけに、2005年にエイズ孤児支援NGO・PLASの立ち上げに携わり、同団体事務局長を経て、現在代表理事を務める。ケニア共和国、ウガンダ共和国にて、エイズ孤児を抱えるシングルマザーの生計向上支援や母子へのキャリアカウンセリング事業等を行う。 2016年、「青年版国民栄誉賞」と言われる人間力大賞にて準グランプリおよび外務大臣奨励賞を受賞。 2015年より特定非営利活動法人国際協力NGOセンター(JANIC)理事。 3児の母でもある。