プロジェクト概要

地元広島の自然を守り、災害に強い森をつくるため
「廿日市漁民の森づくり」活動を行なっています

 

はじめまして、「広島西部ロハスの会」代表の永本清三です。私は広島で生まれ育ち、大工として修行し、地元広島にて工務店を経営しております。地域に密着した地元の工務店ですから、「地域に生きる」を会社の理念とし、地元広島の豊かな自然を守り、地域社会に貢献したいと思っています。

 

「広島西部ロハスの会」では、2006年より「自分・家族、身近な人の"ココロと体が健康で心地よい暮らし"ができる環境を作ること」を目的に、廿日市で環境保護の取り組みを行なっています。

 

今年の10月には、私たちの代表的な取り組み「廿日市漁民の森づくり」の一貫として、13回目の「廿日市漁民の森づくり」イベントを開催します。ですが、今年は昨年までいただいていた助成金がなくなってしまい、開催資金が不足している状況です。そこで、必要な資金の一部を皆さまにご支援いただきたと考えております。

 

ここ広島は、7月の豪雨災害で大きな被害が出ました。今は未来に向けての活動よりも現状の復興に目を向けるべきではないかとの想いもあり、一時は本年度のイベント中止を検討しました。しかし、「こんな時だからこそ、やめないほうがいい。続けていくことが一番大切。」といった周りの方々からの声をいただき、イベント開催とクラウドファンディングへの挑戦を決断しました。

 

皆さまのご支援をよろしくお願いいたします。

 

漁民の森イベントでは、森の中に大漁旗がはためきます

 

 

山の環境は、海の環境につながっている!
森・川・海全体で地元の自然を守り、災害に強い森をつくります

 

森・川・海はひとつ

2018年7月、西日本で記録的な豪雨が起こりました。県内各地で土砂災害などが発生し、甚大な被害をもたらしました。2014年にも集中豪雨により広島市北部で大規模な土石流が多発するなど、近年広島では災害が相次いでいます。なぜ、こんなにも災害が度重なるのか?その答えは、実は山にあるのです。

 

かつて日本は戦後の木材需要の増加から、杉や桧といった針葉樹の植林を国策として打ち出しました。その結果、現在の日本の森林は約4割が人工林にのぼります。本来人工林は、植林し、育て、伐採して使い、また植えるというサイクルを守ることで、林業として今日まで受け継がれてきました。

 

ところが現在では安価な外国産材の需要が高くなり、林業は衰退の一途をたどっています。林業をする人がいなくなり、手入れ(間伐)されない人工林は、山に様々な負担を与えています。

 

間伐されない森林の中は、木の密度が高いため、日の光が森林の中に入らず、その結果、下草が生えずに土壌がむき出しとなり、雨水が浸透しにくくなります。保水力を失った森林は、豪雨には耐えられずに土砂を流出させ、山そのものを崩壊させる現象を引き起こします。そうした影響が土砂災害を引き起こす要因になっているのです。

 

そして、山と海は川の中を流れる水と土砂でつながっています。保水力を失った森林や、川の上流部に災害を防ぐための砂防堰堤やダムがたくさん作られたことにより、山から海への土砂の供給バランスが崩れます。山の養分が海に注がれにくくなり、海の中の栄養分も減少してきています。つまり、山の管理をおこたり、荒れたままにしておくことは、山のみならず川や地域、海をももろくしているのです。

 

 

活動のはじまり

 

1999年に起きた土砂災害の直後、地元の漁業関係者は悲鳴を上げていました。広島県の牡蠣の水揚げ量は日本一で、国内の水揚げのおよそ63%を占めています。しかし、土砂災害の影響は海にまで及び、災害で流れ出た土砂により茶色に濁り、流木が大量に流れ着いたのです。漁に出られない、牡蠣養殖への被害が心配されました。


そこで、"海を綺麗にしたい"漁業関係者の方と、"地元の山を育て林業を復活させたい"林業関係者の方とともに、地域の環境を守るための「漁民の森づくり運動」を、2006年2月に立ち上げました。

 

定期的な山の手入れや海の掃除活動を行う他、毎年10月に「廿日市漁民の森づくり」イベントを開催し、地元の山で地域の方や学生・子どもたちと一緒に植林活動を行い、自然の大切さや地域の環境を守ることの重要性を伝えています。

 

1999年の災害後の海の様子

 

漁業関係者と林業関係者が一緒になって開催する
「廿日市漁民の森づくり」イベントを継続へ

 

今回のプロジェクトでは、皆さまからいただいたご支援で10月21日に広島県廿日市栗栖の山で「廿日市漁民の森づくり」イベントを開催します。


漁業関係者、林業関係者、地域の協力業者と一緒に開催し、参加者の皆さまに植林や大樹の伐採体験をしていただくイベントです。環境についてのクイズやゲーム、森のコンサートなどを通して、楽しく環境や自然、森の大切さを学ぶことができます。

 

環境について学んでいる大学生や、地域の小学生に多く参加していただくことで、次世代の子どもたちに良い自然環境を残し、また受け継いで欲しい。そんな想いを実現するイベントです。

 

<第13回 廿日市漁民の森づくり> 概要

 

日付: 2018年10月21日(日)

時間: 9:00~14:00

場所: 廿日市市栗栖の山

参加費:大人1,000円/小学生500円(お弁当・当日保険含)

 

イベントでの植林の様子

 

子どもたちが一生懸命植林してくれました

 

丸太切り競争は毎年大盛況!

 

 

地域の山を育て、きれいな海を守り、
災害に強い街づくりを目指すための第一歩に

 

今回のイベントを通して、子どもたちには「自然や環境について考えるきっかけ」を持ってもらいと考えています。植林した木が10年、20年と育ち、やがて次の世代がその木を使って自分たちの家を建てる。そんな本来の山のサイクルを復活させ、災害に強い安心安全な地元の環境を、次世代の子どもたちに残したいと思っています。


そして、きれいな川と海を守っていくことは、おいしい牡蠣をつくり、広島県を盛り上げることにもつながると考えています。「廿日市漁民の森づくり」イベントは、そのためのはじめの一歩。皆さまのあたたかいご支援をよろしくお願いいたします。

 

廿日市の自然を守っていきます

 


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