【若者おうえん基金】先駆的実践枠助成先団体のご紹介「一般社団法人Hygge 自立援助ホームhome」

若者おうえん基金は、児童養護施設や里親などを巣立つ子ども・若者たちを応援する基金です。

伴走支援者たちの活動を助成することで、苦しさを抱えた子ども・若者への支援をおこなっています。

2018年の基金創設以来、のべ219団体に1億1400万円を超える助成を実施してきました。

今回は第4回若者おうえん基金 先駆的実践枠助成の助成先団体「一般社団法人Hygge 自立援助ホームhome」さんの助成事業を紹介します！

（コミュニティづくりの一環として餅つきイベントを開催）

【活動内容】
一般社団法人Hygge自立援助ホームhomeは、ホームの敷地内に断熱効果の高い感染症対策ユニット「ナイソー」（プレハブ小屋）を設置し、

1 学習:入居児童へのオンライン学習サポート　

2 自立:入居児童の一人暮らし訓練および退所児のシェルター機能　

3 コミュニティ:地域にひらかれた施設　

を作ることを目標としています。

取り組んだ結果、１については、入居している大学生、専門学校生がオンライン授業で利用している他、保育学部生のピアノ練習や美大生の課題制作に使用しています。

２については、「敷地内のプレハブ小屋に一人暮らしの訓練の機能も持たせる」ことで、その後の生活破綻のリスクが軽減されることができると思いました。

３についても、コロナの状況が落ち着いたタイミングで入居児童と退所者、支援者との交流イベントを開催することができました。

コロナ禍において、仕事になかなか就けなかったり、学校のオンライン化や外出しにくい状況等で入居者のストレスが溜まり、支援が難しい状況のなか、若者おうえん基金のおかげで、ホームに物理的な余裕ができ、軽減されたと感じております。

（OGが子どもを連れて訪問してくれました）

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