余命宣告された方に、講演会を通じ、勇気と希望と笑顔を届けたい

私は肺がん、胆管がんがあります。

いずれも手術や治療はしてません。

なぜか、それは肺がんは手術をしても10年生存率が33パーセントです。

3分の２は亡くなっています。

胆管がんは手術ができません。非常に難しいといわれています。

なので、このままで、がんとの共存を選択しました。

がんになって失ったものや得たもの、それは沢山あります。

まず、失ったものは

①、金で繋がっていた友達（と思っていました）

②、少しだけの涙

これだけです。

得たものは

①素晴らしい友達（ナースの団体さん）

②沢山の笑顔

③楽しい毎日

でしょうか。

ちなみに、このようなことをキャンサーギフトと呼ばれています。

がんを経験したからこそ得られるものと言う意味です。

キャンサーギフトは人それぞれです。

そんなものは無いと言う方もいるだろうし、私みたいに沢山のギフトを与えてもらうような人もいます。

今、最後に望むことは、がんで死にたいということ。

がんになった方の団体のイベントに出たときに「山田さん、がん、治さないんですって、うらやましい。私はがんを手術しちゃったから。今度がんになったら絶対に手術しないで最期を迎えたいわ」と言う方がいました。

私も同じ意見です。

治す人もいるし、治さない方もいる。

どれが正解で、どれが不正解ということはありません。

自分の生き方ですから、どちらも正解だと私は考えます。