プロジェクト実施のご報告とみなさまへのお礼
こんにちは。WheeLogの織田友理子です。
昨年7月〜8月に実施したクラウドファンディング「車いすでもあきらめない世界をつくる!WheeLog 2022」では、WheeLog!のこれからに期待を込めてご支援いただき、心より感謝申し上げます。ありがとうございました。
◆プロジェクトの結果報告
私たちは、ご支援のお願いの際に公約していた通り、皆様からのご支援を使用して、WheeLog!アプリのアップデートを行いました。新規機能の追加のほか、地図やタイムラインの表示の改善、最新OSへの対応や機能の不具合の修正を行い、無事にアプリをアップデートすることができました。アプリユーザーの皆様からは、「こんな機能が欲しかった!」「見やすくなった!」との喜びの声をいただいております。
WheeLog! 最新バージョンはこちら
iPhone(iOS): https://itunes.apple.com/
Android: https://play.google.com/
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▼アプリのアップデートの内容
①地図でスポットを見つけやすく
地図画面でスポットの概要カードやリストを表示できるようになりました。これまではスポットを一つずつ開かないと概要を確認できませんでしたが、カード表示やリスト表示から必要なスポットを見つけやすくなりました。また、「もっと見る」のボタンを追加して、表示している地図画面で、より多くのスポットを表示できるようになりました。
・地図にスポットの概要カード/リスト表示を追加
・地図にスポットの「もっと見る」ボタンを追加
・地図のスポットピンの表示範囲を調整
②ユーザー同士のコミュニケーションを円滑に
つぶやきは、ユーザーが日常の困りごとを相談したり、日々の近況をシェアできるコミュニケーションの場です。今回の改修で、タイムラインのつぶやき表示をブラッシュアップし、画面を移動せずに直接コメント返信ができるようにするなど、円滑にやり取りができるようにしました。
・タイムラインにつぶやきに返信元の投稿を表示
・タイムラインのつぶやきの表示パターンを調整
・フォローしているユーザーの投稿をタイムラインで絞り込み表示可能に
・つぶやき画面から返信が可能に
③不具合対応
プログラムの不具合を解消するために、細かな調整を実施しました。大きな機能改善とはなりませんが、細かな使い勝手の向上となりました。
・通知が届かない不具合を解消
・その他、レイアウトの乱れなどの細かな不具合の対応
④最新OSへの対応
スマホは毎年最新のOSが更新されるため、それに合わせてアプリも更新する必要があります。アプリの基盤の部分の改修で、一番目立たないものですが、アプリを存続させるために必須の対応となります。皆様にご理解いただいて、ご支援いただけるからこそ対応できるものです。本当にありがとうございます。
アプリの改修の詳細についてはこちらもご覧ください。
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◆収支報告
皆さまからご支援頂いた資金6,705,000円は、クラウドファンディング手数料を差し引いた全額を、バリアフリーマップ「WheeLog!」アプリの開発のために使用させていただきました。
◆リターンに関して
ご支援をいただいたみなさまへのリターンは、すべて対応完了しております。万が一リターンを受け取られていない方がいらっしゃれば、お手数ですが「メッセージ」からお問い合わせください。
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◆この半年の活動報告
皆様にご支援いただいてから、アプリの開発だけでなく、「車いすでもあきらめない世界をつくる」ために様々な活動に取り組みました。この半年間に実施した活動について、ご紹介させていただきます。
<バリアフリー情報を発信する取り組み>
1. 自治体の情報の活用
埼玉県川口市のバリアフリー情報514件を写真つきでWheeLog!アプリに格納しました。川口市には、すでにユーザーの方がスポットを投稿しているところや走行ログを引いているところもあり、その中に市からいただいたデータを重ね合わせることで、一気に情報が豊富になりました。
詳細はこちら
<心のバリアフリーを広げる取り組み>
1. 車いす街歩きイベントの実施
2022年9月以降、半年間の間に6回の街歩きイベントを開催しました。まだコロナ禍で開催が難しい状況が続いていましたが、合計200名以上が車いす体験し、街のバリアフリー情報を集めました。
・WheeLog! in 札幌(2022年9月4日) 詳細はこちら
・全国一斉街歩き2022秋(2022年9月17日) 詳細はこちら
・WheeLog! in 徳島(2022年11月13日) 詳細はこちら
・WheeLog! in 那覇(2022年11月20日) 詳細はこちら
・WheeLog! in 徳島(2023年2月5日) 詳細はこちら
・RDD × WheeLog! in 日本橋(2023年2月25日) 詳細はこちら
2. 観光庁「心のバリアフリー」動画制作
観光庁では「観光施設における心のバリアフリー認定制度」を推進しています。この制度や心のバリアフリーを広めていくための動画を、昨年に引き続きWheeLogで制作しました。今回はグルメレポーターでおなじみの彦摩呂さんに聴覚障害体験をしてもらい、その対応について学ぶ動画や、観光事業者の取り組みを紹介する動画などを制作しました。
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3. 代表講演/登壇
[企業]JAL×WheeLog! 特別講演 in 沖縄 詳細はこちら
[企業]ダスキン障害者リーダー育成海外研修派遣事業 研修修了生交流会 詳細はこちら
[一般]東京都東久留米市講演会 詳細はこちら
[一般]第3回 聞こう!ママさんたちの声 旅行編 詳細はこちら
[東京都]Next Fashion Designer of Tokyo最終審査ファッションショー 詳細はこちら
[東京都]TOKYO 障害者マッチング応援フェスタ 詳細はこちら
[東京都]心のバリアフリー企業向けセミナー 詳細はこちら
[埼玉県]新座市議会議員研修会 詳細はこちら
<受賞>
2022年度は3つのアワード・助成プログラムに選出されました。こうして社会的に活動を認めていただけるのも、皆様のご支援があるからこそだと感謝しております。心より御礼申し上げます。
◎ デジタル庁 good digital award(D&I部門 最優秀賞)
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◎ 第2回 SDGs岩佐賞(環境の部)
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◎ デロイト トーマツ ウェルビーイング財団(第2回助成)
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◆1年の振り返り配信
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◆マンスリーサポーター募集
現在、WheeLogでは継続的に活動を支援していただけるマンスリーサポーターを募集しています。引き続きWheeLogの活動を支援したい!と思ってくださる方は、ぜひご支援いただけますと幸いです。
▼マンスリーサポーターのお申し込みはこちら(READYFORのアカウントで申し込みできます)
https://readyfor.jp/projects/wheelog_supporter
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◆これからの活動について
みなさまのご支援のおかげで「車いすでもあきらめない世界をつくる」活動を進めることができました。本当にありがとうございました。
技術の進歩は絶え間なくつづくため、これからよりよい機能を実装できる可能性があります。つまりアプリの開発には終わりはなく永遠です。
これからも応援してくださるみなさまと一緒に「みんなでつくるバリアフリーマップWheeLog!」をさらに使いやすく世の中の役に立てるようなアプリにしていきます。そして、アプリだけではなくこの世界観を共有していき、人と人との「縁」を繋げられる場所にし続けていきたいと思います。
今後ともどうぞご支援・応援のほどよろしくお願いいたします。
一般社団法人WheeLog
代表理事 織田友理子