東北にペット専用キャンピングカーレンタルを立ち上げたい！

　プロジェクトを立ち上げたきっかけ　

愛犬は家族。だからこそ一緒に色んな体験をしたい、させてあげたい！旅行がしたい！きれいな景色を背景に写真が撮りたい！って思いますよね。

 

一緒に旅をするたびに愛犬との絆が深まっていくのが嬉しくて、これまで20年近く愛犬たちと車中泊の旅を続けていました。

　

 

そんな中で私がこのプロジェクトを立ち上げるきっかけになった、3つの重要な体験についてお話しします。

 

▼2011年の東日本大震災（ターニングポイント） 

　そんな生活の中、それは突然やって来ました。当時は仙台市で一人で暮らしていましたが、岩手の実家へ避難することを決めて家を出る時に私が車に積み込んだのは、愛犬たちと写真のデータ、そして（途中で何かあっても生活できるようにと）トヨトミ石油ストーブだけでした。

本当に必要なのは「モノ」ではなく「家族」であることを再認識したのです。

 

▼シェルターでのボランティア　

　数週間後、徐々にライフラインが回復してきた頃に知ったのは、犬猫の保護ボランティアに人手が足りていないという情報でした。

　復旧したばかりの高速道路で約1時間の距離を毎日通いながらボランティアに参加した私は、一緒に避難できなかった犬達を保護するシェルターを目にしました。そこでは、どの子も常に飼い主さんを探しているのが痛いほどわかりました。

 

▼フード配り（三陸沿岸の在宅避難者へ） 

　まもなくシェルターへの保護数が減ってきたのもあり、そちらへ通うのは終わりにしましたが、その後すぐに始めたのが、当時ワンニャン活動と呼んでいたフード配りです。

　今でこそ「同行避難」という言葉は一般的になりましたが、2011年当時は概念すら無いに等しく、「ペットは避難所に入れないので自宅に残って面倒をみる」という方が多くいらっしゃいました。

　避難所にいれば支援物資はもらえるのに、ペットのためにその選択をせず自宅に残って小さな家族の面倒を見ている方々の様子に、とても他人事とは思えず、気が付けば１年以上活動していました。

 

 

 

　どんな状況でも健気なペットと、不便な中で犬のために頑張る人たち。それを見て、自分には何ができるかを模索し始めました。 

 

▼愛犬の病気を経て、今へ　

　愛犬も10歳を超えてドッグスポーツも引退したのですが、間もなくしてボーダーコリーの藍に乳腺腫瘍をみつけ、その術前検査で右肺にも腫瘍を発見。幸いにも両腫瘍の手術は成功し、注意を払いながら旅行を続けてましたが、数年後には卵巣嚢腫が見つかり手術、間もなく前庭疾患も発症と、さすがに気力も若いころのようには無くなってきました。それでもキャンプや旅行に行くと、楽しかったことを全身で教えてくれます。

　シニア犬との旅行は住空間や温度調整など気を付けなければならないことは沢山あります。冷暖房完備のキャンピングカーならもっと快適に旅行ができる・・。自分で所有できたらいいのに・・。と検討しながら、でもこれって、どのペットにとっても同じでは？そして、同じことを願っている飼い主さんも多いに違いない！

 

ならばレンタルサービスを立ち上げてしまえ！

と思ったのがきっかけです。

 

犬と旅する生活を、支援者の皆様と一緒に作りたい！

諦めている方々にも、愛犬にも、笑顔をお届けしたい！

そんな想いでプロジェクトを計画しています。

 

 

　プロジェクトの内容　

　ペットと一緒の旅は楽しさ倍増です。

　一緒に旅をした記憶は一生の思い出となり、旅の経験が絆を強めてくれます。

そして、一緒の旅となると車が便利だけど、車両にちょっとした工夫がしてあればもっと快適になるし、安心です。そんなコツや情報も載せたキャンピングカーで旅ができたら皆がハッピーだと思うのです。 

 

　なので今回、そんな素敵な体験を皆様にお届けできるよう、宮城発、ペット用キャンピングカーのレンタルサービスを計画しています！

 

こんなあなたに：

「現地で借りて現地で返せる」。東北の温泉に興味がある時方に！

駅や空港まで車両をお届けするので、関東以南にお住みの方に！

秘境に行きたいけど公共交通機関では無理だった、という方に！

 

 

▼これからどんどん利用しやすくなる「東北旅」！

　東北は温泉や自然も多く、愛犬とのキャンピングカー旅行には魅力的な場所が沢山あります。

そして、宮城県仙台市から青森県八戸市を結ぶ復興道路（三陸沿岸道路）が2021年12月に全線開通しました！

359kmのほぼ全区画が無料区間となっています。無料だから乗り降りも気兼ねなくできて、気ままにのんびり旅行ができるのは、キャンピングカー旅には好条件。

　また、仙台港からは苫小牧や名古屋に太平洋フェリーが航行しています。各船舶にはペットハウスが用意されており、きたかみにはペットと一緒に泊まれる部屋もあります。カーフェリーだと船を降りてすぐ車で移動できるので、時間を有効に使えるのもメリットです。

 

 

▼旅のお役立ち情報を配信

　旅を最大限楽しんでいただくため、ペットと旅行するのに役立つ情報（ペット可キャンプ場、お店、アクセス路の状況、日帰り温泉、動物病院、イベント、花火注意報）などを提供します。東北各所で交渉し、ペット可スポット（温泉宿にRVパーク、キャンピングカーでも駐車可能でペット可のカフェなど）もどんどん増やしたい！

 

▼資金の使い道

　キャンピングカー自体が高価なため、開業までは自己資金だけでは足りません。READYFORさんにお支払いする手数料を除いた資金は、ペット仕様への改良費、そして継続してサービスをお届けするための予約サイトの立ち上げや情報提供の体制作りに使用させていただきます。すでにHP制作などの準備を進めていますが、予約・決済もスマホで完結できるようにするなど、利便性も重視したいと考えています！ 

 

※第１号車両は6人乗車４人就寝可能かつ普通免許で運転可能な全長５ｍ以下のキャブコンタイプ（アミティなど）を予定しています。FFヒーターとエアコンは搭載し、犬種などに制限を設けず、中型犬のケージも設置できるよう検討しています。※予約ページのアドレスと予約開始日を全ての支援者に御連絡し、同時受け付けを開始します。 

 

【旅の提案①】ご夫婦とペットで

　目的地を決めずに、近くの日帰り温泉とご当地グルメでその土地を楽しみます。キレイな景色を見たり美味しいものを食べたりしながら、現地で出会った犬連れさんにおすすめスポットを教えてもらったり、気に入った場所に長期滞在したり。予定変更が気軽にできるのがキャンピングカーの醍醐味です。キャンピングカーなら早朝の活動にも最適ですので、御主人が海釣りに行っている間、奥様は愛犬と車でゆっくりしたり、近くの朝市で買い物をしたり、別行動も気兼ねなく楽しめます。

 

【旅の提案②】ご夫婦とご両親、お子様とペットで

　ペットがいると、ご家族全員が一緒に行動するのも難しかったと思いますが、ペット可のキャンピングカーがあれば、日中は観光や食べ歩きをしながら車で一緒に移動し、夜はご両親だけ温泉旅館へ宿泊するなど、それぞれのニーズに合わせてリーズナブルに計画が立てられます。

 

ペットと一緒だから生じる様々なご心配や、実際にキャンピングカーをレンタルして気になった点等もあると思います。可能な限り取り入れますので、ご要望もお寄せください！