ご支援頂きまして、ありがとうございました!
【御礼】
皆様のご支援を賜り、無事第1回目のプログラムを終了することが出来ました。プログラムを4月より開始し、授業を重ねれば重ねるほど生徒の成長する姿を見て、「始めて良かった」と心から思うとともに、皆様への感謝の気持ちが増すばかりです。
日本側の生徒は、最初はとてもシャイで、話慣れていない英語を外国の人に直接話す自信がない中で、インドネシアの明るい性格と柔らかな笑顔、そして必死に伝えたいことを身振り手振りで英語を話す彼らの姿を見て、勇気付けられ、日本の生徒の授業への姿勢が変わっていきました。
授業が始まる前に、しっかりと今日話す予定の箇所をノートびっしりに調べてくる生徒
英語が苦手だからと、事前に議題に登場する英単語を調べてきている生徒
議論が行き詰った時、次回は進むようにと世界で行われている施策を調べ、それを自分たちが出来るように企画をまとめてきてくれる生徒
そういった生徒1人1人の自分を表現することへの姿勢が変わっただけでなく、企画立案・実行する中で、書記をしたり、議論を途中でまとめたり。またはホワイドボードに書いてみたりとチームの中で自分の役割を見つけ互いにサポートし合うチームワーク力が身に付き、自分の良さや改善点が明確になったと生徒からの声も頂けて、
変えられたことが沢山あったなぁと実際にやってみて思うことが多かったです。
そして、週に1度、インドネシアの学生と議論し、互いの文化を理解しながら取り組むため、プログラム中に学生たちがいる・インドネシアのバリ島の魅力に惹かれていく生徒たち。それはインドネシア側の生徒もそうでした。
互いの文化に惹かれ、実際に研修に行く交換留学も6月と8月に実行し、ただの観光では味わえない体験をすることが出来ていました。
現地に訪れたどの生徒に聞いても、「行って良かった」と答えるのは、
議論してきた友達に実際に会って友情を深められたこと。
半年間議論した後に、会う感動はまた違ったものがあり、きっとこの交流で出来た友情は一生続くのだろうなと思えるくらい、楽しそうに過ごしていました。
そんな変化と感動を創れるプログラムは後期も続きます。
続けられているのは、このReadyforを通じて皆様がご支援してくれたからです。
「やるからには継続的なサポートをしたい。」と立ち上げたこのプログラムも、
継続的に行い、これを世界全国に展開していきたい。
そうすることで、世界全国に、学生たちが社会に出る前に交流を持つことが出来て、自分たちの将来について語り合い互いに切磋琢磨しながら、やりたいことを見つけていくことが出来る。
そして何より実現したいのは、
世界にはまだまだ多くの社会問題が実際に起きていて、
それらの事実をまず知る機会を作ること。
その事実を受け入れ、実際に行動に踏み出す経験を持つことで、
自分ごとに感じてもらうこと。
そして、ひと時の支援で終わることなく、
通信校と協力しながら、どうしたら持続可能なサポートの仕組みを創れるかを考え、
地域の人と一緒に支え合っていく文化を形成していきたい。
それが出来るのは、色んな文化の中でいる人たちと交流すること。
幅広く世界で起こっていることを出来るだけ多く知ること。
そうすると、必ず起きるのは、「自分って自国のことについてまだまだ理解出来ていないことが多い」ってことに気付けるのです。
そんな多くのきっかけを創れるこのプログラムの可能性を感じながら、
多くの競合(仲間)を作り、教育で全世界が繋がる仕組みづくりをしていけたらと思います。
こんな私ですが、今後ともよろしくお願いいたします。
五十嵐駿太(SHUNTA IGARASHI)