沖縄県で増える猫の多頭崩壊を未然に防ぎたい!!

沖縄県で増える猫の多頭崩壊を未然に防ぎたい!!

支援総額

1,415,000

目標金額 1,240,000円

支援者
161人
募集終了日
2020年12月18日

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プロジェクト本文

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全ての猫たちに幸せに暮らしてほしい。

 

ページをご覧頂き、ありがとうございます。沖縄県で動物愛護活動をおこなう「一般社団法人琉球わんにゃんゆいまーる」です。

 


琉球わんにゃんゆいまーるは2014年6月に設立されました。

「ゆいまーる」とは沖縄の方言で「助け合い」の意味があり、これまで別々で活動してきた同志が集まり、助け合いながら力を合わせ沖縄県内の犬や猫の現状を少しでも改善する事を目的に立ち上げた団体です。

 

私達は「TNR活動」「啓蒙活動」「保護譲渡活動」の3つを軸として活動をしています。

 

犬や猫に幸せに暮らして貰いたい。少しでも辛い想いをする犬や猫を減らしたい、その一心で活動を日々続けております。

 

 

そんな中、「高齢者や生活保護世帯における猫の多頭飼育崩壊、飼育環境の悪さ」を耳にし携わるようになりました。

崩壊に致った飼い主さんに話を伺うと金銭的な理由により不妊手術を行えず僅かな期間で繁殖を繰り返し増えてしまったとの事。

 

最初の1匹、2匹の時点で不妊手術を施していれば崩壊を未然に防ぐ事が出来るのではないか?と考えるようになりました。

 

 

多頭飼育崩壊の現場。

 

なんとかしてあげたい。

 

そこでうるま市の介護長寿課、生活課、環境課と連携し、生活が困窮し自身で不妊去勢手術が難しい飼い主さんの情報をご本人の同意の元提供して貰い対象者の猫さんに「不妊去勢手術」を行うことを決めました。これ以上、劣悪な環境で暮らす猫さんを増やさない、崩壊させない事が目的です。

 

しかし手術には費用がかかります。実際私たちの自己資金では費用をまかなうことが難しい状況です。そこで皆様のお力をお借りできないかとクラウドファンディングに挑戦しました。猫たちのため、どうかご支援のほどよろしくお願い致します。

 

 

活動紹介

 



TNR活動とは?

 

飼い主のいない猫(野良猫)の『さくらねこTNR(※)』活動を公益財団法人どうぶつ基金、地域住民、ボランティア、行政と協働にて実施しています。どうぶつ基金の無料不妊手術チケットを使用し今年度(2020年10月時点)は146匹のさくらねこが誕生しました。

 

捕獲器にペットシートを敷いて、準備をしているところです。
捕獲が終わり、公民館にねこさんを移動しました。​​​
不妊手術が済んだ猫を元の場所に放している様子。

 

僕「さくらねこ」になりました。

 

※どうぶつ基金の無料不妊手術チケットについて


飼い主のいない猫の多くは、元は心ない人間が捨てた猫です。人間の勝手な都合で捨てられた猫を、糞尿の臭いがひどい、鳴き声がうるさいからなどといった理由で忌み嫌われ、あげくには殺処分や虐められるなどということはあってはならないと私たちは考えています。


飼い主のいない猫を命あるものとし、これ以上増えないために、「不妊去勢手術」をすること。さらに苦情を減らすために「適正な給餌、糞尿被害対策、給餌後の清掃」をすることで、周辺の環境も改善しながら人も動物もともに住みよいまちづくりを目指しています。

 

不妊去勢手術をしていない場合、年間で2匹のオスメスから70匹以上に増える可能性があります。

また、沖縄県は温暖な気候から年中繁殖ができる環境であり、県外は冬を除いた年3回と言われていますが、沖縄県では年4回の繁殖期を迎えるそうです。

 


【TNR実績】

2018年/約600頭

2019年/約500頭


※さくらねこTNRとは?

「飼い主のいない猫」に対し「さくらねこTNR(Trap/捕獲しNeuter/不妊去勢手術を行いReturn/元の場所に戻す、その印として耳先をさくらの花びらのようにV字カットする)」を実施することで、繁殖を防止し「地域の猫」「さくらねこ」として一代限りの命を全うさせ「飼い主のいない猫」に関わる苦情や殺処分の減少に寄与する活動です。

 



保護譲渡活動とは?

 

TNR中に出会ったリリースが出来ない状態の猫さんや仔猫、多頭飼育崩壊のお宅より保護し、里親さんに繋げる活動を行っております。

保護猫の仮のおうち「うちにゃ~」(シェルター)を運営しており、こちらには現在8匹の猫さんが暮らしています。

また、仔猫や負傷猫など人の目が常に必要な猫さんについては、ゆいまーるメンバーや預かりボランティアさん(※)宅にてケアしながら、里親さん探しをしています。

 

 

うちにゃ〜で暮らす猫たち。


ここ数年、東京三鷹市のボランティア団体『みたか123』にご協力頂き、東京の譲渡会に参加しています。

 

みたか123さんの里親会に参加しています。

 

今年度では62匹の猫を里親さんに繋ぐ事ができました。

 

みんな里親さんの元でとても幸せに暮らしています!

 


【譲渡実績】

2018年/108頭

2019年/89頭 

 

※預かりボランティアとは…保護犬や猫をご自宅で一定期間預かるボランティア

 



啓発活動とは?


沖縄県の動物が置かれた現状や取り組みをより多くの方の「知る」「考える」のきっかけになるよう、さくらねこTNRパネル展、勉強会、映画上映会、地域猫活動アドバイザーを招き講演会などを実施しています。

 

講演会の様子。

 

県議会、市議会への陳情書・請願書を提出したり行政への提言や問題提議を積極的に行って参ります。

 


 

 

増え続ける多頭飼育崩壊。しかし助けられる猫の数にも限界が……

 

飼い主のいない猫(野良猫)のTNR活動を中心とした上記の活動を行う中で、市役所の福祉関係の課や地域包括支援センターなどから「高齢者や生活保護世帯における猫の多頭飼育崩壊、飼育環境の悪さ」に関する事例や相談を耳にする機会が増えていきました。

 

2017年に初めて私達に多頭飼育崩壊の相談があり関わったケースは地域包括支援センターさんからのご相談でした。

 

「車椅子のご夫婦が猫を多頭飼いしており、不妊手術をしていない事から増え続け、生活環境がかなり悪化している。なんとか不妊手術にご協力頂けないか?」

 

当事者のお宅へお伺いすると、そこにはゴミと糞尿が何層にも山積みになった劣悪な環境に25匹の猫が取り残されていました。ロフトらしき二階部分には、すざまじい量の糞が、何重にも積み重なっており、白骨化した仔猫だっただろう亡骸も……到底、車椅子のご夫婦だけでは、片付けられる状況ではありません。

 

 

しかし、この状況で誰が悪いと責め立てるのではなく、皆で協力しあって、一番の被害者である猫を助けることが重要です。このお宅を清掃する為、ボランティアさん、プロの清掃業者、社会福祉協議会の職員さんと協力し、なんとか猫が住める状態まで片付けました。猫の不妊手術については、どうぶつ基金さまの多頭飼育崩壊救済を申請し、全頭無料にて不妊去勢手術を実施しました。

 

※当時の記事はこちら

※どうぶつ基金の多頭飼育崩壊救済レポート

 

名護25頭の多頭飼育崩壊現場より。

 

全頭保護しすぐにでも助けだしたい気持ちでいっぱいでしたが、私たちにもキャパがあり、数頭ずつ引き取り里親さんに繋げる方法を選択しました。

飼い主さんには、今後、猫を保護しないとの約束を取り付け、誓約書にサインを貰いました。


●2018年

・名護53匹多頭飼育崩壊(猫)

 

●2019年

・沖縄市9頭多頭飼育崩壊(猫)


●2020年

・中城13頭多頭飼育崩壊(犬)

・うるま市38頭多頭飼育崩壊(猫)

・うるま市12頭多頭飼育崩壊(猫)

 

名護53頭の多頭飼育崩壊現場より。

 

生活困窮者や高齢者などからの相談は今後増える一方でしょう。そして、私たちの元にくる相談は氷山の一角であると考えています。

 

このような事例に、どう対応していけるかを考えた時、猫を保護した場合の医療費、里親さん探しなどあまりにも負担が大きすぎるのが現状です。

 

 

手遅れになる前に、多頭飼育崩壊を未然に食い止めたい。

 

今まで私達が携わってきたケースからみると、多頭飼育崩壊に陥る方は、高齢者や生活保護受給者など経済状況が苦しいご家庭に多く見受けられます。

飼える範囲を超えることで、生活環境も悪くなり、人も猫も不幸になります。誰にも相談できず、やむを得ず猫を捨ててしまう可能性もあるのではないかと考えています。

 

多頭崩壊現場からレスキューされた子猫たち。

 

多頭飼育崩壊を未然に防ぐには、不妊去勢手術の徹底しかありません。

しかしながら、金銭的事情などで不妊手術をできない方もいらっしゃいます。

そこで、不妊去勢手術をしていない飼い猫に対し、不妊去勢手術し、これ以上増やさない取り組みを実施できないかと考えました。

 

2020年7月にうるま市環境課、地域包括支援センター、保護課をまじえての意見交換の場を設け、現場で関わる方々に問題点をお伺いしました。

 

8月には、介護長寿課、環境課とミーティングを行い、個人情報などの取り扱い、役割分担、実施、進行方法等の確認を行いました。

 

うるま市さんとの会議風景

 

 避妊去勢手術までの流れ

 

①飼い猫が増えて困っている対象者の調査/うるま市関係各課

②対象者のうち手術を希望する家庭に情報提供の同意を得る/うるま市関係各課

③情報提供同意ありの対象者を琉球わんにゃんゆいまーるへ情報提供/うるま市環境課

④猫の避妊去勢を実施/琉球わんにゃんゆいまーる

 

※実施に伴い、関係各課担当者は初回、同行予定。

 

2021年1月より手術を実施し、1年間で約150匹の猫へ不妊去勢手術を実施予定です。(性別によって、手術にかかる費用が異なります。)

 

※関係各課の連携が必要であり、また、新型コロナウィルス感染拡大の状況次第で、予定期間通りに実施できない可能性もあることをご理解のほどよろしくお願いします。予定期間内で実施できなかった場合でも、150匹に達成するまでプロジェクトを続けます。

 


プロジェクトにご協力いただく動物病院 

 

・TNRよみたん

・TNR中城

 

上記病院はどうぶつ基金さまの協力病院でもあり理解があるこころ強い先生方です。

 

病気にかかっても治療が受けられない猫たちもいます。​​​

 

今回のプロジェクトによって望まない命を増やさない事で飼育環境を改善し、最悪な状況を未然に防ぐことができるのではないかと考えています。

人も動物も共に幸せに生きていくサポートができるよう皆様からのご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

皆様のご支援で約150頭の不妊去勢手術を行うことができます。

 

皆さまからいただいたご支援は、下記の費用として大切に活用をさせていただきたいと考えています。

 

目標金額  

 

1,240,000円
※内クラウドファンディング手数料240,000円を含む

 

 

ご支援金の使途詳細 

 

①猫の不妊去勢手術(レボリューション、3種混合ワクチン、堕胎費) 5,000円×150頭  750,000円

※性別により金額が変わるので、頭数が変更になる場合があります。

②不妊去勢手術以外で必要になる場合の医療費 200,000円

③クラウドファンディングリターン用費用 50,000円

④クラウドファンディング手数料 240,000円

①+②+③+④の合計 1,240,000円

 

※医療費が余った場合は琉球わんにゃんゆいまーるの保護猫に使用させていただきます。

 

今まで携わった多頭飼育崩壊の現場では、白骨化した子猫の亡骸、栄養状態が著しく悪い猫、病気になっても経済的な事情から医療を受けれない猫等、目を覆いたくなるような悲惨な現状でした。人も猫もどちらにとっても到底幸せな環境とはいえません。

 

不幸の連鎖を断ち切り、人も猫も幸せに暮らしてほしい!

 

コロナ禍の中、大変恐縮ではありますが、みなさまのお力添え何卒よろしくお願い致します。

 

よろしくお願いします!
名護25頭の多頭飼育崩壊現場より幸せ掴んだちゅらとゆず

 

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プロフィール

沖縄県で飼い主のいない猫(野良猫)のさくらねこTNRをどうぶつ基金、地域住民、ボランティア、行政の協働で行っています。 また、TNR中や多頭飼育崩壊宅など、緊急で保護が必要な猫がいた場合は、できる限りになりますが、保護をし、里親を探す譲渡活動も行なっています。行政への提言活動及び市民の方々への啓発活動を行っています。 ※ 琉球わんにゃんゆいまーるは、殺処分ゼロを目指す公益財団法人どうぶつ基金の協働ボランティアです。

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リターン

3,000


全力応援コース3000円

全力応援コース3000円

※サンクスメール
※リターンに費用をかけず、活動資金として大切に使わせていただきます。

申込数
45
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年3月

5,000


全力応援コース(猫ちゃん1匹の手術代)5000円

全力応援コース(猫ちゃん1匹の手術代)5000円

※サンクスメール
※リターンに費用をかけず、活動資金として大切に使わせていただきます。

申込数
46
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年3月

3,000


全力応援コース3000円

全力応援コース3000円

※サンクスメール
※リターンに費用をかけず、活動資金として大切に使わせていただきます。

申込数
45
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年3月

5,000


全力応援コース(猫ちゃん1匹の手術代)5000円

全力応援コース(猫ちゃん1匹の手術代)5000円

※サンクスメール
※リターンに費用をかけず、活動資金として大切に使わせていただきます。

申込数
46
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年3月
1 ~ 1/ 9

プロフィール

沖縄県で飼い主のいない猫(野良猫)のさくらねこTNRをどうぶつ基金、地域住民、ボランティア、行政の協働で行っています。 また、TNR中や多頭飼育崩壊宅など、緊急で保護が必要な猫がいた場合は、できる限りになりますが、保護をし、里親を探す譲渡活動も行なっています。行政への提言活動及び市民の方々への啓発活動を行っています。 ※ 琉球わんにゃんゆいまーるは、殺処分ゼロを目指す公益財団法人どうぶつ基金の協働ボランティアです。

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