現状を知り動き出したとき

応援下さった皆様、本当にありがとうございます！

330万円という大きすぎる目標に、正直不安はありますが、

今、私がやるべき事は、自分の気持ちをお伝えする事はもちろん、

なぜこの考えに至ったか等、この場でお話していきたいと思いました。

 

私が「殺処分」という現状を知ったのは、2006年、

それからは、1頭でも多くの子達を救いたいと

動物保護管理所に通うようになりました。

 

ですが、現実はとても厳しいものでした。

 

当時、まだSNSがなくて、

ブログがやっと浸透した時代という事で、

情報がネット上でほとんどなかった事と、

宮崎県の動物保護管理所は悪環境だったため、

「あなたの写真は子供に見せられない」

「助けられないならカメラを向けるな」

「まるでみせしめのよう」

多くのご批判があり、

獣医師からも、命の選別をしている行為が

「残酷」だと言われたほどでした。

 

実際自分自身、

辛い現実と向き合う事から逃げたいと思い始めました。

今日、目を見て接した犬が、

翌日にはもう居ないのです…。

その子が昨日まで入っていた檻は、

その子が生きていた形跡もないのです。

まるで何もなかったかのように…。

管理所に行く度に、その繰り返しの日々でした。

あまりに残酷な現実と向き合う事が苦しくなり、

 

「もうやめようかな…」

 

この活動から逃げ出そうとしたとき、

動物保護管理所の職員さんが、

引き止めて下さったのです。

あの職員さんがいなければ、

今の私は存在していませんでした。

 

その職員さんは、映画「ひまわりと子犬の7日間」の

モデル職員の上野さんという方だったのです。

 

 

・・・次に続きます。