HIVと戦うウガンダのシングルマザー家族を飢餓から救いたい！

こんにちは。

前回の新着情報から時間がたってしまい、申し訳ありません。

今日は、現在のプロジェクトの進捗情報をご報告させていただきます。

 

当初の予定では、6月下旬にプロジェクトを完了し、リターンを発送を行いたいと思っていました。しかし、ロックダウンの延長に伴って、食料支援後の行う予定だったマザーたちの経済的自立のための就業支援が行えず、ロックダウンの緩和をまって活動再開をせざるを得なくなりました。

 

プロジェクト完了報告やリターンを楽しみにしてくださっていた皆さまには、ご迷惑をおかけしてしまい、申し訳ありません。

 

先日、感染者数も落ち着いていることから、学校封鎖などは続いているもののロックダウンが緩和され、活動再開の目途がつきましたので、以下でご報告させていただきます。

 

現在は、①野菜や石炭の販売、②洋服の仕立て・修理屋の2つの職業に就く支援を行うために準備をしています。これらの職業は、マザーや現地代表のロナルドとの話し合いの中で決定しました。

 

①野菜や石炭の販売については、女性でも簡単に始められる仕事で、マーケットに毎日必ず大勢の人が来るため、安定した収入が期待できること、そしてこの地域では調理時に石炭が使われ、消耗品であることから、常に一定の需要があると期待して選ばれました。

 

②洋服の仕立て・修理屋については、こちらも女性が就きやすい仕事であること、そして、最初にミシン代がかかるものの、使い方さえ身に着ければ、長い間続けられ、1回に得られる収入も大きく、アフリカ布で作る洋服は地域で需要もあることから選ばれました。またこの仕事はマザーたちが作ったものを日本で売ることも視野に入れて選ばれました。

 

今後は、アフターコロナで需要が変わっている可能性もあるため、少人数のマザーたちから①②の職業への就業支援をおこない、経済的自立のための収入を得ることができるのか効果を見ていきます。そして、結果に応じて改善をしながら徐々に支援の範囲を広げていこうと考えています。

 

実は、「少人数からはじめて、効果を見よう。」という意見を出してくれたのは、現地代表のロナルドです。やはり、日本からでは手に入れられる情報に限りがあり、地域の文化や特徴もわからないことがあるので、現地スタッフの意見にはいつも助けられています。そして、このプロジェクトに現地スタッフが主体性を持って取り組んでくれていることも、とても嬉しいです。

 

以上が進捗状況のご報告となります。

活動再開後も新着情報からご報告は続けさせていただきます。

 

当初のスケジュールと比べ、大幅に遅れた活動となってしまい、ご期待頂いている皆さまにはご迷惑をおかけいること、改めてお詫び申し上げます。

 

ロックダウンが延期されるなかで、思うように活動を進められず、不安になることもありましたが、皆さまからの応援メッセージに支えられて、頑張ることができました。

 

これからも、全力でプロジェクトを進めていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

　

 

ワンバ英海里